サンキュー・スモーキングの投票された口コミです。

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サンキュー・スモーキング

[サンキュースモーキング]
Thank You for Smoking
2005年上映時間:92分
平均点:6.26 / 10(Review 39人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-10-14)
ドラマコメディ小説の映画化
新規登録(2006-10-17)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2024-04-24)【M・R・サイケデリコン】さん
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監督ジェイソン・ライトマン
キャストアーロン・エッカート(男優)ニック・ネイラー
マリア・ベロ(女優)ポリー・ベイリー
アダム・ブロディ(男優)ジャック・バイン
サム・エリオット(男優)ローン・ラッチ
ケイティ・ホームズ(女優)ヘザー・ホロウェイ
ロブ・ロウ(男優)ジェフ・マゴール
ウィリアム・H・メイシー(男優)オートラン・K・フィニスター上院議員
ロバート・デュヴァル(男優)キャプテン
キャメロン・ブライト(男優)ジョーイ・ネイラー
デヴィッド・コークナー(男優)ボビー・ジェイ・ブリス
J・K・シモンズ(男優)BR
キム・ディケンズ(女優)ジル・ネイラー
ダニエル・トラヴィス(男優)ブラッド
リチャード・スパイト・Jr(男優)実習生
メロラ・ハーディン(女優)インタビュワー
スペンサー・ギャレット(男優)ロスリッジ上院議員
アロマ・ライトジゼール(ノンクレジット)
山路和弘ニック・ネイラー(日本語吹き替え版)
宮寺智子ポリー・ベイリー(日本語吹き替え版)
甲斐田ゆきジョーイ・ネイラー(日本語吹き替え版)
後藤哲夫ボビー・ジェイ・ブリス(日本語吹き替え版)
東地宏樹ジェフ・マゴール(日本語吹き替え版)
魏涼子ヘザー・ホロウェイ(日本語吹き替え版)
麦人オートラン・K・フィニスター上院議員(日本語吹き替え版)
池田勝キャプテン(日本語吹き替え版)
稲葉実BR(日本語吹き替え版)
大川透(日本語吹き替え版)
さとうあい(日本語吹き替え版)
伊藤栄次(日本語吹き替え版)
飯島肇(日本語吹き替え版)
菊池こころ(日本語吹き替え版)
木川絵理子(日本語吹き替え版)
脚本ジェイソン・ライトマン
音楽ロルフ・ケント
製作総指揮エドワード・R・プレスマン
配給20世紀フォックス
特撮ヴァージル・サンチェス(特殊効果)
衣装ダニー・グリッカー
編集デイナ・E・グローバーマン
字幕翻訳松浦美奈
スタントJ・アーミン・ガルザ二世(カメラ・カー)
あらすじ
僕はニック・ネイラー。タバコ業界に雇われたロビイスト。僕の仕事は禁煙圧力団体のいいがかりをスピンし、ダブルトークし、タバコが売れるようにする事。つまり僕は、世界で一番の嫌われ者だ。さて、タバコの箱にドクロマークをつける法案が議会に提出されそうだよ。公聴会の段階でつぶしておかなくっちゃ。さあどうする、僕? …実際に起こった禁煙法案を巡るスキャンダルに、タバコ業界の内側から当事者が語った異色の実話ドラマ。白が黒になるマジック満載。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【口コミ・感想】

