7.《ネタバレ》 ロッキーはシリーズ全部みてるし、好きだけど。リングには上がって欲しくなかった。60歳すぎてヘビー級でチャンプと戦うなんて自殺行為以外のなにものでもない。例え、エキシビジョンマッチであろうとも。前作であれだけ挑発されてもリングにあがらなかったのに・・・。それ以外はロッキーの人柄がでていて良かった。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-04-05 19:21:06) (良:1票) |
6.《ネタバレ》 これはもうスタローン自身の人生とダブって観てしまう。80年代のトップスターも、近年はラズベリー賞の常連という体たらく。私は「ランボー」の大ファンなので寂しい思いをしていた。今回の唐突な復活も実にスタローンらしい。ただ、昔と同じ創りをそのまましているのが問題である。我々はK-1などを見て、一発まともにパンチを食らえばそれで終わりなのを知っている。そして、プロレスと違ってボクシングの寿命が短いのは動体視力が大きく関係しているからである。3ラウンドぐらいのエキシビションマッチにすべきであった。内容を濃縮すればいいだけに思える。復活した理由も今ひとつ分からない、子供は此れを見て更に自己嫌悪に陥るだけのような。結局、懐かしさと終始妻を哀悼する姿勢にグッときた。 【まさサイトー】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-11-18 16:57:26) (笑:1票) |
5.前評判は良かったように感じたが、全て無理すぎる。 60歳には感じないがあの身体では・・・。相手を無敗の世界チャンプでなく、地方で脚光を浴びる無敗の新人、世界への登竜門ぐらいにすると、全てが納得のストーリーとなり生きてくる。試合終了後に「君は間違いなく世界チャンピオンになる」と。 2012.08/20 2回目鑑賞。ロッキー5から16年、一昔経過。当時、まあ、よくやる、ビックリ!!したものだ。なんと 60歳!還暦!さすが観るに耐えぬと敬遠。やはり肉体の衰えは否めない。見たくなかった血管の浮き出た肉体は、当然我々一般人とは比較できない肉体の持ち主ではあるが・・。皆さんの評価の高いのは一貫したロッキーの精神に哀愁と別離に高揚したものだろう。私もその一人だが・・。折角ロッキー5では肉体の披露を避けたのに。ロッキー5と6ファイナルを逆にが良いのでは?
【ご自由さん】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-11-16 20:12:05) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 上映している映画館も少ないし、上映期間も短いのにレビューの数が多いことに驚きました。 中学生の頃、空手の道場仲間とロッキーを立て続けに鑑賞し熱くなり、 その後サントラを聞いては無謀な試合ばかりを繰り返した思い出があります。 ちなみにその頃の試合前の合言葉「今ならドラゴともやれる」。返す言葉は「生まれ変わったらお前になりたいぜ」。 かなりどうでもいい思い出です。 で、映画ですが、 人生以上に重たいステップとパンチが気になりました。流石にちょっとボクサーの動きでは… とは言いつつ、ラストに立ち上がるシーンではこれで最後なんだと涙ぐんでしまいましたが。 個人的にはトレーニングシーンをもっとガシガシやって欲しかった。 トレーニングシーンでボルテージ上げて試合に入るのが大好きなのです。 リヤカーを引き、階段を駆け上がり、波打ち際を走りぬけ、山を登り詰め……肉殴る以外は大概は真似して後悔した。 とにかく熱いドラマを提供してくれたスタローンに感謝です。
【ひで太郎】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-05-23 12:32:10) (良:1票) |
3.最後にして初めての『ロッキー』劇場鑑賞。完結編ということでもう始めから終りまでひたすら熱い! 前日に復習として第一作を観てから挑んだのですが、その第一作のエピソードがいろんな形でフラッシュバックするだけでもう胸が熱くなってしょうがない。そりゃまぁ、ストーリー的にはロッキーが再起を思い立つ動機が弱いとか息子とのやりとりがチグハグだとか、ツッコミどころは多々あります。しかしそんなモンはこの映画に賭けたスタローンの気合いと覚悟の前では全く無意味。かつてない程ビルドアップされたロッキーから繰り出される強靭なパンチと飾り気一切ナシの人生訓のラッシュにひたすら酔えばそれでよし! 細かいことは気にするな! あとエンドロールも最高でした。皆がいかにロッキーを愛しているかがうかがえる非常に微笑ましいモノになってますので、最後までお見逃しなく。 【とかげ12号】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-05-13 10:45:57) (良:1票) |
2.直球勝負。小細工なし。ファイトシーンは手に汗握った。生きて、がんばって良かった、と思える作品。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-05-02 07:21:12) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 実は、『ロッキー・ザ・ファイナル』こそは『ロッキー』の30年ぶりの続編として捉えるのが妥当なのではないだろうか。この映画では冒頭から『ロッキー』の名場面がその所縁の場所とともになぞられ、ロッキー自らの口からその思い出話が語られる。『ロッキー』の端役であったスパイダー(ロッキーにバッティングを食らわせ、逆にKOされる作品最初の対戦相手)やリトル・マリー(酒場からロッキーに連れ戻され、道すがら説教を受ける不良少女)が印象的な役として30年を隔てて蘇る。まさに『ロッキー・ザ・ファイナル』は『ロッキー』へのオマージュとして作られた作品であることが僕らに示されるのであるが、それはまた30年ぶりの『ロッキー』の焼き直しでもあった。確かに30年の年月は鈍重で長い。60歳のスタローンがもう一度『ロッキー』の世界を再現する、そのことに対する世間の手放しの賞賛もよく理解できるが、やはりボクシングはそんなに甘くない。本来それは自分自身に対する大きな投企であり、そこから湧き上がる歓喜であり、それを飲み込む恐怖であるべきものである。当然のことながら60歳のロッキーは若くないし、ある種の生き難さ、もどかしさ、焦燥感、人生に対するラディカルな切実感も30年前に比べて薄い。(そういうものを全て包んでくれたエイドリアンもいない)しかし、まぁそれはそれでいいのかもしれないと僕は思っている。それが今回の60歳のロッキーなのだから。 僕らが『ロッキー・ザ・ファイナル』にベビーブーマー達の人生の岐路、第2の人生とでも言うべきイメージを重ね合わせてみてしまうのは致し方ない。もちろん、ロッキーの言葉はとても説得的なので世代を超えた共感も得られるだろう。しかし、逆に言えば、それが『ロッキー』から30年という年輪を経た現代の教訓的な教条主義(お説教)でしかなく、この物語は結局のところ、(60歳のプロボクサーと世界チャンプとの接戦という破天荒さとは別に)そんな教科書的な感動話の枠組みに行儀よく収まってしまうように思える。また別の見方として、この映画は、60歳のロッキーが30年前の自分の姿をなぞってみせたものの、そこにかつての切実感はもうなく、失われた熱情だけがあった、というように僕には思えた。確かにそれが年をとるということであり、それは否応なく受け入れざるを得ないことなのだ。 【onomichi】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-05-01 23:43:47) (良:1票) |