6.《ネタバレ》 久々に感動した。最近、観た映画の中で一番いいかも。 どうにもならない人生ってあるよな~って考えながら見たよ。 最後の漫才のシーン、群集の中で顔を潜めながら拝んでる姿はすごい心に響いた。 カメラ演出がかなりいい感じで思わず兄貴を俺も探しちまった。いい映画だな~ 【ジェームスディーン】さん [映画館(吹替)] 10点(2007-03-27 17:05:29) (良:1票) |
5.沢尻エリカの可愛さは尋常じゃない。でも、言葉が変。 物語は終始辛気臭い展開で進む。 沢尻エリカの言葉も終始変なままに進む。 何か重い言葉を発しているのだろうけど、どうしても変に聞こえる。 そんなこんなで違和感ありまくりのままラストを迎えるのだけど、 玉鉄の渾身の演技でそんなの全部吹っ飛んでしまった。 とりあえず泣きました。泣きじゃくりました。 血が繋がっちゃってるので、仕方ありません。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-12-31 16:23:27) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 犯罪と差別をテーマとした重い内容ではあったが、対照的に、兄弟愛や家族愛が印象的になっていました。刑務所の慰問が終わった後、家族三人が陽の当たる道の真ん中を歩く姿が、これから先のどんな困難も乗り越えていけるという希望に満ち溢れていて、とても感動的でした。素晴らしい作品です。 【west】さん [映画館(邦画)] 10点(2006-12-29 11:58:56) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 【未見の方へネタバレ注意】原作は既読。配役が良かったので見てきました。演技に関しては皆合格点ですね。漫才のところだけはちょっと頂けませんが(あんなんでよくプロにスカウトされたな・・・)。ストーリーはほぼ原作通りでしたが、時間内に無理やり全てを詰め込もうとしたのか、全体的に駆け足な展開だったのが気になりました。主人公に恋人ができたと思ったらもう父に紹介されて断られて・・・・就職先が決まったと思ったらすぐ兄のことがばれて・・・と言った具合で、原作を未読の人にはちょっと感情移入しずらいところもあるなと思いました。また、原作と違う所では主人公が友人と漫才をやっていたという設定にしたのは良かったと思います。原作通りバンドにするとそこでまたかなり時間を取られそうだし、何より大きいのはラストの兄をネタにした漫才という感動的な場面が生まれたことだろう。 【ヴレア】さん [映画館(邦画)] 6点(2006-11-03 21:45:31) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 毎日当たり前のように報道される犯罪。それをまた当たり前のように見て読んで受け流していた自分には、感じるところがあり、服役するという事の意味、更生するというのは、どういったことなのか・・・いろいろ考えさせられる映画でした。犯罪者とその家族の苦悩を中心に描いた作品でありますから、主人公であり殺人犯の弟である直貴の苦しみをこれでもか!と見せ付けられるが、正直わたしにはその苦しみの半分も理解できていないだろうなぁ。コレばっかりはどんなに上手く描こうが実際の家族の苦しみなど、その身にならないとわからないのだろうから。(もっとも劇中一番理解できなかったのは、すぐそばに沢尻エリカが居るのに吹石一恵と恋しちゃうことなんですけど・・・。)しかし直貴の素性を知ったとたん、避けたりクビにしたりと途端に厳しい態度をとるまわりの人々。最初は「犯人でもないのに・・・」なんて思って見ていたけど、恋人の朝美の父が直貴に言った「人の子の親になったら・・・わかってもらえると思う」という台詞。ありきたりな台詞ではあるけど、子を持つ親としては、こう身につまされるような感じがして、一気に劇中に引き込まれました。また今回一番驚かされたのは、殺人犯の兄を演じる玉山鉄二の演技でしょうか。特に刑務所内でのほぼ台詞の無い、無言の演技から、とてつもない寂しさが伝わってきた気がしたんです。いやぁ今後の玉鉄にはもっと注目したいと思います。それにしても、すでに書かれておりますが劇中、直貴が組んでるコンビのネタは、ホントつまらないですね。特に序盤の頭角を現すあたりのネタ。あんなネタを目の前で見せられたら、ホントに「気まずいねェ~」になっちゃいます。しかしラスト、刑務所内でのネタはなかなか面白かった上に、感動的でもある、とても良いラストに感じました。 【カズゥー柔術】さん [試写会(邦画)] 8点(2006-10-30 02:47:28) (良:1票) |
1.今年は同じ様な設定で「ゆれる」という心理劇の力作があった為、少し分の悪い感じもしますが、本作も中々どうして、罪を犯すということがどういうことなのか、殺人犯の肉親として生きるということがどういうことなのか、そして罪を償うということがどういうことなのかを描いたドラマとして、想像以上に良く出来てました。もちろん原作が良かったんでしょうけど、良い原作が良い映画になることも少ないので、これは脚本の力でしょう。擁護→無視→憎悪→許容という心の変遷を演じた山田孝之と、徐々にやつれていく収監者を演じた玉山鉄二が熱演。唯、中盤の吹石一恵のパートだけがやけに陳腐な展開だったことと、演出や映像に力を感じられなかったことが悔やまれます。それにしても、本作のケーズデンキは「下妻物語」のジャスコ並に天晴れな働き。企業協力も単なる宣伝の域を超えて、アメリカ・レベルになってきた様ですね。ということで、私的には惜しくも6点献上。 【sayzin】さん [試写会(邦画)] 6点(2006-10-26 00:04:39) (良:1票) |