4.この作品に高得点を付けていらっしゃる多くの方と同じように、自分もぶりぶりざえもんの大ファンです。救いのヒーローなのに強きを助け弱きをくじき、腕っぷしは無いけど結構器用で、法外な報酬を要求するけど結局は金ぬきで人助けをしてしまうぶりぶりざえもん。とても人間くさい愛すべきぶたです。正直、ぶりぶりざえもんが活躍してくれるだけで自分は満足なのですが、全編を通じて描いている「親子の愛」や下手な実写より数段上のアクションシーンなど一作品としても非常に素晴らしい出来だと思います。クレヨンしんちゃんは「食わず嫌い」な方が沢山いると思いますが、映画のクレしんを観ないのは本当にもったいないです。最後に、ぶりぶりざえもんの魅力を余すとこなく表現された声優の塩沢兼人さんのご冥福を心よりお祈りいたします。 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-04-15 10:26:00) (良:2票) |
3.劇場版クレヨンしんちゃんの3大傑作と言えば「大人帝国の逆襲」(2001),「戦国大合戦(2002)」,そして,本作「ブタのヒヅメ大作戦」(1998)である.野原しんのすけのおバカっぷりは期待に違わぬ愛くるしさがあるが,本作ではそれ以上に,筋肉の玄田哲章さん,お色気の三石琴乃さん,ぶりぶりざえもんの故・塩沢兼人さんが良い仕事をしている.特に,ぶりぶりざえもんは配役の妙が素晴らしく,塩沢さんにあの台詞を喋らせたことが本作の醍醐味であるとも言える.むろん,根底には家族愛と,人間(ブタ?)の成長という,劇場版クレしんの傑作において,常に語られているテーマが張り巡らされているのも見逃せない.ただ,難点を挙げれば,本作のIZAMのようなゲスト声優の起用がやや興ざめをもたらすことか.こうした無駄な話題作りをせずとも,劇場版クレしんは十分に愉しい.最後に,ぶりぶりざえもんよ,永久に.塩沢さんのご冥福をお祈りします. 【ゴス】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-03-28 12:29:31) (良:2票) |
2.やっぱり塩沢兼人が演じるぶりぶりざえもんは最高ですね。懐かしく観れました。ただストーリは、ぶりぶりざえもんのくだりはすごく良かったけど、それ以外では取り立てて印象に残ったシーンはないので、この点になりました。 【はりねずみ】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-02-08 20:18:37) (良:1票) |
1.感動となるとどうしてもあざとさが出てしまうものだが、あざとさが微塵も感じられない。それは感動を外部からの強制ではなく、内部から自然に出てくる感動だからに違いない。むしろ、感動する必要無しと言わんばかりの悪ふざけなのだが・・・それだけ正直な作品なのだと思う。 【taron】さん 8点(2004-08-15 13:14:57) (良:1票) |