4.人生をDVDのメニューのように自由に操作できるリモコンというアイデアは秀逸です。このアイデアにアダム・サンドラーの腕前も加わり、コメディ部分は非常に楽しめました。時間を止めている間に気に入らない相手をビンタしたり股間を蹴り上げたりとサンドラーらしいギャグが多くあって、志村けんのバカ殿様を見ている時のような抜群の安定感を感じました。ただし人情話になると途端につまらなくなったのが残念。「ブルース・オールマイティ」などもそうでしたが、独特のアイデアを活かしたコメディ部分は面白いのに、どうしてオチは毎回「日常こそ得難い幸福。家族を大切に」というありきたりな説教になってしまうのか。アメリカ人はこういう説教が好きなのでしょうか?最後まで人を食ったような話にしてもよかったと思います。また説教映画にするならするで、もう少しやりようがあったと思います。ルックスも性格も最高の奥さんと、素直でかわいい子供が二人も家にいるのですから、サンドラーが家庭に不満を持つ背景がイマイチ弱く感じました。ケイト・ベッキンセールが家にいれば幸せだろ!と誰もが感じたはずです。また、仕事が悪として描かれている点も、何か倫理感がズレているような気がしました。お父さんは家族を養うために仕事をし(職場は決して楽しい場所ではありません)、奥さんも子供もお父さんが頑張って仕事をしてくれているおかげで豊かな生活を送れているのですから、仕事は悪、家族のために何が何でも時間を持つべきという価値観にはあまり賛同できません。本作におけるサンドラーの仕事ぶりは決して極端なものではなく、家族を養うための範囲を逸脱しているように感じなかったため、このメッセージを伝えたいならもっと極端な仕事中毒にすべきだったでしょう。 【ザ・チャンバラ】さん [ブルーレイ(吹替)] 5点(2009-07-21 19:49:15) (良:1票) |
3.笑いあり、涙あり、感動ありの劇中を通して、 視聴者に人生を見つめなおす機会を与えてくれる素晴らしい映画。 人間は愚かなもので、失ってみないと物事の大切さが分からない。 失ってみて初めて、普通のことのありがたみに気付くんだよね。 この映画は、自戒をこめて定期的に観ています。 原題も邦題も、いまいちパッとしないためか、あまり話題にならなかった作品だけど、 ぜひともいろんな人に観てもらいたい映画。 それにしても、ケイトみたいな嫁さんが家にいたなら、毎日が祭りだ。 【ワイティ】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-10-11 01:37:30) (良:1票) |
2.丁度嫁と大喧嘩した後に観たので、仲直りしようという気になった。 【カタログ】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2008-09-13 15:05:29) (笑:1票) |
1.全編を通して笑いあり、それでいて最後はボロボロに泣けてしまう、そんな映画でした!「はやく明日になればいいのに!」って思う日とかしょっちゅうあるんだけど、この映画を観てそう思ってしまう日も含めて無駄な一日はないんだなって思った。今ある幸せは大切にしないとね! 【たいがー】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-30 15:08:50) (良:1票) |