13.むちゃくちゃ好きな映画なので、どうコメントしたらいいものか(悩)。主役3人の魅力もさることながら、ララビー家のお父さんやサブリナのお父さん、使用人仲間、パリの料理学校の先生など、魅力溢れる脇役がいっぱい。セリフまわしもオシャレだし、コネタもきいている。私はこの映画で、ビリー・ワイルダーが好きになったし、ヘプバーンもホールデンも好きになった。もしかしたら私が映画好きになった原点がここにあるといっても過言ではない。STING大好きさん、シザーハンズ大好き(ぐるぐる)さんに続くなら、私は「麗しのサブリナ大好き」と改名しないといけないかもしれないな。つまりは、それくらい好きなんです。 【元みかん】さん 10点(2003-11-23 20:26:09) (良:4票) |
12.《ネタバレ》 遊び人の弟ではなく、不器用だけど実直そうな兄に惹かれてほしいなあと思いつつ、途中までは何ともハラハラさせられました(笑)サブリナのパリでの料理修行中の不器用さも、弟の思わぬオシリの怪我も、最後は思い切って動く兄も三者三様で良さが出ていたと思います。ビリー・ワイルダーの小気味よいテンポと、上品なラブコメのエッセンスがふんだんに込められており、個人的にはまったく中だるみを感じませんでした。
しかし何と言ってもヘプバーン演じるサブリナの魅力に溢れまくっています!!なんて事のない映画なのに8点はつけさせてしまうのは彼女だからこそ!「ローマの休日」のアン王女とは違って今回は身分が低い方にいるのに気品に溢れていて、特に目線の動きがゾクゾクします。下を見ているところからふと目線を上げて俳優さんと目を合わす独特の目線の合わせ方と「間」が何とも言えない魅力を感じさせます。
ボギーがちょっとお歳を召してしまった感も否めませんが、それでもこの2人の共演はアリかなあーと思って観ました。弟が兄に、別れのキスをしたと語った所のセリフで「彼女のキスは涙の味がした」と言ったのが、うわーーー50年代のラブロマンス!とか思いましたが、そういう一見クサく感じる言い回しも映画の雰囲気にマッチしていて好きなのです!まぁやっぱり若かりしオードリーの可愛らしさが大好きであれば、1度観て納得、2度観て更に納得の作品になっていると思います!! 【まさかずきゅーぶりっく】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-03-23 22:36:18) (良:3票) |
11.《ネタバレ》 ビリー・ワイルダー監督作品、そしてオードリー主演作品。やはり楽しかったです。オードリーにはラブコメがよく似合いますし、これもオードリーのファンにはたまらない作品。様々な名優とコンビを組んで、スクリーンの中で恋におちてきたオードリーですが、どんなに年齢差があっても、どんなにタイプが違ったり家柄が違う相手でもいい絵になってしまう。これもオードリーの魅力。実に効果的に挿入される音楽や小道具、一つ一つが無駄の無い巧みな演出と相変わらずの楽しい脚本で楽しませてくれるワイルダー監督も流石です。オードリーと言えばジバンシーを華麗に着こなす姿が有名ですが、本作のオードリーに関しては時間は短かったけど断然パリに行く前の方が可愛かったなあ。普段着でパーティーの様子をこっそり見つめる彼女や、ガレージの中で隠れながらコホッ、コホッと咳き込み、車の下から頬を黒くして見つかる彼女がとても可愛かったです。ワイルダー監督、オードリーのコンビでは「昼下がりの情事」の方が好みですし、ワイルダー監督の映画もオードリー主演の映画も他にもいっぱい素晴らしい作品がありますが、それでも本作でもオードリーの魅力を十分堪能し、映画としても十分楽しませていただきました。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-08-05 21:49:55) (良:2票) |
