4.高コストで過剰なサービスをしてきた町の電器屋。ちょっといい話すぎてファンタジックなのだが、田舎町ではこのような風景は残っているのだろうか?もはや首都圏では絶滅しているが。安さで勝負する量販店との争いをもうちょっと描いてほしかったが。が、その量販店もネット通販にやられ、あと10年の命なんでしょう。そもそも、こんな田舎町に美人の3姉妹がいるなんて事が奇跡なのだが、中でも3女の存在感がスゴイ。主役を食ってしまいそうな勢いがある。 仕事観に関する主人公の成長物語として見た場合、コモディティー商品に過剰サービス付加して売るのと、デザインを売るのとでは根本的な違いがあるのでちょっと無理があるかな。顧客第一云々の前に、単純に営業とデザイナーのコミュニケーションの問題だと思うのだが。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-03-25 10:56:47) (良:1票) |
3.家族の中では(特に親に対して)なかなか素直になれないものです。自分がどんなにわがままを言ったり反抗しても、暖かく見守ってくれる親の存在に気づいた時、親のありがたさを感じ、家族の絆が深まるのだと思っています。 この映画は「儲けは二の次、サービス第一」という父親の心情がよく出ています。本当に良い映画でした。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-02-03 17:42:14) (良:1票) |
2.ちょっと地味だけどいい作品だと思います。でも名作には何か足りない。。。キャストのパワーがイマイチ足りないと思う。上野は自分的にはオーラのない女優NO1だからこういう役はぴったりですね。でもちょっと食い足りないなー。長女が妊娠してることとか,お手伝いのあんちゃんに彼女がいることとか,上野に彼女がいることとか設定的に余計だと思います。 【たかちゃん】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-02-24 20:22:28) (良:1票) |
1.電器屋の娘が時代遅れで儲け度外視の父親に反発しつつも、店の仕事を手伝うことで段々と父親を理解していくという過程が描かれた作品。この手の映画にしてはストーリーはよくありがちだし、先の展開も読めるし、少々盛り上がりに欠けるし、感動を誘うにはややパンチが弱いなどの欠点があるが、娘の父を思う気持ちや仕事に対する情熱などが非常に丁寧に描かれていて彼女の心情がありありと伝わってきたので、その点は良かった。また、俳優陣の演技も素晴らしく、特に上野樹里の終始不機嫌な演技が良かった。その不機嫌な表情は、見ていて途中でむかっ腹が立ってくるほど(笑)だったが、その不機嫌な顔がふっとスイッチが入ったかのように満面の笑顔に変わった瞬間が何より素敵だったのです。 【ヴレア】さん [映画館(邦画)] 6点(2006-11-30 00:13:06) (良:1票) |