7.友達から、「本物の幽霊が写ってるらしいよ」と薦められて観た。・・柳ユーレイのことか・・。 【konkon】さん 5点(2004-05-15 05:03:58) (笑:4票) |
6.《ネタバレ》 演出面で古臭いところもあるが、全体としていわば正統派の雰囲気を持った怪談になっている(終盤の一部を除く)。映画撮影の現場ということで内輪ネタという感じもなくはないが、もともと実話系怪談でもスタジオというのは何かが籠った場所として扱われる傾向があり、これはこれでオーソドックスな設定ともいえる。
ところでストーリーはよくわからない点が多いが、表題のモノが撮影所にいた理由に関しては、やはり昭和46年のドラマ制作が原因だったと思われる。ドラマの内容自体、母と娘の想像が架空の人物を生み出すような話だったらしく(これは結構怖い)、これを演じた結果、本当にその人物が撮影所内に現実化してしまったということらしい。映画制作というものが、何もなかった空間に別の世界や人間を創り出すことの神秘性を描き出そうとする意図があったのなら、撮影所を舞台にしたことにも一定の必然性が感じられる。 一方で劇中の監督が幼少時に今回の事件をあらかじめ体験していたらしいのは意味不明だが、そもそもこの記憶のせいで監督が映像の道を志し、ドラマのストーリーにヒントを得たかのような映画を作ろうとしたということであれば、むしろ初めから全てが仕組まれていたのではという疑いも生じる。今回もまたお蔵入りのフィルムができてしまったということだろう。 主人公は外見的にも情けない感じで監督としての威厳が感じられないが、終盤で醜態をさらすのは心が子どもに返っていたためだろうから仕方ないのだろうし、また故郷の母親は普通に気の毒に思われる。向上中だった若手女優を含め、登場人物がそれぞれ映画にかける思いがありながら、全て断ち切られてしまった悲哀も感じられなくはなかった。
なお完全に余談になるが、若手女優役の若手女優(石橋けい)を見ていて、「有言実行三姉妹シュシュトリアン」<TV>(1993)の出演者と気づいて笑ってしまった(役者が可笑しいのではなく番組が変)。劇中人物としては残念なことになってしまったが、本人は今も元気で(当然だが)女優として活動中のようである。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-12-20 19:28:26) (良:1票) |
5.うわー怖いの来そう、来そう・・・あれ?来なかった・・・ うわっ次こそ来そう!うわー・・・ん?こんなもん? うわ・・・これすごいの来そう!やばそう!・・・あれ?こんなもんか・・・ えええっ!?終わり?え!? 【eureka】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-08-31 13:09:49) (笑:1票) |
4.《ネタバレ》 子供の頃に観てとても怖かったけど、あれは何だったんだろう・・・思い出せないけど忘れられない。は確かにある。薄暗い階段を登っていく少年の映像が、小学生の自分に重なったような気がした。怖い映画だ。低予算だとか、今観るとしょぼいとか関係ない。佇まいが怖い。2重に現像されてしまった映像に見え隠れする黒髪の女。撮影中、突然狂ったように笑い出す代役の女優の顔が違う・・・。その後のジャパニーズ・ホラーの基盤になったとも言われるが、何かが違う。この作品にだけ漂う気配が不気味だ。だだ、少し長くなってもいいから、撮影中止になった昔の映画のシーンがもっと観たかった。それにしても時々無性に観たくなってしまう映画ではある。 【ブタノケ2】さん [DVD(邦画)] 9点(2011-05-04 01:46:39) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 昔ビデオで観て以来、トラウマになっていた 作品。 念願のDVD化に際し久しぶりに鑑賞。 今でこそ「リング」や「呪怨」に代表されるような Jホラー的演出に観なれてしまった感はあるけど 当時としてはその斬新さに度肝を抜かれたものだ。 女の子の落下死も衝撃だったけど、マネージャーのおばさんが スタジオを訪れ「あなたたちいったい何の映画をとってるの?」といった シーンも鳥肌のたつおぞましさだった。 日本のホラーではBest3にはいる恐さです。 【シネマブルク】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-01-03 21:34:09) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 1995年当時、WOWOWで見た予告編があまりに怖すぎて、封印すること15年。 絶対に観てやるものか!と気合いを入れて避け続けてきたホラーなのに、何故か観ることに・・・ いや、何故ってのもおかしいんだけど、要するに、嫌い嫌いと意識していると、ついには観たくなってしまったというオチ。 ガキの頃から、ブサイクでチョー嫌いな女のコがいても、嫌いすぎてかえって意識してしまい、そのコの方ばかり見てしまい、何度も目があってダメージ大という、苦い青春時代を思い出す。 まあ、自分の青春時代の話はどうでもいいとして・・・
先述したWOWOWでの本作の予告編がずっと脳裏に焼きついていた。 その予告編の中でも、特に怖かったのが、舞台のセットから落下して、足が不自然に曲がったまま、口をパクパクさせている少女が出てくるシーンだった。
この落下した少女は、鑑賞した結果、幽霊でなく、幽霊に突き落とされた普通の少女だったわけだが、最後に出てきた幽霊よりも、やはりよっぽど気持ちの悪いシーンだった。 足が曲がって口パクパクは、マジしんどい! このシーンで体が熱くなり、汗が出てきたので部屋の扇風機をつけたら、近くに置いてあった紙っぺらが“バサッ!”と動き、「ひぃぃぃーっ!」と、飛び上がってしまった。
結局、強がって観ていたものの、立派に怖がっていた私です(苦笑)。 どうやら私は、ホラーを観ても、寒くなるどころが、体が熱くなる体質みたい。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2010-10-16 23:55:56) (良:1票) |
1.マンガで見たことあったけど、そっちの方が怖かったな。あのフィルムを見た記憶というのはこれだったのか!ってのもわかるし。それにしても柳ユーレイの悲鳴が女の人みたいだったわ・・・ 【パピコ】さん 6点(2001-11-05 12:22:10) (笑:1票) |