4.男二人の演技対決が最大の魅力です。デ・ニーロ×パチーノの『ヒート』に近いものを感じました。しかし逆を言えば、それ以外の構成要素であるストーリーなり演出なり音楽なりといったものについては、特に強烈な印象を受けることは無かった。主役二人の存在感が大きすぎる故でしょうか。。。「渋さ」「重み」といった点では、十分に見る価値があると作品だと思います。 【wood】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-02-11 14:56:36) |
3.ミレーヌ・ドモンジョが、人生の辛酸なめ尽くした老娼婦役で出てきたのには驚いた。あの国の女優さんはシモーヌ・シニョレやジャンヌ・モローのように、おばさんになってもう一度貫禄で勝負できるのがいい。もっともシモーヌやジャンヌは、若いころからタダモンではないという気配が漂っていたが、この人はかわいいだけのタダモンだった人でしょ。人生の年輪は馬鹿にできぬ。で男の方の友情と裏切りの話はというと、ラストの仕掛けがしゃれてるくらいで可もなく不可もなくといったところ。鳴りっぱなしの音楽には閉口した。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-10-05 12:16:37) |
2.やや人物の関係がわかりにくくて序盤はどうなることかと思ったが後半はよかった。邦題も興味をひきつけるにはいいタイトルだと思う。 【HK】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-24 20:35:51) |
1.渋いです。めちゃくちゃ渋いです。懐かしき白黒映画の頃に戻ったような渋さです。それもこれも主演二人のすばらしい演技のおかげ。脚本は実話を基にして書いているので警察内部の隠蔽工作が恐ろしく見えます。周りに車が一台も通ってないなんか不自然な現金輸送車襲撃シーンや序盤に裸のシーンがなぜか多かったし、ラストがちょっと物足りなかったのを除けば、フランス製ノワール映画復活か!?と言ったところでしょうか。 |