20.ロッキーから私たちへ最後のメッセージ。金言の数々、貧しくも美しい冬の街並み。ラストファイトには思わず目頭が熱くなってしまいました。 お墓の前で佇むシーンがお気に入りです。 【Kの紅茶】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-02-15 00:59:29) |
19.監督シルヴェスター・スタローンによる直近3作のアクションシーンは1ショットに拘ることなく、忙しないほどのモンタージュ加工によって作り上げられる。
旧作で、寝起きから生卵一気飲みまでを捉えた一連の長回しや、持続的なウェイトリフティングとプッシュアップ、歩道から美術館の階段上までを主人公のロードワークと共に駆け上がる見事なステディカム移動撮影といった、1ショットが含み持った感動は今作には見られず、ことごとく細かいアクション繋ぎによって編集されている。
主人公の生理と同調しつつ、主人公に伴走しながら階段を登りきるカメラワークの持続があってこそ観る者により高揚をもたらすはずなのだが、テーマ曲の尺とリズムを偏重した結果か、勿体ないカットの割り方と云わざるを得ない。
一見、意匠的には旧作を踏襲しているように見えながら、過度に分解された1ショットの運動の充実度は薄い。
一方で、イエスの肖像で始まる第一作に回帰し、その表象として画面を彩る個々の光は印象的だ。
スケートリンク跡地で、主人公の両肩に輝くヘッドライトは五作目で語られる「Angel」だろうか。
スタローンはジェラルディン・ヒューズの玄関先に「光あれ」と電燈をつけ、彼は逆にこの光に照らされ、エキシビション・マッチの決意を固める。
そして、最後の花道を振り返る彼を照らすスポットライトの光がひときわ美しい。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-10-08 17:08:18) |
18.41歳独身男性です。 ひとは一人では生きて行けないということを、このわたしに、心底から教えてくれました。 ”愛”ということばがありますが、なるべく、じぶんに嘘いつわりなく、勇気をもって、自分の方法で、これからの人生を生きて生きたいとおもいました。 本当にすばらしく、自信と勇気をつけてくれますね!本当にすばらしい映画をみせてくれたスタローン!本当にありがとう!人生はすばらしい!!!! すべての人類の人生に、栄光あれ! 人生とはこれほどまでにシンプルか!
、、、、、、、おもえば、”ロッキー”で世の中にでてきたスタローンが2、3、4、5と旅を続け、人生を重ね、年をとり、今回最後の戦いを終えて最初の”ロッキー”に帰ってきたようでした。最後に試合を終えての”さあ、家に帰ろう!”のセリフはこれ以上考えられない最高のセリフで、同時に独り身の私に”ガツン”と響く一発でした。シンプルに、シルベスターの家族愛、人類愛を感じます。 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-03-13 14:41:58) (良:3票) |
17.本作はこれまでの1~5作全てを観た後で鑑賞して欲しい。そうでないと、スタローンお爺ちゃんのプロモーションビデオみたく思えてしまい、ロッキー・バルボアの山あり谷あり人生の生き様が伝わらない気がする。完結編として申し分ない。 【Keicy】さん [試写会(字幕)] 8点(2009-01-10 19:54:10) |
16.
1mmも予想を裏切らない展開だというのになぜか観てしまうと感動するのは、ようするにテクニック豊富な「うまい」作品なのだと思う。こうなると水戸黄門のように毎週ロッキーの挑戦が続くテレビシリーズが出てきてもよい気がする。 【チビすけ】さん [DVD(吹替)] 8点(2008-05-18 21:51:54) |
15.よい人間ドラマを観させてもらいました。スタローンが自らの人生を重ね合わせたのであろう熱い言葉、素直に胸に響きました。 【ライトニングボルト】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-02-13 03:43:21) |
14.あの年でよくがんばるなぁと思いました。シリーズは全部見ていたので、思い入れはかなりあり、今作については正直喜びと驚きを隠せませんでした。 内容も「ロッキー」の人柄がすごくにじみ出た脚本で、ベタかもしれないけど、自分は十分楽しめました(エイドリアンが他界してしまったのは残念でしたが)。 それにところどころにニヤリとさせられる演出がちりばめられていてよかったです。 【oifair】さん [インターネット(字幕)] 8点(2008-02-11 15:28:31) |
13.ロッキーのロッキーによるロッキーファンのための映画でした。 ロッキーザファイナルという邦題にだけは納得いきませんが。 スタローンがなぜロッキー6としなかったのか。 ロッキーバルボアという1人の男の生き様を描く映画です。 父と同い年のスタローン。 60歳でロッキーを撮ろうとしたことが、 映画の中のロッキーと重なります。 細かいことはいい、ただただ観客席のみんなと一緒に拍手したくなりました。 ロッキーよ永遠なれ!! |
12.人生は勝ち負けだけではないんだと1に続いて改めて感じさせてくれた。チャンピオンと戦うことになるまでが結構長かったが、話としてはきっちり筋が通っていたし感動した。 【HK】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-10-14 12:54:10) |
11.エンドロールが流れても席を立つことができない。みんながロッキーを愛してるんだ。 【フライボーイ】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-10-11 16:32:31) |
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10.ロッキーシリーズは全部見てきたけども、本作はシリーズのボーナストラックとも言える。(「5」は無かった事として)個人的には「4」が好きだけども、スタローンの本作に賭ける意気込み・熱意が伝わってきたよ。試合前のリング上でのスタローン(ロッキー)の表情は鬼気迫るものがあってゾクッとした。ファンとしては納得できる仕上がりになっていると思います。7点と言いたいとこだけど、スタローンに敬意を表して8点。 【tonao】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-10-09 21:28:44) |
