12.オバンババンバンバン 蘇ったかぁ♪ オバンババンバンバン 脳味噌食ったかぁ♪ オバンババンバンバン 焼かれるんじゃね~ぞ~♪ オバンババンバンバン もう蘇って来るなぁ♪ |
11.この作品、劇場に見に行った時から数えて今回で6回目(5回目かも・・・)の鑑賞になるんですけど、いや~やっぱり面白い。特に序盤のタルを壊してから”新鮮な死体”を始末するところまでなんか何度見ても面白い。とにかく考えられたセリフと間の取り方が実に絶妙で、さすがダン・オバノン、脚本と演出はずば抜けたものがありますね。煙が上がっていく所や地面に雨水がしみ込むシーンなどは、実にわかりやすーく説明してくれる。しかもそのチープな映像が妙に作品にマッチしていて良い感じだし、ラストの投げやり感も実に良いね。あるサイトで知ったのだがこの作品、シリアス路線でいったらロメロの「ゾンビ」には勝てないという事でコメディ路線になったと書いてあったが、わたしもそれは正解だったと思う。とにかくこの作品、ダン・オバノンの監督としての最高傑作と言えるだろう・・・まあ、他に1本しか撮ってないけど。 【カズゥー柔術】さん 8点(2004-10-25 02:00:33) (良:3票) |
《改行表示》 10.《ネタバレ》 コメディホラーの傑作。 バカなエネルギーに満ちている。 以前何かの映画で「走るゾンビ」について書いたが、この映画をまるっきり忘れていた。 まぁこのバタリアン(オバンバ?)どもがゾンビであるかは「?」であるが。 どちらかというと「ゾンビ」というよりも「悪魔憑き」に近い感じがする。 それはおいておいて何よりも魅力的なのは世紀末なパンクロック野郎どもだ。 意外と好青年っぽいところがあるし、暇だからって墓でパーティーしようとする突拍子もなさが素敵。 中でも赤い髪の女は必見である。もしも”バカ賞”があるとするならば彼女で決定だ。 登場人物みんなふざけまくってて面白いです。 バタリアンどもはヒステリーがかった演技を見せて迫力満点、予測不可能。 ゾンビ映画にしては珍しく中ボスキャラ”タールマン”がいる。 このタールマンがまた最強にして最高で、凄い存在感なのだ。 この薬品のもとになっているのは放射能だろうか。 とにかくバタリアンどもが地獄からあふれ出た感じだし、バイオハザード起こりまくってるし、世紀末感たっぷりだし、もうどうしようもねー。 音楽もすごく良いし。 なんかマイケルジャクソンのスリラーを思い出す場面もあった。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-06-01 21:44:01) (良:2票) |
9.《ネタバレ》 軽ーいノリのゾンビ・コメディ映画。初めて観たのは確か小学生の頃だったかな~、この作品に横溢する適度なグロとエロに当時の僕はハートを鷲掴みにされました。工場に勤める頭がパーな二人の男がある〝毒ガス〟を些細なことで噴出させてしまったことで、墓場の死体がゾンビとなって甦り、街がどんどんとパニックに。その過程がなかなかしっかりしているし、個々のエピソードも凄く面白い(特に、ゾンビにならないために自ら火葬場へと入っちゃうあの超かわいそうなお爺ちゃん!)。そして、墓場で唐突に始まるビッチな不良ねーちゃんのエロいストリップシーンには大きな衝撃を受けました。「大人には、こんな凄い世界があるのか…。僕も早く大人になりたーい!!」と小学生だった僕は、股間をもぞもぞさせながら本気でそう思ったし(笑)。なのに最後は無情にもミサイルでドカーン!もう衝撃的なくらい面白くてビデオに撮って何度も何度も観返したなー。大人になって改めて観てみると、「あのころは純粋だったよな~」と、なんだかえもいわれぬ懐かしさが込み上げてきて、思わずホロリ。画面では、ゾンビが脳味噌喰ってるんですけどね(笑)。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-04-21 16:46:02) (良:2票) |
8.《ネタバレ》 いい作品です。いろんなテーマが盛り込まれていますが、バランスがよく、サスペンスとしてもよくできています。物語中盤から、ひたすら絶望的なムードが流れはじめますが、そこがリアルで、とてもよい。オバンバのセリフとか、フランクの死に方とか、最後のほうで、フレディが屋根裏の彼女に到達したところでストップモーションになるところとか、胸キュンですね。ホラーというスタイルを借りながら、生きることへの悲しみが表現されている、名作だと思います。 【コウモリ】さん [地上波(吹替)] 8点(2007-08-13 14:57:39) (良:2票) |
7.この映画が実はコメディ?なのだと知ったのは最近のこと。レンタルビデオが普及しだした十数年前(まだ1本のレンタル代が1000円だったり、ベータがあったり)、はじめて借りたビデオが「バタリアン」でした(なぜ!?)。当時中学生くらいの私には怖くて怖くて、おどろおどろした手書きみたいな字幕の書体にもおっかなびっくりしつつ、膝を抱えて観たものです。なんだかよくわからないけど、大人になった今もつい観てしまう、そんな映画です。ちなみに「バタリアン」の吹替はスバラシイです。「バタリアン」のゾンビとロメロゾンビの違いは「バタリアン」のゾンビは脳みそを食べると自分が死んでいるんだという苦痛から逃れることができる…という説明があること?ロメロゾンビはそんな説明いっさいなしの有無をいわせぬ怖さがありますが。まだ「バタリアン」ゾンビのほうがユーモラス。 【ふぉんだ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-15 18:02:19) (良:2票) |
