4.ここのレビューでこの作品を知っていつか見ようと探していた作品。いつも行くレンタル店でずっと探していたのだが何ヶ月もみつからなかった。しかし先日同じレンタル店で偶然みつけて早速レンタル。日本もそろそろ終戦60年、作品の内容といいこの時期での偶然の発見といい大袈裟かもしれないけどこれも何かの巡り合わせなんじゃないかって思う。不可能かもしれないけど世界から争いがなくなることを切に願う。 【ゆきむら】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-06 11:55:53) |
3.《ネタバレ》 二度は観れない映画です。これ以上の反戦メッセージがあるでしょうか。 【ぷー太。】さん 8点(2004-03-21 21:52:57) |
2.第一次世界大戦で傷病兵となったジョー(ティモシー・ボトムズ)の悲惨な運命と、彼が想い出す楽しかった過去の美しい風景を織り交ぜ、戦争のもたらす悲劇と、人間の尊厳を訴えた名作ですね。わたくし事として、今年(2003年)の夏以降に一時的に歩けなくなったり(今は回復)、トイレに行くのも苦労した経験からして、あんな状態になったらどうしようと真剣に考えてしまいます。 【オオカミ】さん 8点(2003-12-02 01:32:58) |
1.当時、中学生だった私は映画好きの兄に連れられて観にいきました。映画館に入場する前から「さすがダルトン(当時はドルトンと発音していました)・トランボ!60歳過ぎて初監督作品!」などと興奮していたのを覚えています。もし自分がジョニーだったら・・と考えると悲しく、また恐ろしくなった記憶があります。戦争という狂気により無残な姿となってしまったジョニー。意思表示は頭を僅かに動かすモールス信号だけ。しかも、それが伝わっているのかさえも明確には自覚できないのかもしれない。五感で残っているものは僅かだ。それも不完全な形で。そう、生きているのか死んでいるのかさえ自分ではわからない状態なのかもしれない。30年以上経った今、映画を回想してふと思うのは「ジョニーの気持ちは本当のところ誰もわからない。なった者にしかわからない。つまりはどんな場合でも相手の気持ちは相手にしかわからない。だからこそ相手を尊重しなくてはいけない。すべての人間は、命は尊重されなくてはいけない。ましてや戦争のような狂気に人間が、命が巻き込まれることは許されない」ということです。この30年の間にも戦争はくりかえし起きています。今もジョニーはいるのでしょうか。 【天地 司】さん 8点(2003-05-15 12:35:09) |