6.うわ、凄ェボロクソだなー、皆さん。(笑) 元々、昔から入れ込んで観てなかったので、俺的にはそういう見地からスタート。 でも、「スケバン」って単語がもう死語なんで、今の時代どう料理するのかなーとも思ってた。 結論から言うと俺的には中々、いや…かなり面白かった。 変に麻宮サキをポップっていうかギャル風にするじゃなく、熱血の人情家にしたのが良い選択と思った。 その結果、ある意味…現代世界の醜悪な部分を凝縮した「あの学園」舞台で特異な光を放つキャラにし、妙に懐かしく心地よかった。 ある意味、あの世界で一番「真正面に物事を捉える」アウトローを演じてるし、俺はヒーローモノが好きなんで好感が持てる。 苦言を言うなら、もうちょっと脚本をしっかりさせて欲しい。 それぞれのキャラの情念の根幹になる「なぜ?」という動機が見えて来ず、薄っぺらい。 あと、ストーリー的に捻りが欲しい気もする。 演出はそんなに悪いと思わなかったし、それなりにテンポも良いんだけど…。 怒髪天級の文句があるのはエンドクレジット。 ヨーヨーを画面いっぱいにアップで見せるって…センスの欠片も感じられない。いや、もう悲しすぎるほどに。 文字を左右のどっちかに寄せて昔のスケバン刑事よろしく、街を一人でうろついたり、港で仔犬を抱いたりするようなプロモーションがベスト&マストだろうがよ。 そこで「少女な一面」を魅せる事で、昔からスケバン刑事は戦闘以外の儚げなイメージを補完して来たんだよ、全く。(溜息) それが出来ないなら、銀河鉄道999のTVエンディングみたいに隅っこで小さくして糸を垂らしたままヨーヨーを回しとけよ。 ホント、あの「どアップのヨーヨー」…マジで萎えたわ。
…ん?俺、スケバン刑事に充分入れ込んでるって?(笑) 【映画の奴隷】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-05-03 22:49:16) (良:5票) |
5.《ネタバレ》 子供向けの映画にいいオトナが文句言っても無粋というものでして。20年以上前に山ほどアイドル映画を観てきた小生としては全然マシな部類でしたよ、ええ。あの頃のアイドルさんたちは演技以前に日本語もロクに喋れてなかった人たちがスクリーンに堂々と出ていたわけですから、それに比べりゃ松浦も岡田もちゃんと演技してましたよ。梨華ちゃんなんて、同年代の女優と肩並べても遜色ないっしょ。あの子は本当に努力家です。優等生です。エラいです。そういった意味で、若い子たちは真面目にやっていたわけですよ。それに比べてオトナたちのやる気のなさといったら、いったいなんなんでしょ?ネットをロクに理解できていない人間と一発で見抜かれそうな底の浅い犯罪描写。戦隊モノの悪役かと思うようなショボすぎる犯罪目的。いじめられっこの描写が長すぎて中だるみしまくりの編集。どれもこれも脚本と演出を担当したオトナが足を引っ張ってしまっている。本当に東映って映画に愛がない人たちばっかだよね。それが分かっていたから本当は観にいきたくなかったんだけど、ハロプロヲタだからさ、俺。。。 【ダブルエイチ】さん [映画館(邦画)] 4点(2006-10-29 13:31:42) (良:3票) |
4.《ネタバレ》 石川梨華が松浦に言い放った「お前の全存在がウゼえんだよ!」。斉藤由貴の娘である松浦が言う「親子どんぶり」。この2つの台詞があるだけでも、本作には価値がある。脚本家の執念(悪ふざけとも言う)を感じずにはいられません。さて内容について。正直、思っていたよりは全然悪くなかったです。真面目なつくりに好感が持てました。アイドル松浦のセーラー服姿は良かったですし(ブレザー制服の学院に無理矢理セーラー服。そのこだわりに脱帽。)、アクションも頑張っていたと思います。今の時代に「スケバン」は流石に厳しいと思いましたが、なかなかどうして。アイテムがヨーヨーである必然性は皆無ですが、「それがスケバン刑事だから」で納得させられてしまう。結末がショボイのもこの際関係ないです。次回作があるなら、加護亜依・若槻千夏・あびる優の風間3姉妹を希望。武器はそれぞれ、タバコ・ハズレ馬券・ダンボール箱でどうですか。 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-07-13 20:07:42) (笑:2票) |
3.《ネタバレ》 「絶対につまらない!絶対につまらないのは保証するから観にいこう!」と友人を誘い出し、平日の昼間から観にいったのを思い出します。冒頭の渋谷での女子高生大爆発の時点で既にわれわれの腹筋は崩壊寸前でありました。ただ、B級感あふれるコスプレやら演技やらストーリーやらは想定内でしたが、あからさまなMacの宣伝やらやっつけ感の強い「2ちゃん語」の多用やらには、製作者のポリシーのなさというかやる気のなさを感じてしまい閉口でした。画面の雰囲気や竹内御大、石川の演技はなかなかのものでしたが、肝心のあややの演技はどの作品でも同じに見えてしまうくらいつまらないもので残念ですね。それにしても、封切り直後とはいえ、平日の昼間から大きいお友達が劇場にたくさんいたのにもびっくりでした。 【もっこり八兵衛】さん [映画館(邦画)] 5点(2008-01-13 15:06:11) (笑:1票) |
2.スケ番がヨーヨーを武器にして、刑事をやるという究極ともいえるおバカ設定をアイドル主演で映画化するのだから、おどろおどろしい所は暗くてもいいが、基調は明るくして、アイドルの持ち味を活かして、軽いの友情を描くべきだったと思う。本作のように、全体が暗くて、陰惨ないじめが横行する学園設定で、笑顔が愛らしいアイドルはニコリともしないシリアス演技では、いつたいどういう観客を想定して作ったのだろうか。これほど見事に観客の素直な期待を無視した娯楽映画作りをして、テレビで大宣伝するこの会社の劣化がすごく気になった。アイドルに求められる演技は、その時期の彼女だけが表現できるきらめきであり、女優のそれではない、と思う。あややは熱演しながら、この一作で天然明朗アイドルのイメージを崩壊させた気がするのだが、まさに捨て身で頑張っていたので彼女に2点。ラスト3/4からのやりすぎ無茶苦茶おバカアクション展開に1点。 【マンフロント】さん [DVD(邦画)] 3点(2007-11-29 17:10:12) (良:1票) |
1.登録ありがとうございます~。結論から申し上げますと、スケバン刑事ってこんなもんと分かってないとかなりきついでしょう。てゆうかこれはこける。個人的にはぁゃゃを買っているし、他のハロプロメンバーも演技力やスクリーン映えはそんなに問題なかったかなと。(アイキャンフライ弟はまあ置いといて)原作の文庫復刻版のあとがきでドラマ1作目に対する原作者の思い(暴れていました)を読んでおかしかったですが、テレビ1作目と原作を割と踏まえているのかなと思います。あれから20年近く、ネット社会になり敵も変わったスケバン刑事・・・でも点数はこんなもんです。それからネット語をあれだけ言わせるなら、どうせなら中ボスは美貴帝にして「ミキさまおしおききぼんぬ~!」とか言わせりゃ良かったのに。 |