《改行表示》 51.《ネタバレ》 ボビーが晴れて無罪放免になり、パーティの席でみんなで「よかった、よかった」で終わりかと思いきや、DVDプレイヤーの時刻表示機能が無ければそこで終わったと思ってしまいます。「あれ、まだ1時間しか経ってないじゃん?」そこで初めてこの話は終わりではないことに気づきました。危ない危ない。 どんでん返し系のストーリーって最近多くなってきたイメージですけど、当時こんな映画が出てたらけっこう評判良かったんじゃないでしょうか。こういうサスペンスには自分でもそこそこ目が肥えてるほうだと思ってるんですが、それでもだいぶサプライズ的に楽しめた気がします。 でも人ってやっぱりわかりませんね。黒人だから悪いとか、白人だから良いとか、何の根拠もない。逆に迫害されてるからって過剰に保護しようとすると、この映画のような展開になったり。人はいろんなものをデータや感覚で判断します。A国は治安が悪いとかB国は犯罪が少ないとか、そういったものを見て自分で判断して結論を出しますが、判断材料を誤ったり、自分の判断や見る目そのものがそもそも欠落しているとかだったらどうしようもないですよね。 ちゃんと人を見る目を養いたいと思わせる映画でした。興味深かったです。 【TANTO】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-12 13:55:42) |
50.しかし、エド・ハリスはうめぇなー。 【Junker】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-10-21 18:23:39) |
49.《ネタバレ》 うーん・・・どんでん返しというほどでもなかった。アメリカって死刑が決まったら8年も間を空けない(もっと早く執行する)イメージがあったんですけど・・・。 【より】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-10-02 00:14:54) |
48.《ネタバレ》 ラストにあっと驚くどんでん返し!そういうのは基本的に好きです。好きなんですけど・・・。この映画に関しては、ネタバレしてからのいざこざが長すぎてイカンです。 【ひで】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-08-31 21:40:28) |
47.《ネタバレ》 見てる人を裏切る展開なんていう触れ込みだったので、構えて見ていたのですが、多分普通に見ていても前半の誘導的な作りには違和感を覚えたと思います。加えて、この映画には華がない感じです。エド・ハリスも不完全燃焼という感じ。別の映画のケヴィン・スペイシーの方がゾクっと来ました。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-08-28 23:59:49) |
《改行表示》 46.《ネタバレ》 う~ん このどんでん返しっぷりはなかなかですが 理由が理由だけに笑えませんね・・・ 主演二人(コネリーとフィッシュバーン)の存在感だけで 持ってる映画かなあ。 【mitsuo@】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-13 14:58:55) |
45.《ネタバレ》 前半で思い切りむかついた。「(有罪は)顔を見ればわかるじゃない」 なんていう幼稚なことを、法の世界に生きる関係者たちが平気で言いまくる。「黒人=悪人」という先入観を捨てて仕事できないのか!とイライラしていたが、作品の真ん中あたりで問題の青年(犯人)が釈放されて、「・・・あれ?」と内心冷や汗。見事にプロットにだまされた。「私(視聴者)ならこんな下らない先入観で人を犯人とは決め付けない」と思っていたのに、実は自分がさっきまでムカついていた人々と同レベルだったことに気づき、ショックだった。つまり、なすすべもなく集団リンチを受け続けた被害者、その青年の穏やかな目、学を積んできた知的な語りなどで、ああ、この映画は人種差別で苦しむ男性と、差別払拭のために奔走する弁護士の映画なのだな、と思い込んだ。それだけに、真犯人を憎んでいる人々に対して、不快な感情を持ち続けてしまった。つまり、いかにも「らしい」様子に、人間は簡単に気持ちを左右されてしまい、他の意見を全く顧みなくなる。しかし、最も恐ろしいのは、たいていの場合、愚考が間違いであったと気づく頃には、自分の先入観が暴走して周囲を深く傷つけた後だということ。この映画で最も訴えたかったのは、「自分だけは正しい」と決してうぬぼれてはいけないということでは? また、ショーン扮する弁護士が自分の大きなミスに気づいた後、最も連絡したくない相手に間髪入れずに連絡をとったシーンにも深く感動した。真のプロとは、非常時に自分のプライドに左右されず行動をとれることなのだろう。 【tony】さん [インターネット(字幕)] 9点(2010-08-10 09:45:14) (良:2票) |
44.《ネタバレ》 結論だけを整理しちゃうと、死刑廃止運動への皮肉であり、知的黒人への町の反感をそのまま受け入れてしまう展開になり、暴力警察のほうがリベラル弁護士より正しかった、いう皮肉になる。つまり「反リベラルの映画」と決めつけてもいいんだけど、この後味の悪いざらついた感覚には、それなりに世の真実も感じられる。本当なら、この町の疎外が彼を変質者にしていった可能性・南部の町そのものが少女をいけにえに必要とした可能性、までを描かなくちゃならないはずなんだけど、ただ放り出すように提示しているので、そのざらつきがこっちに迫ってくる。つまり整理できない現実、「そうであってくれない」現実というものが確固としてこの世には存在してる、ってことで理想を見たい観客を脅かす。黒人嫌いの黒人警官っていうのは、それだけで一本の作品のモチーフになれそう。エド・ハリスの連続殺人犯は、本物らしかった。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-03-24 11:58:27) |
《改行表示》 43.かなり前に観ました。プロットとかシチュエーションはイイ感じだし、なにげにキャストもシブくて豪華、そのわりには印象薄いです。のめり込む面白さがなかったです。何がいけなかったんでしょうねぇ。 まあ、だいたい無罪を訴えてるあの黒人の表情とか素振りは最初から胡散臭いけど。 それとエド・ハリスのあのキャラは必要だったとは思えないです、むしろ邪魔でした。 積極的に観るほどの映画じゃなかったです、当時はね。 10歳くらいのスカーレット・ヨハンソンが出てるんですよ、もうお人形みたいにカワイイの。その点で今やっと観る価値のある映画になったかもしれません。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-12-12 15:16:47) |