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1
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6.《ネタバレ》 これはまた実に痛快です。ここから15年経った現在だからこそ、もっと広まってほしい作品です。嫌煙運動の胡散臭さをけちょんけちょんにけなす一方で(ミスター・マルボロに金を受け取らせるテクニックとか、突然現れるテロリストとか。「吸ってたから助かった」というオチも凄い)、主人公の軽薄さも際立たせることで、論争のレベル自体が所詮そんなもんだ、という視点まで提示しています。また、こういうときは往々にして足を引っ張りがちな主人公の子供が、予想に反して最後まで機能していたり(顔つきはちょっと合ってなかった気はするが)、なぜかいつもレストランの同じ席にいる3人組の構図も何とも言えない可笑しさを提供していたりと、脇役の配置も上々です。ラストはちょっとあっさり風味にすぎる感じもしますが、長編デビューでここまでやれば十分です(ライトマン監督、この時点で28歳かあ・・・)。
Oliasさん [DVD(字幕)] 7点(2020-09-15 00:33:34)(良:1票)
5.《ネタバレ》 才人ジェイソン・ライトマンの監督デビュー作、映画監督の処女作にはその人の個性がすべて詰まっていると言われますが、まさにその通りと言うべき一編です。私はこの人のストーリー・テリングのリズムが好きなんですよね。オープニングから中盤にかけての展開はもうすこぶる快調です。ハリウッドの中堅として活躍しているアーロン・エッカートの数少ない主演作ですが、もうこのニック・ネイラーはこの人しか考えられないという当たり役だったんじゃないでしょうか。マイケル・ダグラスみたいな頑丈そうな顎をしていて、ウソ臭い笑顔を浮かべながらペラペラと詭弁をまくしたてるところは最高に愉快です。いろいろと痛い目に遭いながらも、ラストでは例の笑顔を浮かべながらしゃべくりを活かした別の職業についている彼、それでも人間的な成長はあったんだという視点で閉めてくるところが良かったです。この監督は色んな刺激的なプロットを詰め込みながらも話を大きく広げない脚本を書くのが得意なので、ちょっと物足りないと感じる人も多いかもしれませんが、小品映画を撮るには正しい方法論だと思います。 そう言えばタバコをテーマにした映画なのに、登場人物が喫煙しているシーンが劇中で皆無なんですよね。まあ言われなくても理由は判りますが、ちょっと不思議な感じがしました。そして上院議員が過去の映画からタバコを画像処理して消してしまえと主張するところ、日本でも最近『風立ちぬ』の喫煙シーンの多さを一部のアホが非難していたことを思い出させてくれて、ちょっとゾッとしました。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-03-09 21:15:32)(良:1票)
4.妙にタバコを吸いたくなりました.
くまさんさん [DVD(字幕)] 6点(2008-08-15 03:22:45)(笑:1票)
3.《ネタバレ》 タバコ業界への世間の風当たりは相当強い。もはや“喫煙=悪”は社会のコンセンサスです。圧倒的に不利な情勢の中、広報担当者である主人公の手腕が問われます。それが物語前半の“フリ”。広報戦略やディベートの面白さ。黒を白と言い換えるマジック。そこへ観客の興味を誘導します。ところが後半に入って様相は変わる。その仕事ゆえ世間から疎まれる父と、それでも尊敬する息子との絆を描くファミリードラマへシフト。勿論そういう展開もアリだと思います。ただ、フリに対してのオチは欲しい。それはラストシーケンス、ドクロマーク法案の公聴会でやってきます。法案推進派の大物議員VSタバコ業界を代表する主人公の論戦。どんなロジックで主人公は法案阻止を図るのか。それが前フリに対するオチ。さらに父としての尊厳を示す場でもあります。まさにクライマックス。議員の意地悪な質問「あなたは子供にタバコを勧めますか?」に対する主人公の答は「子供の自主性に任せます」主人公の上司は、ヤッター!言い負かしぞ!と興奮ぎみ。議員は「痛いところを付かれた」的なリアクション。でも自分はあっけに取られました。逆襲の一撃でも何でもない。至極真っ当な受答えに思えるから。おそらく自由を勝ち取った意識のあるアメリカ人と、そうでない日本人とでは、主人公の主張する“自由”に対する認識が違うのでしょう。ただ、いずれにしても自分には物足りなかった。サプライズが欲しいと思いました。さらに主人公は結局タバコ業界を離れるという。これまた平凡な着地点に思えます。フリは良かったのに、オチはイマイチ。何だか煙にまかれた気分です。タバコだけにね。お後がよろしいようで。いやよろしくないか(笑)。
目隠シストさん [DVD(字幕)] 6点(2007-11-20 18:47:12)(良:1票)
2.こりゃ吹き替え版で観ないと正当な評価はできませんねえ。字幕がほとんど追いつけてないんだもん。DVDが出るまでは、とりあえずまあこの点数で。
途中、誘拐のくだりでの殺人方法はハウダニットとして久々にスマッシュヒットでした。
後半は編集の強引さが目立ちます(ナレーションに頼りすぎ!)。シナリオも2稿目くらいでOKが出た感じで、もう少し練り込めると思うな。ライターは意識してると思うけど、記者たちを前に自分をハメた敵へ反撃を宣告する辺りは主人公ドン底状態なんで、元通りにアガってくるのは公聴会の席での展開だと思う(既に隠し弾はあるワケですが)。このあたりのチューニングでもっともっと大傑作に持っていけるはず…まあここはテクニカルな部分なので、あまり減点対象にはしませんが。
あと、どうしても言っておきたいのはスモーカーである設定の主人公が、絶対タバコを吸わないコト。企画者の意地というか執念というか、「制約がどれだけあっても、絶対この作品はインディペンデントでは製作しないぜ」という心意気が見えて引きずり込まれます。出来はともかく、その姿勢は評価したいです。

