12.インタビューの中で、だんだんと「稼業」の輪郭が見えてくるあたりのおかしさ。娘なので跡継ぎが問題で、とか、仕事の連絡のケータイでのやりとりとか。塀の落書き「くたばれ」や、投石、道の横断幕や立て看板など、昨今のきびしい状況も同時にだんだんと分かってくる。そうやって丁寧に裏ぶれたトーンを重ねた後で、ジュウと戦う場が描かれると、その馬鹿馬鹿しさもひとしおで、嬉しくなっちゃう。四代目の稼業華やかなりし頃の記録フィルムもいいし、間にはさまれる民間人へのインタビューは、どうしてあんなに自然なの? なんか違う質問しといて編集したのかしらん。変身場の係員へのインタビューもリアルだった。この映画、テレビの人気タレントの心象風景としても理解できるけど、純粋に贋作ドキュメンタリーの面白さだけで自立している。ラストは変に風刺がかってちょっとつまずいたが、許そう。ニラムの獣の、ササササと目玉をたぐり寄せるとこがかわいい。 【なんのかんの】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-07-28 11:03:12) (良:3票) |
11.彼の本職はコントや役作りではなく喋りのほうだから、あらすじを聞いた時点でまぁこの程度だろなとは予測がついた。あと彼は大掛かりなプロジェクトや、予算を沢山使って制作する映画監督向きではないですね。目新しさも皆無。今更「ごっつ」的なコントをこの時代に映画というメディアを借りてやられても…。逆に200万くらい持たせて「3日で何か面白いもの撮ってきて」とか言った方が結果出すんじゃないかな?次は是非CSとかでこじんまりやっていただきたいです。自己満足な映画は嫌いなのでこの点数。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [DVD(邦画)] 1点(2008-01-22 14:09:21) (良:3票) |
10.映画館まで行かなくてヨカッタ…。 どんなに風刺っぽくしようが、思わせぶりな映像にしようが、ツマんないもんはツマんない。 お笑い芸人としての才能は認めるし、トークの間の良さにも感心するけど、映画監督の才能は無かったね。 学生に無制限でオカネ預けて撮らせたフィルム、強制的に見せられてるみたいだ。 テレビで「面白い事する」のと、オカネ貰って映画館で「面白がるのを見せる」のとでは雲泥の差。 確信犯だろうがなんだろうが、結果的に「面白くない!」実は本人もわかってるんじゃないかな。 休養して映画に専念みたいな事言われてるけど、そんな事しないで才能ある若手にチャンスあげたら?時間の無駄。 それでもきちんとした仕事をした制作スタッフに、せめてこの点を捧げマス。 【静佳パパ】さん [DVD(邦画)] 2点(2008-11-12 11:03:36) (良:2票) |
9.酷かったです。ドキュメントタッチでダラダラ流れる日常パートはコメディとして絶望的とも言えるテンポの悪さと動きのなさで退屈極まりない。中年の悲哀だかをだしたいのかもしれないが見るに耐えないつまらなさ。 そして、それの間にちょこちょこ入る見せ場のCGバトル(お笑い)パートもひどい。ヘナチョコCGでも笑えるものと笑えないものがあるが、今作は圧倒的に後者。ひどすぎて見てられない。 そして、笑いはほとんど顔芸や、動きによるもの。脚本による笑いどころは貧弱だし、シリアスにするには浅く、どっちつかず。 せめて、ちゃんとした特撮使ってバカバカしくやれば、面白かったかもしれないのにと思って最後まで見ると……こんなのテレビでやればいいじゃん。 オチてないのをシュールと呼ぶのはやめましょう。あ、UAはセクシーでしたよ。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 2点(2008-02-25 18:32:07) (良:2票) |
8.有名人だからということは、免罪符にならないと思う。 時間を返してほしい。 【ひであき】さん [映画館(邦画)] 1点(2007-11-06 11:25:14) (良:2票) |
7.あれを映画として宣伝しているあたりがむかつく。金のかかったくだらんコントじゃないか。 【六爺】さん [映画館(邦画)] 4点(2007-08-23 01:45:15) (良:2票) |
