4.《ネタバレ》 原作未読。伏線の張り方が上手いですね。生活も犠牲にしてプロフェッショナルとして生きた正攻法のマジシャンと、深読みして相手を出抜こうと狂気な科学力に走ったマジシャン。瞬間移動(コピー)機はちょっと行き過ぎてるかなと思いましたが、まだ電気が魔術とマジックの間にあったくらいの時代で実在したステラを持ってきたのは上手いし説得力があった。双子でマジシャンと相棒を交代しているのは実際にありえた話かなと。入れ替わっていたせいで紐の結び方や、日によって違うと感じる嫁さんの自殺など悲劇も訪れるが、それでもマジシャンとして生きる道を選んだ信念、プロ根性、そして男としての意地はカッコ良い。アブラカダブラの呪文を唱えるトコはゾクッと来た。 まぁでもお互いにやりすぎですね。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-06-26 00:37:42) |
3.《ネタバレ》 マジックのねたが片方はわりとすぐにわかったのだが、もう一方がああだったとは・・・確かに伏線はあったのだが、どっちも反則であることには違いない。それにしても落ちたほうを毎回溺死させるのは、発見した者に罪を着せるためだったと考えていいのかよくわからない。ただ問題となる冒頭のマジックでいつものようにすぐ瞬間移動で出現してしまわなかったのかも説明があってもよかったと思う。前半は時間軸が前後して登場人物の関係がわかりにくかったが、後半になってわかってくると入り込めた。映画館で見るのもいいが家でいろいろ推理を話しながら見るのもいいのかもしれないと思った。 【HK】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-06-24 20:02:44) |
2.《ネタバレ》 タネは知らないほうが楽しめますが、知ったらそれはそれで楽しめますね。随所に伏線があるので観終わったあとに色々気づきます。おそらく2回以上観るとさらに面白いのかも。鳥のマジックが随所に出てきたのも伏線、ボーデンが鍵がかかった彼女の家に突然現れたのも伏線、ほかにも色々ありそうだー。 【猿トビ茶漬け】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-06-22 00:52:05) |
1.《ネタバレ》 正直何年か振りに映画館で見た映画です。唐突に誘われて前情報ゼロ状態でした。伏線は盛り沢山です。序盤では語られるだけですが半ばで重要になってくるマジックのタネは明かされる前に解るように作ってあります。タネや事件よりも「マジックとは何か、マジシャンとは如何なるものか」を仇同士で対比しているように感じました。それらが如何なるものであれ、如何なる結果を招こうとタネは決してバラさないのがマジックの世界に生きる者の信念なのでしょう。 【このは】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-06-16 02:38:49) |