《改行表示》 6.《ネタバレ》 この普通のラストにしたのは監督意図でしょうね。 実に最後の方は淡々と進んでしまった。 そこまでせっかく作りこみしたがあっさりなのはなんでなんでしょうかね。 ちょっと惜しい。 デビット・モースの演技力にブルースが方向性を変えたのがうまく絡んだのが良かった。12モンキーズを思い出してしまう。(モースはちょとしか出てないですが) 監督が2人の組み合わせにしたのは少なくと関係はありそうと自分は思った。 2人の元相棒刑事が目の動きと表情でその感情を表現しているのには実に見ごたえがあったと思います。だからこそ、最後までこの2人で押したかった。 もう囲まれての銃撃は読めちゃうべたなものなのがちょっと興醒め。 もともとこの手の話はストリーが決まっちゃっているんで、ラストまでもっと引っ張ってゆくべきと思います。 モス・デフの役はこの映画の重要な要素だからこそであるので、ちょっと私の評価は辛いですね。彼の純粋さにジャックが導かれるんですがどうもそこが完璧に自分を騙してくれない物足りなさを感じる。 【森のpoohさん】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-02-20 01:32:29) |
5.恥ずかしながら中盤までブルース・ウィリスだと気づかなかった。似てるなぁとは思って見てたのですが(汗)。拳銃を取りにある家に入る。あきらかに主人公の自宅だと思わせて。トイレに入るモス・デフに便座をあげろと言うとあがってると。そこで意味深に男の写った写真に目を移す。当然私の脳裏に『ラスト・ボーイスカウト』のあの場面がよぎる。あっ、ブルース・ウィリスだ!とやっと気づく。自分を擁護するわけじゃないけど、このブルース・ウィリスの変身ぶりには恐れ入る。渋いっス。警察官と犯罪者のコンビ、白人と黒人のコンビ、警官同士の戦い、どこにでもあるありふれた駒を最大限に駆使して頭脳戦、心理戦、銃撃戦とひっきりなしに見せてくれる。その合間に挟まれるバスの人質とのやりとり、アパートの住人とのやりとりは戦いの(観ている側にとっての)小休止。個人的にはこの小休止をもっと短く端折ってくれても良かったような気もしますが、総体的には楽しめたので、ぎりぎりの7点ってことで。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-11-13 12:29:25) |
《改行表示》 4.《ネタバレ》 16ブロック先の裁判所に証人を護送するだけの簡単な任務のはずだったが、その日だけはいつもと違った。護送中の証人の命を仲間の警官が狙っていたからだ。いつものジャックであれば仲間を裏切ったりしなかっただろうが、その日だけはいつもと違った。その証人と出逢ったことで何かが変ったからだ。仲間を裏切りNY市警から追われ、最悪の日となってしまったが、アル中で堕落した日々を過ごしていたジャックにとって人生を変える吉兆に思えたのだと思う。昔の不正を自ら懺悔し人生をやり直すことができた。 人生を変えるにはいつもと同じことをしてては変らないと言う事だと思う。いつもと違うことが続いたらそれが吉兆かもしれませんよ。 災い転じて福となる。 【nishiken】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-11-04 04:31:05) |
3.今まで何とも思ってなかったブルースウィリスがやたらとカッコよく見えたのは僕だけ?てかまずこの映画の出演者が基本的に渋い笑ストーリーも大きい話ではないけど十分面白かったしちょっと感動だし何しろ皆泥臭く生きてる姿が最高にカッコいい。 【たいがー】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-10-28 23:19:51) |
2.久しぶりなブルース・ウィリスなんですが、、あ、あのブルース・ウィリスがぁ!!!アル中にでかっ腹にアルコール飲料片手に勤務してる、いつものイメージを覆すような雰囲気が何故か似合ってる。。規模のちっちゃいところと短い時間がなんだか「フォーン・ブース」と似ててよかったです。デヴィッド・モースの善人役でも悪役でも似合う彼の演技は好きね。たまにツッコミどころがあるけど、普通に楽しめる映画だと思います。リチャード・ドナーってのは映画作るのがほんと上手い!! 【M・R・サイケデリコン】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-10-25 21:52:18) (良:1票) |
1.警察内部の不正の証拠を握るチンピラを裁判所まで護送することになった刑事と、それを阻止せんとする悪徳警官一味の攻防を、ニューヨークはダウンタウンの僅か16ブロックにギュッと凝縮した「ガントレット」。流石に「ガントレット」や「ダイ・ハード3」みたいに派手なシーンはありませんが(でも「バス」はちゃんと登場します)、ほとんどリアル・タイムで進行する101分を、映画は一気に駆け抜けて行く。緩急をわきまえたリチャード・ドナーの職人的演出と、アル中刑事が思い切り板に付いてるブルース・ウィリスの存在感で、中々の佳作に仕上がってると思います。そして物語を通して語られるテーマが“people can change”。正にありきたりなテーマなんですけど、意外にもエピローグでは少し目が潤んでしまいました、7点献上。 【sayzin】さん [試写会(字幕)] 7点(2006-09-29 00:05:22) (良:1票) |