5.長男が「ギリシャ神話って何?」と尋ねてきたのをきっかけに、「タイタンの戦い」を見ました。
私はこの映画を、小学生の頃にテレビの洋画劇場で見て夢中になりました。レイ・ハリーハウゼンの人形を使った不思議な映像が面白くて、「シンドバッド黄金の航海」など、彼が手掛けた映画がテレビで放映される度に録画して見たものです。
今回、自分自身がもう一度見たい&子供にも是非見て欲しいと思い、CGを使った2010年版では無く、オリジナルの1981年版を借りてきました。
改めて見ましたが、約40年前の映画とは思えない特撮。映像から目が離せませんでした。CGでは全く比較にならない手作り感は何とも言葉になりません。「人間のアナログ的な手技でここまでのことが出来るのか」と驚かされます。やっぱりこの映画は凄いと思いました。
子供たちが映像の見事さを感じてくれていたかどうかは分かりませんが、三人の魔女、ペガサス、メデューサなど、子供が喜ぶ空想のキャラクターが次々と出て来て、それなりに楽しんでいたようです。 【wayfarer】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-06-14 02:28:41) (良:1票) |
4.子供の頃にオヤジに連れられて初めて劇場で見た映画がコレなのですが、テレビの深夜放送でやってたので思わず観てしまいました。で、やはり幼少の記憶どおりメデューサ戦はハリーハウゼン作品としては屈指の出来栄えですね(思わず姿勢を正してしまいます)。目線が合うと石化してしまうという神話上での設定もさることながら、薄暗い地下迷宮をつんざく「ギュゥィィーーーンン!!」と言う弓矢の音がタマリマセン!!(ヤツは弓の名手でもあるのダ!!)。ん~~やっぱりこの頃のダイナメーションはいい味出してますね。特撮ありきの作品ではありますが、ああいった手作り感はやはり観ていてワクワクさせてくれます(と言うことで7点献上)。それはさておき主役のあんちゃん顔濃いいな~。なんかペルセウスと言うよりもバトルケニアって感じです(笑)。 【ぶらき】さん [地上波(字幕)] 7点(2005-06-18 16:23:49) (良:1票) |
3.ハリーハウゼンが手掛けた映画では、実質上これが最後の本作品。CGが主流の昨今、手作り感溢れるモデル・アニメーションという技法は、古き良き“特撮”そのもので、ある種の新鮮味さえ感じさせる。 この映画でのお気に入りは、やはり髪の毛が蛇というメドゥーサの登場シーン。見る者を石に化すというので、勇者ペルセウスはどんな戦法で闘うのかワクワクドキドキしたものだ。子供の頃から、ファンタジックな世界を楽しませてくれたレイ・ハリーハウゼンに「ありがとう! ! 」の意を込めて …8点。 【光りやまねこ】さん 8点(2003-07-12 20:47:23) (良:1票) |
2.ハリーハウゼン後期の傑作です。ダイナメーションも円熟というか、すごいです。この味わい深さは多くの人に味わって欲しい。相変わらず主役の人が若々しくなくて素敵。アンドロメダは彼の映画のヒロインの中では一番可愛い。一回目はストーリーを楽しみ、二回目以降は特撮を楽しむ、何回も見たい映画です。ファンならずとも必見。 【ぽんぽん】さん 9点(2003-06-09 22:53:54) (良:1票) |
1.レイ・ハリーハウゼンの特撮が見事。今時のCGより、1コマ1コマの特撮の方が、断然素晴らしいです。音楽も本当にいいですし、豪華なキャストもいいですね。キャストは渋いところを突いている俳優陣で、キャスティングした人に点数をあげたいです。出て来るギリシャ神話の怪物も迫力あって、すごいです。特に、メデューサは圧巻。このメデューサが登場したシーンで、物凄い恐怖感が感じられました。メデューサが首をはねられるシーンで、絶命する時の絶叫に似た悲鳴を上げる声が、非常に女性らしくて印象的でしたね。ギリシャ神話の悲しい話を娯楽大作にしたところが、素晴らしいです。 |