6.誰もが待ち望んでいた続編。決して前作を越えようなんてことは最初から微塵も考えていない。それはエイクロイドのベルーシへの友情であり、オマージュでもある。前作を何度も見ているので笑える小コネタが多くて退屈しなかった。確かにベルーシがいないのは正直寂しい。だがもしベルーシが生きていればこんなシナリオは絶対書かなかったはずである。これはもしエイクロイドが死んでも、ジェームス・ブラウンが死んでも続編が出来るように作られたような気がする。「俺達が死んでもブルースは皆の心の中で生きてるぜ!」そうエイクロイドは言いたかったんじゃないのかな? 【デヘデヘ】さん 8点(2004-05-26 17:04:19) (良:2票) |
5.ブルースがどんなものか全く興味が無いし知らない俺だけど前作同様楽しめた。音楽にはたくさんの種類があってぶっちゃけ何がブルースで何がロックで何がレゲエだとか聞いていて全くわからない。でも、そんなことは問題無いのかもしれない。この作品を見ているとそう思わずにはいられない。見ているだけでだんだん首が動いて体を動かさずにはいられない状況にまでなってしまうのだ。しかもそれは音だけでなく映画なので視覚まで刺激される。あれだけ楽しそうに踊られたらもはや映画館でじっとして見てること自体苦痛になってきそうだ。 【taron】さん 8点(2004-06-20 21:18:38) (良:1票) |
4.本作は、ベルーシーのいた頃のエイクロイド自身、ブルースとR&Bに生きる人々への愛情に満ちあふれています。本作の映画としての計算は、言い訳程度。制作は、かつての仲間たちを再度集めるための理由に過ぎなかったのかもしれません。エンドロールの長さが、微笑ましく感じました。 【DONGYAOS】さん 7点(2004-06-05 11:43:02) (良:1票) |
3.若い頃はムチャやってて「30才前に死にたい!」とか言ってた連中がさ、久々に会ってみたらみんなお金もそこそこあって、家庭も持っちゃって、話題と言ったら成人病自慢と子供の話し。さて、昔を思い出して和やかに、片手間にバンドでもやる?昔と違って今は余裕あるから高い楽器持ってるし、スタジオも惜しみなく借りれちゃうよ。みたいな雰囲気なんだな。それはそれで全然否定しないです。私だっていつまでもバカやってるヤツには「ちゃんとしよーゼ!」とハッパかけてるし。だけどさ、我々一般人じゃなくて「ブルース・ブラザース」ですよ?ダメでしょ、それじゃあ。メンバーは更に豪華だけどさ、前作には降臨していた「R&Bの神様」の姿が見あたらないです。あるのは哀愁だけ。それを暖かく見守れる程、私はまだ大人になれてないみたいです。 【黒猫クロマティ】さん 4点(2004-04-30 14:53:12) (良:1票) |
2.前作にあったキレは全くなく、意図しない哀愁が滲んでしまっているような映画です。不調続きのジョン・ランディス演出には、自信のなさが見て取れてしまうような状態。本当にそのセットでいいの?本当にその演出でいいの?そんな思いが、映画を観ている間、たびたび出てきてしまいました。ときどき一瞬だけ、前作の空気を再現し、そこには感動してしまうのですが、それは本当に一瞬で消え去っていってしまいます。エルウッドは黙っていればエルウッドに戻れるのに、今回は主役ということで喋りっ放し。私の中ではエルウッドじゃなく、ダン・エイクロイドでしかなくなってしまうんですよね。冒頭で来ないジェイクを延々待つエルウッドはエルウッドだったのに。続編なのだから、せめて前作のキャラクターが活き活きと再登場してくれれば、再会の楽しさに溢れるんですけれど、みんな一様に、時の流れを感じさせる残酷さを味わわせてくれちゃいます。皮肉な事に余計に前作を伝説化してしまった続編でした。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 4点(2003-12-24 00:36:18) (良:1票) |
1.前作を踏襲している点で前作を見てないと、当時の彼らが18年でどうなったとかいう部分のネタがわからないんだけど、そう言う事を差し引いて見ても面白い。ネタとしてはかなりSFファンタジー的な要素が入って困った部分もあるけど、ブルースブラザースだからOK(笑)。基本的には18年経っているけど、同じ事を繰り返しているっていうのがミソなんだろうね。ジョン・グッドマンやジョー・モートンも見事にベルーシの代役を果たしたね。ブルース・モービルも念願の「潜水」やったし、エイクロイドも満足したんじゃなかろうか。 【奥州亭三景】さん 8点(2001-07-16 19:06:20) (良:1票) |