ツォツィの投票された口コミです。

ツォツィ

[ツォツィ]
Tsotsi
2005年南アフリカ上映時間:95分
平均点:6.28 / 10(Review 54人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-04-14)
ドラマ犯罪もの青春もの小説の映画化
新規登録(2007-04-05)【sayzin】さん
タイトル情報更新(2019-08-17)【Olias】さん
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監督ギャヴィン・フッド
キャストケネス・ンコースィ(男優)アープ
脚本ギャヴィン・フッド
配給日活
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1.子供との触れ合いによって悪党が人間性を取り戻すというベタ中のベタとも言える内容なのですが、変な小細工に走らず王道を通した点は良かったと思います。さらには、チンピラと赤ちゃんの接点の持ち方も非常に現実的で好感を持ちました。赤ちゃんの世話は基本的に近所のシングルマザーに任せっきりで、ツォツィは最後まで赤ちゃんに馴染まないのです。ご存知の通り赤ちゃんの世話は本当に大変で、何も知らないチンピラが見よう見まねで出来るものではありません。そういう現実を踏まえた本作の構成には、「なるほどな」と感心させられました。ツォツィはこの赤ちゃんに愛着を覚えたのではなく、赤ちゃんという異質な存在に触れたことで物事の見方が変わり、そのことが彼の人間性に影響を与えたに過ぎません。この映画はそういう微妙な温度感をうまく表現できており、全体としてはベタな構造をとりながらも独自性を打ち出すことに成功しています。。。
ただし、問題もあります。多くの方が指摘されていますが、そもそもツォツィが赤ん坊を連れ帰った動機が不明確だし、彼を援助することとなるシングルマザーの心境も不自然です。彼女も母親なのだから、我が子を誘拐された母親の辛さは痛いほどわかるはず。ならば一刻も早く赤ん坊を母親の元に返そうと考えるはずなのですが、彼女は数日にも渡って赤ん坊を手元に置いてしまいます。さらには、ツォツィとギャング仲間の関係も意外なほどサラっと流されていましたが、過去の自分と決別することが本作のテーマなのだから、かつての社会とどう折り合いをつけるのかという点も本作の重要なファクターだったはず。その他、赤ん坊を奪われた夫婦のドラマや、ツォツィに迫る警察の捜査網など、多くの要素が省略されています。ドラマの視点を分散させないようムダを省いた構成とした監督の意図は理解できるのですが、全体としては描写が不足しているように感じます。枝葉の部分にこだわることで核となるドラマが引き立つということもあるわけで、この点について本作はバッサリやりすぎたように思います。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 5点(2013-03-18 00:52:10)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 54人
平均点数 6.28点
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100.00%
200.00%
300.00%
447.41%
51222.22%
61222.22%
71935.19%
859.26%
923.70%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review4人
2 ストーリー評価 6.16点 Review6人
3 鑑賞後の後味 5.80点 Review5人
4 音楽評価 6.20点 Review5人
5 感泣評価 6.00点 Review5人

【アカデミー賞 情報】

2005年 78回
外国語映画賞 受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2005年 63回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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