《改行表示》 5.他人同士の夢が混じりあい、夢と現実が交差する妄想120%アニメ。夢の世界を使うとなると、一切の制約がなくなってしまうわけで、描き手が描きたいものは全て脈絡なく登場することが許されてしまうと同時に、受け手を置いてけぼりにする可能性が生じてしまう訳です。だからといって、夢の世界を描いてるのにあんまりわかりやすい世界でちじこまってしまってもつまらない。 で、この映画は、暴走具合がわかりやすくて豪快で気持ち良い。無茶苦茶な話ではあるのにシンプルな冒険活劇としても意外と成立していて面白い。この絶妙(もしくは微妙)なバランスはやはり、観る人を選ぶのかな。僕は好きです。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-05-31 17:04:54) (良:1票) |
4.サイコな映像は好みが別れそうだが、自分的にかなり楽しめました。平沢進の音楽もなかなかステキで耳に残ります。 【真尋】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-11-17 06:27:10) |
3.面白かった!!今まで観てきた今監督の作品の中では、エピローグでの締め方も含めて一番、読後感の良い映画でした。前作の『東京ゴッドファーザーズ』の体ヒョロヒョロ・手足ブラブラでなく、体と動きがしっかりと描けていた作画も良かったです。 でも平沢進の音楽に乗せて空を翔る何度見ても気持ちよいシーンが、あっさりと終わってしまうあたりの演出が残念。(『千年女優』でも、歴史絵巻を背景に千代子が馬>馬車>人力車>自転車と駆け抜けるシーンが突然終わってしまうのとそっくり...。) また、監督本人も音声解説で言っていた「"間"を置くのが苦手」と言う言葉にも納得。(笑) 観客の「ここ、もう少し見ていたい」とか「一息つかせて」という暇を与えずに次の展開に移ってしまうスピーディーさ。 しかし他の作品もそうだけど、90分という尺とこの駆け足さで多少の物足りなさが残る"腹八分目"具合がミソなのかも。実際、気軽に何度でも見返したくなるんですよね、この監督の作品って。 【リン】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-13 22:48:42) |
2.悪夢の行進に圧巻。バグった精神という感覚を覚えた。 |
《改行表示》 1.他人と夢を共有するっていう原作設定とリズミカルで浮遊感のある平沢進の音楽を上手に使いアニメにした思います。 現実感が無く、狂気を感じさせるアニメーションがすごい快感で衝撃を受けました。 他人におすすめできるアニメ映画。 【寺 梅斗】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-01-14 09:58:12) |