4.もう10年以上前の話だけど、自分のいとこの女性がこの映画の主人公と同じくらいの歳でビルから飛び降りて死にました。鬱病でした。そんな経験があるからか、この映画はタイトルが示すような生やさしいものに思えなかった。足元の定まらない生活をしている主人公に、自分は終始、死の影を見続けていました。周囲に何人か相手をしてくれる男はいたけれど、最終的には孤独の中に漂って終わった。彼女の10年後が想像できない。精神を患っていなくても、主人公の年代で同じような境遇の女性(に限らないんだけど…)は世の中にたくさんいる。その人たちがとても危うい存在に思えてしまう映画でした。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-11-14 02:57:50) |
《改行表示》 3.《ネタバレ》 そのときは空っぽであっても今を生きていて、過去の今があるからこそ現在の今がある。思い出の写真も、記憶も、インテリアも、自分が今を生きてきた歴史ってことかな。ちょっとずつ病気を理解してサッと薬を出せるようになるトヨエツ、ありのままを見て受け入れられた人を愛おしく思うトヨエツ、素直ないい役だったな。寺島しのぶも、あんなに表情が豊かないい役者だったとは知らなかった。心象風景を丁寧に描いた良い映画でした。タイル絵は、うどんとそばの布石だったんだ。 【ハラミ定食】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-03-02 18:37:25) |
《改行表示》 2.最初はどこに行くつもりの映画なのかわからなくて非常に困ってしまったけど、中盤辺りからやっと物語が見えてきて面白くなってきた。 何か凝ったストーリーが用意されてるわけじゃないけど、何故か作品世界に引き込まれてしまうのは役者の力だろうか。 着地点は物悲しいものだったけど、そこに至る経過はやわらかいものだったと思う。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-08-24 04:33:50) |
1.この映画、なんといっても寺島しのぶ。口角をほんの数ミリあげるだけであんなに表現できるなんて。素晴らしかった。 【アンダルシア】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-05-16 01:18:24) |