4.《ネタバレ》 銀行が舞台の映画と思って見てたんですが違ったみたいですね。すぐ銀行爆破するし。始まりから意味深にしているみたいだけどコナーズとその相棒が停職になってるのに相棒が一向に出てこないのでローレンツが怪しいってのはすぐにわかりました。札束の臭いやカオス理論と伏線が色々と出てきますが札束なんて見ている側は臭いが嗅げないから卑怯かな。 |
《改行表示》 3.謎解きに終始する内容で退屈。事件展開に添うドラマを絡めなければ登場人物にとって仕事の域を出ず、緊張感も感情移入も生じない。 それに、わざわざカオス理論なんてキーワードを出す程の内容ではない。この程度の企てでそんな大層に語りたがっていたのかと思うと犯人がなんとも小さい奴に見えてくる。 更に、見せ方も下手。なんで初めからあの若い刑事をメインに据えてやらなかったのか・・・あれじゃ、違和感ありありでしょ。 【カラバ侯爵】さん [DVD(吹替)] 2点(2007-05-02 01:07:31) |
《改行表示》 2.《ネタバレ》 「トランスポーター」でお馴染みのJ・ステイサムを主役に据えているからには、ド直球のアクション映画を連想しがちであり、少なくともトリッキーなキャラクターではない(?)分だけ、余計な先入観を持たれないという事が、本作の本当の狙いであって、最後の最後で、ものの見事に思い知らされるという、実に巧妙に作られた作品である。 映画の設定としては、まず頭脳明晰な敏腕の刑事と新米刑事とのコンビを軸にしていること。そのベテラン刑事は誤射という不祥事を起こし停職中であること。同僚の女刑事との関係はワケありで、また一方、新米刑事は殉職した父親の意思を受け継いで刑事となったこと。白昼に起こった銀行強盗の首謀者は、停職中の刑事を名指しで交渉役にあたらせ、挑発し続ける。やがて、警察内部に内通者がいる事が浮かび上がってくる等々 ・・・。つまりは、どこにでも転がっていそうな刑事モノであるが、それら定番の要素を物語に生かしつつ、映画は観客を“ある方向”へ巧みに誘導していく。ここには犯罪者集団と刑事たちとの白熱の頭脳戦と追撃戦、それに伴う若き刑事の成長物語といったパターン化された面白さが流れとしてあり、決して謎解きとしてではなく、さも純粋な刑事モノであるかの様な体裁を保持しながら、途中で主役が死亡(?)するというハプニングを経て、ラストの大ドンデンへと繋いでいく。劇中、この巧妙なシナリオを仕掛けた男の「カオス理論」を示唆する事による暗示は、映画の中のセリフひとつひとつが伏線やヒントとなって提示されている事を意味し、散りばめられた事象がひとつに収束していく事により、驚愕の結末へと辿り着くのである。昨今のアクション映画としては小品で、腑に落ちない点もあるが、話題になるだけの事はある。監督は、「Uボート 最後の決断」を撮ったT・ギグリオで、脚本家としてもなかなかの才人で、この人も将来が楽しみな一人だ。 【ドラえもん】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-12-24 18:11:10) |
1.《ネタバレ》 ジェイソン、相変わらずカッコええなあ・・・。どんな役柄を演じてもストイック・ジェイソンでしかないっていう、役柄の固定化を彼も気にし始めたのか知らないけどこの映画では意外にも・・・。でも結局は何やってもジェイソンでしたW思わせぶりにカオス理論を途中持ち出してみたりするけど、あんまりストーリーとは連動してないような感じ。むしろ初々しい新米刑事に扮する、ライアン・フィリップ君が実はジェイソンとそれほど実年齢が違わないっていうあたりが一番の衝撃事実だったりする。地上波放映時にはテレ東の「木曜洋画劇場」枠が何となくぴったりくる、可もなく不可もないアクション映画。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-11-11 11:14:43) |