ちょっとマジメに。
『スターシップ・トゥルーパーズ』の前半で、ジョニー・リコがラズチャック(マイケル・アイアンサイド)に向かって「先生、ボク卒業したら軍隊に入ろうと思っているんですが、親が反対してるんです」と相談すると、「私の考えではなく、自分で決めろ。自分の意思で選択するのが真の自由だ」と返される。
欧州人のバーホーベンは「自由」という言葉の持つ裏の意味を当然知り抜いていて、映画中ではネガティブな意味として使用してる(と、このシーンについてはパンフのインタビューで明確に答えていた)ワケですが、ハリウッドの文脈中では十分ポジティブに取れる(ように描かれている)。
このシーンを思いっきり引き伸ばし、90分で語りなおした本作は、目新しくはなくても、「自由選択」という教義に縛られたアメリカの裏側をしっかり抉っていた。このコンセプトが映画化できた事だけでも十分及第点を出せると思う。
本作の問題の半分以上は、その白と黒と灰色が入り乱れる華麗な弁論が字幕からは伝わってこない、この点にあると信じている。こいつに限っては、DVDに入るであろう吹き替え版こそが鑑賞の本命だ。
エスねこさん [映画館(字幕)] 7点(2007-01-22 00:56:39)(良:1票)
1.本作は「インサイダー」のようなタバコ業界の内幕を暴露するような映画でもなければ、マイケルムーア作品のようにタバコ業界を糾弾するような映画でもなく、「スーパーサイズミー」のようなタバコの害を体験しながら明らかにしていくドキュメンタリーでもない。
本作はタバコ業界を舞台にした人間ドラマである。しかも、タバコ業界に関与している者同士の利権や思惑が交錯する複雑なものではなく、根っこは「親子」の在り方を描いた作品である。なぜ、タバコ業界を描きながら、親子の話がでてくるのかと感じた人もいたのではないだろうか。<以下ネタバレ>タバコに害があるというのは、大人であれば誰でも分かることだ。害があると知りつつ、タバコを吸うのには誰に責任があるのだろうか。
本作では「本当にタバコ会社に責任があるのだろうか?」という問い掛けをしている。話を変えれば、「肥満の責任はマクドナルドにあるのか?」「クルマの事故は自動車会社にあるのか?」「殺人の責任は銃器メーカーや刃物製造会社に責任があるのか?」「飲酒運転はビール会社や自動車会社に責任があるのか?」という問題と同視できるのではないか。責任の一旦はあるのかもしれないが、(タバコには中毒性という問題があるかもしれない)これらに起因する責任は「自己責任」ではないかという問題提起をしているのが新しい。各人が自分の行動に責任をもてるようにするためには何が必要なのか?という答えに対して、本作では「教育」という問題を取り上げている。学校での教育ではなく、家庭での教育である。本作では、父と子どもが向き合って話し合い、ありのままの父親の姿を見せ、子どもに考えさせ、子どもを成長させ、時には、子どもに励ましてもらい、子どもに対して恥ずかしくない生き方を示していく。お互いがお互いを成長させるという理想的な姿をユーモラスに描き出している。訴訟大国アメリカにおいて、タバコにドクロマークをつけるかどうかというように問題をすり替えることで決着させるのではなく、本質的で当たり前の部分を突いているという点に対して、とても新鮮で驚かされることとなった。
本作の上映前に同監督の短編「In God We Trust」という作品も特別に併映された回を鑑賞することができた。結構、他の観客には大いに受けていたが、それほど笑いのレベルは高くはないと感じた。本作がDVD化された暁には、この短編も付録につくのかな。
六本木ソルジャーさん [映画館(字幕)] 7点(2006-10-24 00:03:24)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 39人
平均点数 6.26点
012.56%
100.00%
200.00%
300.00%
425.13%
5820.51%
6615.38%
71743.59%
8410.26%
912.56%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.25点 Review4人
2 ストーリー評価 7.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.75点 Review4人
4 音楽評価 5.00点 Review3人
5 感泣評価 2.66点 Review3人

【ゴールデングローブ賞 情報】

2006年 64回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)アーロン・エッカート候補(ノミネート) 

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