10.撮影中、ボギーがオードリーに好意を持たなかったのは当時から周知の事実。そんなことが作品に影響して云々とかいうとそう見える。当然である。この作品においてライナスとサブリナは最後まで互いの好意が表に出ない設定であり、ウィリアム・ホールデンのネタにしてもデビッドのキャラと丸かぶり。ゴシップネタを準えて其々のキャラをやっと認識できる、という観方もあろう。それ程単純でないキャラ達を軽いタッチで収めるビリーマジック。誰か1人に焦点絞って観ても楽しめる主演3人。魅せられました。互いの心の裏側に対する想像力をかき立てられました。リメイクした方はかなりサブイナ。 【スルフィスタ】さん 10点(2003-09-22 13:08:06) (良:1票)(笑:1票) |
9.アメリカ人の好きなシンデレラ物語。オードリーのかわいさ、魅力だけで見せてしまう。ファッションや雰囲気はとてもいいがあのビリー・ワイルダーでさえもこの陳腐なストーリーを名作には出来なかった。話に突っ込みたくなる所も多々あるし。ずっと憧れてた弟から兄へ心変わりするってのがただハイソな生活に憧れる軽率女に見えないこともなく好きなキャラではない。原因のもう一つはボギーにある。彼はそもそもこんな小娘相手の恋愛ものなどやりたくなかったという(彼にはハードボイルドな役柄が似合うんだし)。しかも撮影現場はオードリーとホールデンが仲良しで、ワイルダーも加わるのに彼は疎外されたと思って益々面白くなかったそうな。そのせいかオードリーは一生懸命やってるのにちっとも愛情や誠意を感じ取れない。 だから面白くないのはミスキャストが 最大の原因かも。<追記>こう言ってもやはりこれも彼女の魅力が大きいのですみませんが本音で点数アップ。 【キリコ】さん 7点(2003-02-19 21:05:30) (良:2票) |
8.《ネタバレ》 名作なのは認めますが、いかんせんセリフが多くて長くてダレました。 パリに行って垢抜けたと思ったら、急にモテモテになり二人の男を行ったり来たりなんて都合の良いこと。しかし、主演男優が父親の年齢にしか見えないのはいかがなものか。 オードリーが好きかどうかでも評価は変わると思いますが、ヒョロ痩せ型なんでまったく身体的には魅力を感じず。 コメディータッチという設定のようですが、お父さんの存在も特段笑えません。 ボガートとサブリナの気の利いた会話なんかは良かったですが、全体的にはこの点数です。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-06-17 21:40:11) (良:1票) |
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7.《ネタバレ》 お抱え運転手の娘と大金持ちの当主の息子。デビットがお尻にケガしてマヌケな姿になったところで、本当の王子役はデビットではないとわかる。 途中から結末は見え見えだけど、安心して見ていられるベタなラブストーリー。帽子のつばを直すことで正体を伝えるシーン等、ところどころにビリー・ワイルダー監督らしいシャレた演出が見られる。 ただ、サブリナに「ローマの休日」のアンのような魅力はない。スレていなくて素直な点は同じにしても、あれだけチャラいデビットに惹かれるミーハーっぷりを見せながら、すぐに兄ライナスに心変わりするのは薄っぺらい女にも思える。誰の言うことも聞かない跳ね返り娘だったのに、ライナスの企みを知った場面で妙に物わかりのいいレディになって引き下がるのも不自然。 一番の障害は、ハンフリー・ボガートとオードリーが父娘にしか見えないこと。これでは話に乗れない。 【飛鳥】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-09-21 22:28:35) (良:1票) |
6.ボガートが藤田まことに見えて仕方がない。ストーリーは悪くないと思うのだが、キャスティングのせいでどっちを選ぶにしろヒロインの男の趣味が悪すぎに思えてしまい、同じ女として感情移入が全く出来ず困った。見所はヘプバーンの脅威の細腰(!)とファッションぐらいか。 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-07-09 14:55:16) (良:1票) |
