6.怖かった~! ”運命は自分で切り開くもの”というのは、週間少年ジャンプあたりの漫画に よく出てくるセリフですが、 ”死は予定通り計画されている”という切り口は斬新だったと思います。 撮影されている部分に一部のスキもなく、もれなく全てが 死神による殺しの伏線として連鎖している。 面白い。非常に面白い。 ”tod”と、”爆破経路”のくだりがゾッとしました。 しかし、終盤のクレアのくだりだけはどう考えてもやりすぎだよ~。 近年、稀にみる良質のサバイバル・サスペンスだったことは評価できると思います。 でも、最後にどうしても一言だけ言わせて下さいっ!「んなアホな」 【どんぶり侍・剣道5級】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-08-28 02:47:57) (良:1票) |
5.本当の意味で怖い、というのも下手したら現実に起こりうる、というものだから。観ている方はキャラに死が迫ってるのに教えることもできないもどかしさを持ったり、急に、意外なところで死んだりの連続でハラハラしっぱなし。発想がすごいわ、これは。 【コーヒー】さん 8点(2004-01-22 06:56:24) (良:1票) |
4.いつでもどこでもどんなやり方でも殺したい,という関係者?の長年の夢を叶えた設定の勝利。今まで何故こういう設定が無かったのかと思うぐらいの,いわばコロンブスの卵的映画である。主人公が墜落を予知するシーンで,墜落事故で死んだジョン・デンバーの曲を流すブラックなセンスは,最高にポップでクール。 【veryautumn】さん [映画館(字幕)] 8点(2004-01-13 13:48:40) (良:1票) |
3.次々と人が死んでいくサスペンス・ホラー。しかし、この手の映画にしては具体的な相手がいない。そこんところが結構新鮮で、随分この映画楽しめました。無茶苦茶なつじつまあわせの出来事も、死神に狙われているって設定で意外と違和感もなった訳です。それだから、話の展開がずっとドキドキしっぱなしだったです。途中に出てくる、黒人の死神も「また逢おう」って言いながら、そのシーンを最後に出なかったので、「どないやねん」って思ったら、続編に出てたりするんですよね。意外としたたかだ。強引な展開の中、リアルなシーンもいくつかあって、最初に登場する、飛行機墜落のシーンはちょっとリアルすぎて劇場で激しく怖かったっす。劇場で思い出したんですけど、この映画、劇場には私を含めて2人でした。なんてこった |
2.ハラハラしたなあ。やはり運命って変えられないって言う事?でもあの飛行機にどんな理由ででも「乗らない」という選択をし、助かった人は、それが運命なんじゃないかと思うのですが。 【カズレー】さん 8点(2003-11-11 18:12:00) (笑:1票) |
1. 何だか、M.パレかなんかが主演のB級アクションに、無理やり邦題を取って付けたようなタイトルだが、実は新感覚のホラームービーだったのだ。ゾンビや怪物、あるいは殺人鬼ではなく、定められた運命によってもたらされる死の恐怖、というのは今まであまりなかった、と思う。断言はできないが。名作「天国の階段」など、死ぬはずの人間が生き残ってしまって・・・というのは過去にもあるが、それをホラーに仕上げたアイデアは素晴らしい。別に、神や天使、あるいは悪魔が出てくるわけでもなく、予知だ死神だという割には、映像もストーリーもほぼ完全に素面。運命の定めであっても、あくまで現実に襲いかかる死の恐怖にどう立ち向かうのか、といった点のみが描かれていて、息もつかせぬハラハラドキドキの展開がとても楽しい。学園青春ホラーといった趣は、「13日の金曜日」というよりは、どちらかと言えば「スクリーム」の影響でしょうね、やっぱり。 殺し方が凝っていて感心する。特に先生は可哀想だった。あそこまでやると、恐怖を通り越して大爆笑だが、ホラーにユーモアはつきもの。その一方で、何の前触れもなく、女の子(名前は忘れた)がバスに吹っ飛ばされてしまったのには、ショックで開いた口が塞がらなかった。意外と飽きずに、最後まで一気に観れる。ホラー映画の由緒正しき伝統を受け継いだエンディングも笑える。あそこまで派手なのは珍しい。こうして書いていると、大爆笑だとか、笑えるだとか、何だかコメディのレヴューのようだが、あくまでこの作品はホラーです。あしからず。 【わいえす】さん 8点(2002-12-15 03:01:51) (良:1票) |