13.昨今の日本アニメは、とにかく見た目だけ、ビジュアルだけの作品が多くて、中身はというとスカスカか作った本人にしかわからないものかのどっちかしかないようなものばかりだったわけですけど、そういう中でこの作品は見た目じゃなく中身で勝負した稀な一本なんですよね。主人公に愛着が湧くし、物語の展開の仕方もうまいですよね。タイムリープなんてものが簡単に出来ちゃうと、本当はこの一瞬一瞬はもう戻ってこない、つまり時間てのは凄く大切なんだけど、そういうのを忘れちゃう。主人公は結局はその時その時の大切さを学ぶわけだけど、よくよく考えると、タイムリープなんて出来ない私も、実はタイムリープしまくる彼女みたいに、かなりいい加減に人生を送っているような気がします。こういう絵柄に内容だと、実写でもいいんじゃないのって意見もでてくると思いますけど、こういう類の爽やかさって、たぶんアニメでないと表現出来ないんじゃないかと思いますね。 【あろえりーな】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-05-20 01:50:49) (良:1票) |
《改行表示》 12.まさに「そこそこに面白い作品。ま、損はしてないかなって感じ。 」だなあ。 今回の原田知世がアニメ化されたのは、タッチの南ちゃんが長澤まさみで実写化されたのになんか似ているなあ。昔のちょっと透明感があってやんわりした感じの女子高生が、リメイク版ではやたら元気で前向きで。ちょっと見ていて疲れるんだが、今は女子高生主人公はこういうタイプにしないと受けないのかな?まあこれも時代の流れかな?と。私は真琴よりはオバサン?の「芳山くん」の方がいいんだが、まあそれは私がオジサンだからかな?どうせなら声優も原田知世にしてほしかったよ。 (原○知○で、名前は微妙に似てるけどさ・・・) 【東京50km圏道路地図】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-05-14 01:56:46) (笑:1票) |
11.《ネタバレ》 いゃ~参りました、前評判通りです~ こんなストーリー展開、誰が予想出来たでしょう!クライマックスのドキドキ感、結末の衝撃、そして切ない青春の一コマ..完全に、してやられました! 脚本がイイですね~ 演出もすばらしい~ 特に主人公 真琴の、あの分かりやすい性格と、お調子者(おバカ)加減が、ほんと 絶妙~(笑)..後半のシリアスな部分も、とても上手く描ききっています..エンドロールを観ながら呆然と余韻に浸ったのは久々でした..作画に関しては、微妙かな..そういうタッチだと言えばそれまでですが(某アニメ夜話の解説では、キャラクターに影無し手法を取り入れているとか)..遠近感に不自然なところがあるし、細かい動きに上手いところもあれば、素人並みの下手なところもある..まぁ~内容の方がこれだけ面白ければ、全然許せる範囲なんですけど..何はともあれ、本作が日本アニメ史に残る“傑作”の一つになることは、間違いない!でしょう~ ブラボー!! 最後に ツッコミどころ を列挙します(-1点の理由です)、気分を害される恐れがある方は読まないで下さい..・ 「うん すぐ行く、走って行く..」→ 真琴は千昭に会いに行くつもりか?どうやって?仮に会えたとしても、おばあちゃんになってるぞ~(え、そういう意味じゃない?) ・ 千昭はどうして最後の1回なの?→ アホでなければ、もっと余裕をみてタイムリープして来るでしょ..途中で使っちゃったの..かな? ・ 千昭はカラオケの時点で→ 絶対、気付くはずです!真琴がタイムリープしていることに.. ・ 千昭が危険を冒してやって来た理由が→ あの絵だなんて..説得力に欠ける..何か深~い意味(事情)があるのか? ・ 真琴がタイムリープした時→ 何故か服が替わってるぞ!?..このように詰めの甘い部分を挙げればきりがない..のですが、そこがタイムスリップものの辛いとこかな... 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-05-08 16:51:49) (良:1票) |
10.《ネタバレ》 この作品を一言で表現すると「うまいっ!」に尽きる。まず声優陣がうまい。台詞がものすごくリアル。人物の何気ない動作もリアル(ベッドの上で携帯を転がりながら取るシーン・真琴の目の動きなどなど)。そしてストーリーのテンポが良い。とにかく「センス」を感じさせるシーンが多いんだよね。最初、人物の絵が「なんか安っぽくね?」って違和感を感じるけど、時間が進むにつれて、それがいい味に思えてくる。背景とかタイムリープする場面が逆に引き立つもんね。何か「時をかける」のは観てる自分じゃないかなって思うくらい青春時代を思い起こさせてくれる。アニメーションの奥深さと素晴らしさを感じる良作でした。 【tonao】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-05-07 22:26:56) (良:1票) |
《改行表示》 9.いやぁ・・これは参った。。 邦画アニメとしては久々の満塁ホームランですよ。 いまさらラブコメ青春ストーリーを見るつもりはなかったけど ココでの評価を元に新作レンタルであるのにも関わらず 借りてきちゃいました。 まさに見始めたら止まらないカッパえびせんの如く 怒涛の98分でしたねぇ。 しっかし何なんだろこの感動の嵐は。 あれらの出来事が全部自分の周りで起きた事でもないのに 何だかバーチャルで実体験したかのようなデジャブに襲われました。 序盤こそ軽い展開で首捻りそうになりましたけど ブレーキの効かないチャリで坂道を駆け下りる辺りから 物語の世界に見ていた私がタイムリープしちゃいました。 何かすっげぇ鳥肌立ちまくりでこれほどの作品があった事を 知らなかった自分が恥ずかしい。 まだまだ日本のアニメも捨てたもんじゃないですね! アニメの点数には甘い私ではありますが本作は文句なく10点献上!! 【sting★IGGY】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-05-01 22:18:32) (良:1票) |
