1.《ネタバレ》 シリーズ初、富江が出てこない「富江」。富江の本体は何処にいるのか?という疑問のみで引っ張り続ける強引な脚本には関心するが、低予算ゆえの悲しさか、登場人物が少ないので速攻で美波が富江本体だということが分かってしまうのが残念。「遅いジャナーイ!」と微妙なカタコトで登場する伴杏里バージョンの富江には心底脱力させられるし、「男が全ていなくなれば戦争もテロもなくなるわ!」と伊藤潤二の構築した富江のキャラクター像を根幹から引っくり返すトンデモ台詞が飛び出したりと、監督がやっつけ仕事で撮ったとしか思えないような場面が満載。はっきりいってVシネマ以下の代物。関西テレビで放送した「富江 アナザフェイス」の方がよっぽど出来が良い。 【終末婚】さん [DVD(字幕)] 3点(2007-03-11 11:50:11) (良:1票) |