9.自分もまだ若いので懐かしいと言う感情は無い。でも、時の流れを感じさせる演出、エイドリアンの回想などで哀愁が漂っている。安っぽい雰囲気の中、今のつまらん人生をやり直したいから60歳のロッキー・バルボア立ち上がる!という息子との喧嘩もたまに核心を突くダメ親父の説教という感じがでている。 メインは、本当にボクシングの試合を見ているかのような演出でした。試合結果も聞かず「さあ帰ろう」というセリフは印象に残った。 近い将来【ロッキー7~最後の戦い~】見たいな映画ができたら2点に下げる予定です。 【伊藤さん】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-08-17 16:47:08) |
8.学生の人はこれを見て、熱い思いを持って青春を過ごせて良いなぁと思えた作品。 まぁ、映画館はほとんどおっさんだったけど。 【官兵衛】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-05-31 03:19:11) |
7.熱い!!アツイ!! ロッキーの言葉と生き方が心を打ちます。 【ろん】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-05-14 01:14:05) |
6.最後にして初めての『ロッキー』劇場鑑賞。完結編ということでもう始めから終りまでひたすら熱い! 前日に復習として第一作を観てから挑んだのですが、その第一作のエピソードがいろんな形でフラッシュバックするだけでもう胸が熱くなってしょうがない。そりゃまぁ、ストーリー的にはロッキーが再起を思い立つ動機が弱いとか息子とのやりとりがチグハグだとか、ツッコミどころは多々あります。しかしそんなモンはこの映画に賭けたスタローンの気合いと覚悟の前では全く無意味。かつてない程ビルドアップされたロッキーから繰り出される強靭なパンチと飾り気一切ナシの人生訓のラッシュにひたすら酔えばそれでよし! 細かいことは気にするな! あとエンドロールも最高でした。皆がいかにロッキーを愛しているかがうかがえる非常に微笑ましいモノになってますので、最後までお見逃しなく。 【とかげ12号】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-05-13 10:45:57) (良:1票) |
5.全てが狂った飽食の時代に、熱い魂の男が蘇った。 彼の人生が、闘いの中…エンディングに疾走するまでの間ずっと駆け巡ってきた。
野良犬のように彼は生きていた。 熱いハートは無く諦めの日々を暮らしていた…けど、彼は優しさだけは無くさなかった。 生涯ただ一人の女を愛し、周りの冷ややかな目線など気にせず、ユーモアで笑顔を得ようとした。 絶対王者であったアポロからの指名…そのチャンスに群がる人間への疑心。 自身の無駄に過ごした10年間を呪うように…歩み寄ったトレーナ、ミッキーに罵声を浴びせた。 しかし、彼は意固地になる事無く、自らミッキーを信じ、駆け寄った。 ミッキーをトレーナーとしては勿論、友人として、父親として…信じた。
数々の不安と苦痛が待つリングに身を置き、生き抜いて家族を護り… しかし、少しの驕りから…ミッキーを喪い、覇者の証まで喪う。 失意の中、かつての敵から勇気と友情を…愛する妻からは安らぎと闘志を得て、立ち上がる。
結果は問題ではない。今の自分で居続けることが大事なのだ。 闘いとは技法ではない、心なのだ。
不器用に人を信用し、裏切られ…愛する息子の温もりさえ喪いかけた。 その息子に等身大の視線で愛を訴え、そして取り戻し… 10何年以上の時を得て、等身大の視線で息子に魂をぶつける。 逃げる事無く、奢る事無く、見下す事無く自分の魂の言葉が、観客である俺の胸を打つ。 最後の戦いに赴き、若き王者に伝承したもの…それは決して技法ではない、魂のあり方だ。
闘いを終えて、万感の思いを纏い…彼は観客である俺たちに手を振った。 その笑顔は人生から逃げなかった者だけに許される眩しく最高の笑顔だと、俺は知った。 技法に走り…人を貶め、斜めに見下し…心や魂に価値がないと思われがちなこの世界…
イイじゃないか、こンな不器用な人生の男が一人くらい居たって。 【映画の奴隷】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-05-07 19:29:14) |
4.スタローンの温かさ、真剣さ伝わってくる作品。ある方法で命をかけて作り上げられたあの素晴らしい体を見ると、年齢、国籍、何もかもが全く違う自分でも『Gonna Fly Now』で体が熱くなってくる。 【十五夜】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-05-04 00:34:25) |
3.4が一番好きな私としては,見せ場の一つであるトレーニングシーンに不満が残るモノのやはり「ロッキー」というキャラクターが大好きである事を再認識せざるを得ないといったところでしょうか.そして,海外旅行に全く興味のない私ですが,死ぬまでに一度あそこを駆け上がり両拳を振り上げてみたいと思いました.ちなみに,本日(日付は変わっておりますが)六本木プレミア席で鑑賞したのですが,格闘家の角田氏もいらしてました.ロッキーよりマッチョでした. 【マー君】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-04-28 01:15:05) |
2.何と言えば言いのだろう・・・何が良いのか言葉には出来ない。「打ちのめされても前に出る」その言葉通りのロッキーが好きでたまらない。小学生の時に見たロッキーからもうすぐ30年がたつが私の中で今も昔もロッキーは最大のヒーローだった。単純なストーリーが直球勝負のような心地よさを感じる。 【東京ロッキー】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-04-23 17:38:56) |
1.難しいことは何も考えなくても良い。理屈じゃない。ロッキーが好きなら観るべし。 【リニア】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-04-22 20:30:20) |