隠し砦の三悪人の投票された口コミです。

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隠し砦の三悪人

[カクシトリデノサンアクニン]
The Hidden Fortress
1958年上映時間:139分
平均点:7.46 / 10(Review 127人) (点数分布表示)
公開開始日(1958-12-28)
アクションサスペンスアドベンチャー時代劇モノクロ映画
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-12-19)【Olias】さん
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監督黒澤明
助監督野長瀬三摩地
坂野義光
キャスト三船敏郎(男優)真壁六郎太
上原美佐〔1937年生〕(女優)雪姫
千秋実(男優)太平
藤原釜足(男優)又七
藤田進(男優)田所兵衛
志村喬(男優)老将長倉和泉
三好栄子(女優)老女
土屋嘉男(男優)早川方の騎馬侍
加藤武(男優)血みどろの落武者
藤木悠(男優)峠の関所番卒
沢村いき雄(男優)博打の男
上田吉二郎(男優)人買いの親爺
佐田豊(男優)橋の関所番卒
大村千吉(男優)秋月の雑兵
小杉義男(男優)秋月の雑兵
佐藤允(男優)山名の足軽
千葉一郎(男優)足軽
堺左千夫(男優)六郎太に捕まえられる雑兵
谷晃(男優)六郎太に捕まえられる雑兵
中島春雄(男優)秋月の雑兵
中丸忠雄(男優)屈強な若者
緒方燐作(男優)屈強な若者
大友伸(男優)伝令の騎馬の武士
三井弘次(男優)山名の番卒
小川虎之助(男優)橋の関所奉行
広瀬正一(男優)山名の雑兵
高堂国典(男優)立て札の前の男
大橋史典(男優)馬を買う侍
田島義文(男優)
富田仲次郎(男優)
西條康彦(男優)山の若武者
久世竜(男優)
児玉清(男優)
中山豊(男優)山名の足軽
脚本菊島隆三
小国英雄
橋本忍
黒澤明
音楽佐藤勝
撮影山崎一雄
木村大作(撮影助手)
斎藤孝雄(撮影助手)
製作黒澤明
藤本真澄
配給東宝
特撮東宝技術部(特殊技術)
美術村木与四郎
江崎孝坪(美術監修)
録音下永尚(整音)
矢野口文雄
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【口コミ・感想(9点検索)】[全部]

