5.内容は結構すきです。特にロケーションがよい。ので、ほかの事について。”本作の題名について”映画の題名なんてホントに、どうでもいいのだけど、コレはちょっと気になって、、、、、、、。この作品は原作が”ヒトのセックスを、、、、”であるから自動的に、この小説の題名の映画作品として公開したのであり、内容はぜんぜんひとのSEXうんぬんではないのである。題名がそこそこ、客をひきつけたり、製作側が”いいんじゃない、ひとのSEXを、、、って題名って”ってなノリでこの題名になってるだけ。こういうのは非常に虫唾が走ります。なぜなら、これでカッコイイと思ってるわけよ、製作者は。そうそう!、この作品のSEXっていうは、”ANANやNONNO”の”SEXできれいになる”の”SEX”なんですよ!(ほんとはどーでもいいのかも??)だからこの作品は例えば、”無題”でも”昼人妻!”でも”SEX人妻!”でももちろん、いいわけです。反面、わたしは外国映画の邦題には非常に無頓着無感覚です。たとえば仮に”タイタニック”が”白老婆-豪華客船の追憶”だとか、”豪華客船の沈没を笑うな!”だとしてもね!!? ? 【男ザンパノ】さん [映画館(邦画)] 6点(2010-05-16 19:55:22) (良:2票) |
4.松山、忍成、蒼井、3人だけの物語だとしたなら、平均年齢20歳前後が対象の作品となるのでしょう。 だがしかし、ここに永作を加えた場合、平均年齢は25歳となります。 さらに、猪熊さんが絡み、彼が50歳だとした場合、平均年齢は一気に上がり30歳となります。 だから何ということは別にございませんが、その30歳を過ぎたあたりからなんとなく分かってくるストーリーなんじゃないのかなって思います。 原作の山崎ナオコーラさん自体がそこら辺の年齢です。 きっと20歳前半の人たちにとっては、退屈に感じてしまうことでしょう。 【3737】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-09-16 23:17:16) (良:1票) |
3.映画じゃなく、日常が切り取られた映像のような極めてナチュラルな演技で、少々尺は長く感じることと、コミュニケーションに違和感を感じる部分もボチボチあるものの、楽しく観ることができた。永作、松山、蒼井の演技力がこの映画の全てといった感じ。題名の「人のセックス~」とは、行為そのものではなく、其々の恋愛の価値観のことじゃないかなぁ~と。 【成迩】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-04-18 22:20:59) (良:1票) |
2.ヌードモデルとして服を脱がせてゆくところにしてもチュッチュチュッチュとキスするところにしても布団の取り合いにしても、はたまた好きな男が自分ではなく別の女とラブラブなのをつまらなそうに傍観する女も、その女を好きな男がさらに遠慮しがちに見守る視線にしても実に生々しい。生々しいのだけど、それらはけしてリアルだから、自然体だから生々しいのではなく、むしろ反対に、一見恋人同士にしか理解できないような内々のラブラブをカメラの前で女優と男優が恥ずかしげもなく、いや、恥ずかしさが微妙にあるからこその生々しさであり、けしてユリとみるめの恋愛が生々しいのではなく、ユリを演じる永作とみるめを演じる松ケンの擬似恋愛が生々しい。そして、えんちゃんではなく蒼井、堂本ではなく忍成の立ち振る舞いが生々しいのだ。この、演技ではなく俳優たちの素が出ているような感じは井口監督の前作『犬猫』にも言えるのだが、演じるものが「恋愛」になることでより生々しさがわかりやすく画面にこびりついているような気がする。ドキドキした。こういう偶然撮れちゃったような奇跡的な画を意図的に普通に撮っちゃうってのが凄い。 【R&A】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-04-10 11:45:15) (良:1票) |
1.そもそも映画の評価など"個人的な価値観”の極みだと思っているので、この映画の場合、永作博美は悪戯な笑みが魅力的すぎて、蒼井優は久々に脇役ならではの素敵な存在感を放っていて、それだけでもう満足してしまうというもの。
全編通したまったりとした空気感の中で、息づくそれぞれの何気ないロマンスをぼやっと眺めているだけで、この映画は成立していると思う。 ただ、そういう雰囲気を楽しむ作品としては、少々尺が長い気もする。 ストーリー自体に特別な抑揚はないのだから、もう少しさらっとまとめてくれた方が、もっと心地よい余韻が残ったと思う。
あと主人公である永作博美演じるユリの人間性を終盤もう少し描いて欲しかった。 ミステリアスで魅力的な美術講師としての存在感はとても素晴らしかったけど、結局彼女はどういう人間なのか?という部分が曖昧なままで、その心象風景が見えてこなかったのは残念だし、そういう部分が思ったよりも感情が揺れなかった原因だと思う。 終盤の露出が減り、最終的に蒼井優に食われてしまった感がある。その辺りの切替えが監督の狙いかどうかは分からないが、この作品の場合は永作博美の「存在」を最後まで押し通すべきではなかったかと思う。 【鉄腕麗人】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-03-22 16:44:51) (良:1票) |