14.《ネタバレ》 所々、セリフが聞き取りにくく、演出のぎこちなさを感じる部分もあるけれど、それぞれの心理描写が過剰でないセリフと巧みな映像、演技でなされ、見応えがある。・・・が! これはタケルの究極ナルシシズムに周囲が翻弄される、いわば、大迷惑野郎タケルの自己陶酔映画、とも言えるんじゃない? そもそも個人的嗜好として、私はタケルの様なオトコが大ッ嫌いなので、ああいう優男と簡単に寝るチエコに同性として全く共感できないのだ。とはいえ、チエコが激しくミノルを拒絶する心理は非常によく分かる。女性は、生理的に受け付けないオトコに、どこまでも残酷になれる生き物なんだよね・・・。こういう感覚、男性にはあまりないらしく、理解しがたいもののようだけれど。また、キモさを香川照之が実に上手く出している。あの髪型、猫背加減、上目遣い、卑屈なニヤニヤ笑い、ボソボソ喋り・・・etc。うーん、昔から憎からず思っているオトコとの情事の翌日に、あんなキモ男があんな近くに寄ってきたら払い除けたくもなるわな。それにしても、証言を翻すのも、ラストでバカっぽく叫ぶのも、ちょっと??・・・まぁ、「ゆれる」タケルの心、ってことなのかしらん。 【すねこすり】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-10-24 13:51:12) |
13.《ネタバレ》 最初の30分は退屈でしたが、事件が起こってからはグイグイ引きこまれました。嫉妬、憎悪、愛情、憧れ、保身、自暴自棄、信頼、裏切り。様々な感情や思惑が複雑に絡み合うことで、深みと厚みのある物語になっています。蟹江の弁護士、木村の検事が適役で、とてもよかったです。見方によって、「事件の真相」や「猛の証言の真偽」が、いろんな形に見えてくるのも面白いです。ラストシーンは「投げちゃった感」があり、ちょっと残念。 【コウモリ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-10-20 22:17:40) |
12.これはうまい構成だ。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-03-25 23:27:32) |
11.兄弟の上の立場の自分としては、ちょっとなぁと思った。オダギリジョーもよかったけどとにかく香川照之が凄すぎ。 【まきぐ】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-09-26 16:01:31) |
10.兄としては身につまされる映画でした。兄は枠内、弟は枠外、ってなんでそうなるのか?お互いそれを良しとしているのか否か?弟とそんな話をする時は来るんだろうか・・・ 【SAS30】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-08-03 16:53:36) |
9.《ネタバレ》 オンナからみた「男兄弟って、こういう感じでしょ?」的な キャラ作りが、鼻についた。というか、判り易すぎ? ほとんどオトコしか出てこない画作りは、もちろん監督が意図してのことでしょうが。 何よりも気持ち悪かったのが、音楽(音?)と生活音がシンクロするところ。 時計の針の音と、包丁を切る音とか。 そうはいっても、オダギリジョーのカッコ良さを堪能できました。 逆に兄役の香川さんは本当に気持ち悪くて、いくら役柄とはいえ気の毒に…。
【あまねね】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-07-22 14:29:14) |
8.《ネタバレ》 最後の弟の「にいちゃーーーん」って時の顔。 子どものような顔になってたのが印象的。 物語はちょっと複雑。 【あずき】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-04-24 18:00:33) |
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7.《ネタバレ》 オダギリジョーって演技がうまいんだなぁって思いました。彼はよく雑誌とかで観るけどちゃんとした演技を見るのは初めて。彼こそ洋画でも通じるのではないかと個人的に思った。映画自体はストーリーがとてもよく練られていて物語から目が離せない。けれどあの兄弟の関係と、裁判の弟の証言台、そしてエンディングでの兄の笑顔、このつながりが自分にはよく分からなかった。もしかしたら答えはないのかもしれないけどね。 【珈琲時間】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-03-21 01:06:48) |
6.重いなぁ。ちょっと苦手なタイプな作品だったけど、役者の演技力で最後まで見られた感じ。ラストの笑顔が印象的でした。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-03-21 00:09:26) |
5.う~む、これは私にとっては一度観ただけでは半分ぐらいしか理解できないような映画でした。香川照之とオダギリジョーのギラついた演技力に観ていて呑まれてしまった感じ。ストーリーを追うのに精一杯で、兄弟の感情の機微や真実については与えられた映像を観ていて「え?え?」みたいな(笑)。これはもう一度観直さなければ。とりあえず6点つけときます。 【ライヒマン】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-03-18 22:35:40) |
4.《ネタバレ》 なんだよ、「ゆれる」ってのは結局その後「元に戻る」ってことなのね。終盤でかなり不愉快になる主人公を見ててそう思った。だってさあ、何も変わってないじゃん。兄貴の方は「壊れた」のに。マジメで不器用な兄貴が、小器用な弟の偽証で7年間刑務所行き。それだけ。主人公が最初からもっとイヤな奴なら納得いくけど、最後にきてこれじゃあんまりだ。確かに強烈に気持ちが「ゆれる」けど、不愉快になって見終わる映画。 【まかだ】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-03-10 05:37:57) |
3.あー、こうくる?!っていう内容。香川照之がすんごい演技している。その香川さんがオダギリさんをべた褒めしていたのにもビビッた。キム兄がいい存在感だった。一瞬ハラハラしてしまったが、あの淡々とした話し方が怖い。アーティスティックな映像とかストーリーとか、観る人を選んでいるような所は鼻についた。でも全体的にうまい映画だなと感じた。 【おっちょ】さん [映画館(邦画)] 6点(2007-01-02 18:47:32) |
2.私が田舎ものでつまらない人生を送っているからか、この物語の深淵を覗く力がないからか…。皆さん、どのあたりでゆれました?自分自身のリアルな生活で感じる「ゆれ」よりもハッとさせられました? 【のはら】さん [映画館(邦画)] 6点(2006-10-16 23:29:26) |
1.《ネタバレ》 そうか・・・。腕の傷はそういう意味だったのか・・。自殺しようとしてたのか?それにしては縦の傷??って思っていた天然です・・。ゆれるっていうか私はこの映画でとても「混乱」してしまいました。私的にあの田口トモロヲさんを見えてとっても満足でした。それにしてもオダギリジョーはTVで見るときはいつも罰ゲームみたいな衣装を着てるけど、実はパッツンパッツンのパンツが好きなんだってコトがわかりました。 【さら】さん [映画館(邦画)] 6点(2006-09-14 16:40:18) (笑:1票) |