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4.《ネタバレ》 最高のエンターテイメントにして最高の人間賛歌の映画。 時代考証がしっかりしていて、ボロボロの衣装から建物すべてにおいてこだわりぬいているのが分かります。 なにより登場人物の思考方法が完全に戦国の世なのがいいですね。 今の時代劇はここを中途半端に現代人に寄せてしまうから興ざめ。 あと農民二人のポジションの見せ方がうまい。 こういうキャラクターって今の小説、漫画、ドラマ、映画問わずウザキャラとして捉えられがち。 でも今作では生のままの人間として丁寧に描かれていて2人に感情移入してしまう。 この二人がこの最高のエンターテイメントと人間賛歌であるこの作品の重要な核になってますね。
CBパークビューさん [DVD(邦画)] 9点(2016-07-03 07:23:07)(良:1票)
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3.《ネタバレ》 この映画はまず「戦国時代の姫君と三人の悪人が、黄金を背負って敵中を突破する」という筋を知っていないといけない。 何故なら、肝心の主役格の悪人と姫君が登場するまでに30分も時間がかかるからだ。 それまでは戦場で手柄を立てて出世しようと勇んで出てきた太平(何やってんの平八)と又七(万造、侍を目指す)たちの愉快なコンビによる波乱万丈な場面を追うことになる。 予備知識無しで見た人は「そうか又八たちのユニークな物語なのかー」と勘違いするだろう。 いや実際そうなんだけどさ。 最初から太平たちを主人公として見るか、宣伝通りに雪姫と真壁六郎太を主人公として見るかでかなり見方が違ってくる。 そしてようやくメインの六郎太と雪姫の御登場だ。 メインディッシュとデザートが次々出るように流れがガラッと変わる。 又八たちは脇を支える漫才コンビとして立ち位置を変えてくる。 宣伝を見てきた人は「待ってました!」と思い、予備知識無しの人は「悪そうなサブキャラが出てきたなー」と思う。 そしてようやくジャケットの人物が誰なのかが判明する。 別のDVDの雪姫と六郎太のツーショットのジャケットならともかく、又八たち4人が居並ぶジャケでは判断がしにくいだろう。むしろそれが狙いの一つなのかもしれない。 泥にまみれながら懸命かつ愉快に生きる又七たち、利用しつつも結構思いやりのある六郎太、そして泣きっ面が最高に怖いが、本当は心根が優しく芯の強い、寝顔が可愛い太股のエロゲフンッゲフンッ男前な雪姫。 個性豊かだ。 特に六郎太の馬上での迫力満点な追撃、無駄に長いが見応え充分の決闘(あまりに長かったので「椿三十郎」のような一瞬の決着が生まれたのかも)。 しかし、ラストはどうなのだろう。 前には処刑台、後ろには脱出口! 兵衛の槍の唸りで二人を解放。 「志あるならば続け!」 颯爽と駆け抜ける雪姫、雪姫の侍女をヒラリと乗せ駆ける六郎太。そして兵衛の「裏切り御免!」 普通こういう場面は最高にカッコイ筈ずなのだが、好敵手との決闘を咎められて顔を鞭打たれた兵衛。 元々気遣いがある男ではあるが、「おまえの上司はカスだ!あたしそんな事しねーし!あーあー、どうせ死ぬんだ、直前まで遊べて良かったー!」なんて言われて同情してしまう兵衛。それでいいのか兵衛。何故だろう、何処か釈然としないのだ。
すかあふえいすさん [DVD(邦画)] 9点(2014-12-13 18:44:00)(良:1票)
2.《ネタバレ》 最初の方の、捕虜となって働かされていた兵たちが反乱を起こして城の階段を駆け下りていくシーンの迫力がハンパない。その後も、裏切り御免のシーンや、三船敏郎が馬上で刀を振りかざしながら駆け抜けていくシーンや、村人との火祭りのシーンなど名シーンが数々あり、黒澤作品の中でもとりわけ好きな作品。そして、あの上原美佐の気合が入った話し方が、時折、妙に恋しくなってまた見たくなる作品。
ashigaraさん [DVD(邦画)] 9点(2011-07-06 23:03:18)(良:1票)
1.《ネタバレ》 黒澤さんの作品では最も「エンターテイメント」な作品ですね。分かりやすい面白さを徹底してる。そしてキャラが際立ってる。特に百姓の二人組は強烈なまでの個性と愛嬌を持ち合わせており、ルーカスが真似るのも無理はないなと感じさせます。そしてそのストーリー運びや設定も、後世に多大な影響を与えてるんだなということがよくわかる。ところで、隠し砦のある山の風景は、なんだかまるでグランド・キャニオンの様な様相を思い起こさせるし、森の中にある泉も、どことなく西洋的な風景に見えてきませんか?ラストの早川領を一望する抜ける様な風景も、あまり日本ぽくないように思えてくる。そこには、ある種の異国的な壮大さみたいなものが感じられる。音楽だって、旋律こそ日本風ではありますが、ライト・モチーフの使い方やそのダイナミズムさはまるで西部劇そのもの。そう、黒澤作品はたくさんの映画人に影響を与えたけれども、黒澤さん自身もまた西部劇に大きく影響を受けたんだなということが見て取れるわけです。それにしても、日本が舞台でありながらこういう壮大さ異国さを生み出すには、モノクロだからこそ出来る映画の「虚構の力」というのがある様に思います。よく、「黒澤映画はカラーになって駄目になった」という人がいるけど、それはつまるところ、カラーによって映像が現実により忠実になることによって、モノクロが持っていた「虚構の力」が失われたからではないか、という風に思うんです(勿論、カラー作品にはカラー作品の魅力があるわけですが)。その力をアイデアや創意工夫で存分に活かすことが出来たのが、黒澤明の非凡たる証だったんじゃないかなぁと。
あろえりーなさん [CS・衛星(邦画)] 9点(2008-09-26 23:19:37)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 127人
平均点数 7.46点
000.00%
100.00%
200.00%
321.57%
410.79%
5118.66%
61310.24%
73628.35%
83628.35%
91612.60%
10129.45%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.41点 Review12人
2 ストーリー評価 7.93点 Review15人
3 鑑賞後の後味 8.40点 Review15人
4 音楽評価 7.33点 Review9人
5 感泣評価 6.16点 Review6人

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