|
《改行表示》 6.《ネタバレ》 当初観たのはレンタルビデオの時代ですが、何年か置きに観たくなるコメディ。 嫌いなカテゴリー「ゾンビ物」ですが、この映画だけはなぜか気に入ってる。 普通はゾンビが怖い、襲われるキャストが可哀想・・助けてあげてよ・・て思うのに この被害者達には、どういうわけか同情が沸かない。つい、ゾンビを応援したくなる。 音楽もいい。馬鹿な若者達が追われるシーンでパンクロックに、大爆笑。 恐怖映画テイストなのにどっか抜けてる味わい、この監督のセンス最高。 フランクの、「ゾンビ居るぞ・・見たいか?」で始まり、自分が徐々にゾンビ化していき 救急隊員に「体温が室温だ、脈も無い、お前はもう死んでいる」で絶望のシーンが おバカ全開で、ひっくり返ったなあ。 繰り返しますが、ゾンビ映画は嫌いですが、この映画は大好きです。 【グルコサミンS】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2017-04-15 14:34:13) (良:1票) |
《改行表示》 5.《ネタバレ》 テレビ放映の映画の良さが一杯まで引き出されていた。 親戚とか友人と何度も録画を楽しんだ思い出がある。 原語のユーモア以上に、明らかに笑ってしまう台詞作りとその表現は最高クラスではないかと思う。 「バタリアン 吹き替え」で検索をかけると金曜ロードショウ版の吹き替えだったようで、確かにこれのような気がする。 テレビ版の吹き替えが入った映画もたくさん出ていると思うけど、これもおそらく出れば購入してしまうだろう。 どうやらかなりの数の吹き替え要望があるようだけど、発売元に全然その気がないようだ。 なぜ人気があるのか全然わかってないな。と思う。 しかも最新版は値上げまでされているようで、廉価版と同一内容。 発売に関わった人間が客を馬鹿にしてるのが生々しく伝わってしまい不愉快。 原語版は秀作、吹き替えは傑作、字幕は吹き替え準拠で元の雰囲気がメッタメタという変な映画。 吹き替え音声を是非入れてほしい。 【黒猫クック】さん [地上波(吹替)] 8点(2009-05-18 03:58:59) (良:1票) |
4.ホラーとしてかなりよくできたほうだと思う。見たのは小学校のころだが、めちゃ怖かったのを覚えてます。ジャンルは「ホラーコメディ」になるみたいですが、コメディなんてとんでもない!!特にラストが怖い。911テロ陰謀説なんてのもあるし、そこはかとないリアリティがあります。 【承太郎】さん [地上波(吹替)] 8点(2009-05-03 09:29:54) (良:1票) |
《改行表示》 3.《ネタバレ》 初見は中1の頃だったと思いますが、その頃の感想としては「とにかく怖い」の一言でした。半年ぐらい前にコンビニで1000円で売ってたので思わずDVD買って再見しちゃいました。ジャンルに「コメディ」が入っていますが、それはあくまで大人が観た場合の話ですね。「ナイトオブ・・」と雰囲気は異なりますが好きな映画のひとつです。ちょっとくだらないけど・・・。 【長毛】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-02-28 01:21:09) (良:1票) |
2.小学生の頃見て一生この怖さに悩まされるんだって本気で怯えた映画。夜道歩いてたらゾンビがムクっと出てくる気がして走って家に帰ってた・・。あのロックな音楽と、ストリップしてた姉ちゃんが大勢のゾンビにじりじり囲まれて脳みそ食べられるとことかキモすぎ!フレディの会社の上司が自分で火葬場の焼却炉に入るところかも何かかわいそくて不気味・・ 【NN】さん 8点(2003-05-25 12:01:42) (良:1票) |
1.いつだったでしょうか、まだ僕が3歳くらいの時、両親がヘンな映画を見ていたんです。なんかよく判らないですけど煙が煙突からもくもく上がって、雨が降ってきて、それで車が動かなくなって…。それで、暫くして、変な白髪のおっさんたちが、汚い死体に話し掛ける…丁度そこら辺で親に「ここで最後だからもう寝ろ」とかって言われて寝たんですが、それ以来、その映画が頭から離れなくて…で、何年かして、この作品に出会ったわけですが、見た瞬間、「これだ!あの恐い映画だ!!」と思いました。勿論、最後だと言われたシーンは全然最後ではなく、丁度作品が盛り上がってくる時でしたが(笑)思えば、ここらへんから本格的に僕のホラー映画探求の旅が始まったんだと思います。初めて見たときは(厳密には2回目ですが)、思いのほかコメディ要素が多く、恐いもの(シリアス)を追い求めていた僕にはちょっと期待はずれでしたが、何度か見返していくうちに、かなり面白いと思うようになりました。話は、題名からもわかるように、「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」のパロディ、というか、カズゥー兄貴も仰ってるようにこれは権利上の正式な続編なんだそうなんですが、ただのコメディとして二番煎じに終わらせずに、独特の雰囲気や、ちゃっかりオマージュを捧げていたり、小気味いいロックナンバーも手伝って、テンポ良く飽きずに映画を見終わることができます。しかし、恐がらせるところはきっちりと恐がらせてくれるし、ホラー映画としてもなかなかな完成度を誇っていると思います。点数は、やっぱ自分の思い出の一本と言う事で8点を献上いたします。 |