8.こういう質の高いアニメが日本にある事を誇らしく思います。主人公の明るい躍動感と静かな夏の日の風景が印象的。大人になって観ると切ないですね~笑ったりウルウルしたり思いっ切り感情移入しちゃった…。取り戻せない過去を自覚する事で人間は成長するのかな。未来に何の不安も抱いてなかった時代が懐かしい。また何年か経って観賞したい作品です。 【Tweety】さん [映画館(邦画)] 9点(2006-12-26 18:56:59) (良:1票) |
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7.主人公の喜び、悲しみがよく描かれていたと思う。主人公の喜びとは、仲の良い友人らとなんとなくつるむことであり、悲しみとは、このなんとなく感じる幸せが近いうち終わってしまうということになんとなく気づいていることだと思う。 【SOS】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-09-13 14:23:35) (良:1票) |
《改行表示》 6.《ネタバレ》 せつない映画です! 映画館で泣いたの(といってもウルウル程度だけど)は初めてかも。 どんな嫌なことが起こったとしても、その瞬間に心に刻みつけた「過去」は大切な思い出であり、自分やみんなの生きた軌跡。それをなかったことにしてしまう、このこと自体、とてもとても切ない。序盤いとも簡単にタイムリープを繰り返しやってのける真琴だが、この時点から私は切なさで胸がいっぱいでした。 そして、怒涛の展開を見せる映画後半も胸が締め付けられっぱなしw 終わって気づけば映画の始まりから終わりまで、たった1日しか進んでない。なんだこの密度(笑)!! 大好きだこの映画。 でも一言(原作読んでないからあまり下手なこと言えないんだけど)、退廃した未来という設定は話を急にSFチックに見せちゃったので余計だった気がします(現実にあり得る未来だとしても)。千昭はもう少し近い将来から来た人であって欲しかったな。 画、音楽、声優陣全てが恐ろしいくらいマッチしまくりで、この作品の雰囲気を作り出しています。個人的には妹の美雪ちゃんの声に萌え~でしたw それにしてもタイムリープの回数制限がもしなかったら、何の教訓もない映画になってたんだろうな。 【チヤルカ】さん [映画館(邦画)] 9点(2006-09-07 01:59:07) (良:1票) |
《改行表示》 5.時をかける少女…と聞きますと タ・ラ・タ・タラタン♪タ・ラ・タ・タラタ♪ という“タイムトラベラー”の曲がまず最初に脳裏に浮かびます そして トーキーオー♪サーワーダケンジー♪ という原田知世さんの声で替え歌が聞こえてきます 今回の作品は以前の2作品のイメージを薄らげる(良い表現ではないですが…)ほどの名作だと思います 地元で上映してくれて良かった 観れて良かったです 【栗頭豆蔵】さん [映画館(字幕)] 10点(2006-09-04 22:51:03) (笑:1票) |
4.《ネタバレ》 素晴らしい 傑作! 【ぺぷとりじ】さん [映画館(邦画)] 10点(2006-08-22 20:49:27) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 野球は永久に不滅です.故に-1点! 【マー君】さん [映画館(邦画)] 9点(2006-08-08 23:28:19) (笑:1票) |
2.《ネタバレ》 旧作のファンとしては、正直観るのに不安もあったわけです。ましてや、島田淳子版「タイムトラベラー」をリアルタイムで観たおっさんな私です。間には関連性のない「続タイムトラベラー」や角川春樹監督モノクロ版も挟まってるので… 素晴らしかった。一昨日ジブリの愚作観たので余計にそう感じます。アニメの持つ、視点や想像力を詰め込める自由性を最大限に発揮して申し分ありません。シナリオも文句なし、旧作ファン(信者もいますから)へのサービスも存分ですが、初めてふれる観客のことを充分考えてつくられています。「絵を見たかった」の元ネタは梶尾真治のクロノス・ジョウンターでしょうが、おなじタイムトラベル物ですから大いに結構。ただこの絵の由来を端折ったので少し減点。時間ネタはここを詰めないと腑に落ちないのでね。あ、梶尾氏も記述してないな、先への含みをはらんでるのかな? 放課後の実験室と、坂道の使いかたは見事だったけど、芳山くんの書棚に3ショットの写真ってのはちょっと勇み足、まぁご愛敬ってことで。 【shintax】さん [映画館(邦画)] 9点(2006-08-01 21:04:31) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 わざわざ雨の中映画館に行ってよかった。そう思える作品。タイムスリップ、野球、夏という個人的に好きな要素が入っているだけでも良いのに、ストーリーもよかった。正直最初はどうかなーと思ったけど、観た後は爽快な気分になった。青春ていいなーと思った。 【十人】さん [映画館(邦画)] 10点(2006-07-28 03:46:43) (良:1票) |