5.明るく楽しくちょっとドタバタな内容と、主演がオードリーというキャスティングが合っていません。オードリーの場合、表情がいちいち真剣すぎて、こういう話には合ってないんじゃないかな。ハンフリー・ボガートとウィリアム・ホールデンの豪華対決というのも、それ自体は見所があるんだけど、ちょっと重たくて雰囲気を阻害している気がする。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-06-08 02:03:04) (良:1票) |
4.作品の雰囲気、そして、内容もこの後の同じビリー・ワイルダー監督の「昼下がりの情事」と何となく似てる気がするし、好みというならば「昼下がりの情事」の方が好きだし、二番煎じと言われればそうかもしれないけど、オードリー・ヘプバーンにはやはりこういうラブコメ的な作品こそよく似合う。「ローマの休日」が彼女の最高の映画とすれば、その次にくるのは「昼下がりの情事」か「シャレード」でその次がこの作品です。彼女の見せる美しさと可愛さ、品の良さ、女優という枠を超えた親しみやすさこそ最大の魅力であるオードリーが十分に見られる映画として外せない映画です。この作品もそうだけどオードリー・ヘプバーンが何故、今もこうして多くの映画ファンに愛され続けているのか?老若男女問わず愛されるのか?見れば誰もが納得いくと思うぐらい輝きを放っている。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-06-17 22:32:09) (良:1票) |
3.ウィットに富んだセリフ、随所でいい味出してる小ネタ、魅力的な脇キャラたち。映画全体の雰囲気が大好きです。そして何よりやっぱりオードリーが可憐で可憐で…!片時も目が離せません!この映画の私的キーワードは「reach for the moon(月に手を伸ばす)」。Don't try to reach for the moon, child.とたしなめる父、「今は月にロケットを飛ばすような時代だよ」と励ます料理教室のおじいさん(男爵?)、You're still reaching for the moon.と再びたしなめる父にNo, father. The moon's reaching for me!と答えるサブリナ。このセリフはすべての映画におけるマイベストセリフと言っても過言ではありません。あと「バナナの歌」は私も好きです(笑)クルマを洗いながらno banana~♪と口ずさむサブリナ、可愛すぎます。…ただ、個人的にはボギーに魅力を感じなかったので-1点で。軽薄だけど憎めないヤツを演じたホールデンの方にメロメロでした~w(私がね!)。サブリナへの(抑えているにしろ)愛情が感じられなかったのは、スクリーンの外でもヘップバーンをあまり気に入ってなかったからだとこちらのレビューで読んで、なるほど…と思ってしまいました。リメイク版はハリソン・フォードらしいですが、ハリソンみたいな人ならカンペキだと思います。 【ROMY】さん 9点(2004-08-31 13:15:30) (良:1票) |
2.ああ、ボギー!オードリーのそばに寄っちゃいかーん! ただでもデカい顔がさらにデカく見えてしまう!(←いやこれマジで)。で、内容の方ですが、ビリー・ワイルダー作品ということでちょっと期待しすぎたのが失敗だったか、もうひとつ気分的に乗らないまま終わっちゃった、という感じで。キャストがこの面子だからそれなりに見栄えがするけど、他の人が出てたら結構ヤバかったかもね。え?リメイクしちゃったの?あれまあ。 【鱗歌】さん 6点(2003-11-23 01:55:04) (笑:1票) |
1. オードリーにとって花の都巴里でユベール・ド・ジバンシーとの出会いを生んだコトでも有名なのが本作。サブリナ・パンツが今だに通用するファッション用語であるならば、当時の映画の果たした影響力の強さを垣間見る思いである。ワイルダーにとっては「ローマの休日」でのワイラーと同じように、実に余裕綽々たる演出であり、特に野心的なディレクションが見られないコトと、ライナス役のボガートが小娘とのラブロマンスというストーリー展開に今イチ乗り気薄な演技で何か空回りしている点とを割り引くと…7点が妥当かな?実際、自分ならオードリーの可愛さは巴里に行く前でも充分オッケーだけどなぁ。 【へちょちょ】さん 7点(2003-02-22 03:09:09) (良:1票) |