42.一件落着のようで、まだ裏があるという展開は好きです。エドの演技も結構良かったですね。他のレビューでもあるように、出所したのにわざわざ奥さんを殺しに来るってとこまではちょっと説明が弱いかな。 【noji】さん [地上波(吹替)] 6点(2009-11-15 05:35:13) |
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《改行表示》 41.そっかぁ 理由って、 もうヤレないことかぁ… 【海之松】さん [地上波(吹替)] 5点(2009-09-16 23:11:25) |
40.なぜかメインキャストとして名を連ねていないエド・ハリスが強烈な演技を見せてくれる。実際に見始めるまでエド・ハリスが出ていることを知らなかったので、そのインパクトは尚更大きかった。ストーリー的にもサスペンスに満ちており、引き込まれる。 【鉄腕麗人】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-06-16 13:13:00) |
《改行表示》 39.《ネタバレ》 映画というものの宿命であるが、ヒジョーに残念なのはアールが無罪放免になった時点で1時間8分経過だという事実が観客に与える影響で。 1時間8分で終わるワケがないということで、残り時間から想定されるその後の展開の予想がついてしまう。これは致命的だ。そして、予想を裏切ることなくまじめに話は進む。 つまり1時間8分のところで事実上サスペンス映画は終わっているようなもので、その後は消化試合のように眺めるのみ。 死刑囚どうしの取り引きという、あっと言わせるアイディアはなかなかいいと思うし、去勢されたことをラストで知らせることで、精液の件から保安官らがアールの犯行であると確信していたけれど表沙汰にできなかったこともはっきりする。 しかし、経過時間が原因でオチ割れしてしまうということがいかにもどうも納得が行かないというか、それだけの作品だといえばそれまでだが、もうちょっとなんとかならんもんかと思いました。時間シャッフルしかないかもしれない。エド・ハリスの凶悪犯はちょっと驚き。 【パブロン中毒】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-03-26 19:28:48) |
38.《ネタバレ》 意表をついた展開のために、奥さんと真犯人のつながりを軽く描いていたのが、残念。だから、真犯人がカレだった時もなんか、おおっという反応より、あれっていう反応になってしまった。ショーンコネリーはかっこよかった。でも死刑反対論者が、真犯人をやっつける時のあのやっつけ方。ちょっと疑問感じますよね。ショーンコネリーはこの事件の後、死刑賛成論者になってしまう、とかオチがあれば、またそれはそれで社会派映画になったろうに。最後まで孫を信じた人の良さそうなお婆ちゃんをもっと描いていたら、人情映画にもなったかも。この映画は結局、サスペンス映画のためのサスペンス映画でした。 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2008-05-26 09:21:48) |
37.《ネタバレ》 人種差別絡みの歪められた法と正義をあるべき姿に取り戻す。冤罪ものの基本的なスタイルをベースに、物語が二転三転するサスペンス感も味わえます。エド・ハリスの好演が目を引く、事件の鍵を握るサリバンという人物。異常であるのは言うまでもありませんが、両親殺害と罪を被る取り引き部分の胸中に踏み込んでもらいたかったです。妻子を命がけで守る教授の超人的な奮闘振りはアメリカ映画におけるお馴染みの光景です。刺されて鰐に食われた犯人に、悪が滅びるのは止む無しとはいえ、教授は死刑廃止論者なのです。その主義・主張は他人事においてのみ適用するのかと思える釈然としないラストでした。 |
36.すっかり騙されました。エド・ハリスの演技も良かったです。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 6点(2007-04-14 21:30:47) |
35.ショーンコネリーもので一番がっかりさせられた映画でした。 【pokobun】さん [DVD(吹替)] 4点(2007-01-08 17:14:59) |
34.《ネタバレ》 どんでん返しはいいんだけど、最初にあまりにもいい人と悪い人を誤解させるようなネタフリを思いっきりやっておいて、最後に実は違った!というのは、ちょっとズルイような・・・。しっかり騙されました。 【Miranda】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-08-04 22:34:59) |
33.《ネタバレ》 「羊たちの沈黙」をかなり意識した作品だね。エド・ハリスは好演だけどレクターのような存在感がないのでパッとしない。展開もありがちで読めてしまう。なんだかよく似た作品いっぱいある気がする。でも全体的にはスピーディーで飽きずに楽しめて面白い。ショーン・コネリーの映画は間違いないよ・・・。 【のりぱぱ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-05-06 22:42:35) |
《改行表示》 32.せっかく無罪放免となったのだから、もう少し練った方法で復讐しなさいよと ツッコミを入れたくなってしまいました。 まぁそこがタイトル通りの『理由』たる由縁なのかと思いましたが。 ストーリーとしてはまずまず。 観る者の視点を極端に違う方向に向けておいて (いわゆるミスリードって奴ね) 最後に大ドンデン返しというサスペンスとしては一番興味をそそられる常道な展開。 キャストも大物揃いで、ショーン・コネリーを始めケイト・キャプショーや モーフィアスことローレンス・フィッシュバーン。 そして脇役ながらこの作品の中で一際異彩を放っていたのがエド・ハリス。 流石は演技派の第一人者、こういうサイコで難しい役どころを 見事に演じきっている姿に益々感服致しました。 もう完全に主役を喰ってますな。 |