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6.カンヌでどーだったとか、映画としてどーだったとか、よくわんないですけど、とにかく自分が観た関西の劇場では超満員で、しかも大爆笑の渦。となりの知らない兄ちゃんも声高々にマジ笑いしてました。てゆーか俺も笑ってたけど。一緒に行った嫁は「これ映画ちゃうわ、でもおもしろいからえーかー」って言ってました。とゆーわけで、単純におもしろかったです。それに俺は事前にストーリーはほとんど知らんかったので、より楽しめたかも。ただ「ごっつえー感じ」なんかの松っちゃんの笑いが駄目な方はまったくおもしろくないとは思います。そして当然まじめに映画を観に来た方にも不評かも。外人は論外かも。最後のスタッフロールまでずっと笑わせてくれたサービス精神に 【なにわ君】さん [映画館(字幕)] 10点(2007-06-03 23:37:06) (良:2票) |
5.とにかく出てくる登場人物全てが不快。松本を筆頭にインタビュアーふくめてかなりイライラさせられた。そんなのテレビでやれよ。 【とま】さん [CS・衛星(邦画)] 1点(2013-10-19 12:48:32) (良:1票) |
4.とかげのおっさんと同じシリーズで、ちょっとずつ見たらもっと面白いかも。 ぜひ、というセリフがこんなかでは一番おもしろかった。 ぜひって! 【Skycrawler】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-11-07 21:25:47) (笑:1票) |
3.驚いた。出来るだけ前知識を得ないようにしていても強引に入ってくる情報から奇抜さだけが取り得の作品という印象を持っていたのだが、奇抜どころかオーソドックスと言ってもいいほどに実に手堅い演出が目白押し。インタビューの会話と差し込まれる画によって徐々に正体を露にしてゆく展開の巧さといい、「スポンサー広告は腰は絶対ダメ」の次のカットは当然腰に広告出してる、あるいは匂ウノ獣の「誘いに乗らない」から一転というお約束古典ギャグの抜群の間の取り方というか間の無さは絶妙だ。インタビュー中に子供の話題が出たときにフッと子供の靴の画を挿入させるところなんて丁寧だなあ、しっかり作ってるなあとひたすら感心。4代目の新聞の見出しを利用したボケとツッコミも巧い。さて問題はラスト数分なのだが、ここははっきり言って映画じゃない。映画じゃないんだけど一番面白いから厄介だ。おそらく松本監督本人もここは大爆笑のシーンのような気がする。テレビでお馴染みの爆笑する松本人志が想像できて実に楽しい。マジメに映画かと思いきやラストでテレビのお笑いにしちゃうあたりを曲者と見るか曲者と見られるための演出と見るか。どっちにしても(映画じゃなくてもってことも含めて)、それでも怒りを覚えずに許せちゃうのは単純にオモロイからであって、そう考えるとオモロイってのは最強だなと。 【R&A】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-09-24 13:54:04) (良:1票) |
2.まっちゃんはやっぱり凄いですね。何百人、何千人という映画監督が世の中にはいて、その中で誰もやったことの無いことをやれるこの人はやっぱり凄いです。ドキュメンタリータッチでやるのが、最も大佐藤の人物を紹介し、説明するのに適当だったんだろうと思います。ウルトラマンほど飛躍させた人物ではなく、身の丈で目高の人物として主人公を描くことで、何らかの共感を抱いて欲しかったのでしょうが、その何かが正義感とかそんな大それたことではないのはわかったのですが…わかりませんね。多分、日本の歴史や文化に重きを置く日本人の心が薄れてきていることにまっちゃんが怒りとか憤りみたいなものを感じているのではないでしょうか。正直伝えたいことを読み取るのが難しかったです。というより、今も理解できていないです。しかし、これだけやりたいことしかやらないってのはやっぱり凄いと思います。映画としてこのシーンが素晴らしいとか、あの台詞がよかったとか、そういった映画としての感動がまったくないので、やはりこれはあの名作「ごっつええかんじ」のコントを一本にまとめたんでしょう。最後にCGからセットに変わってうだうだやってるシーンは楽しかったですね。きっとそれで良いんだと思います。 【ボビー】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-12-28 20:46:04) (良:1票) |
1.映画同好会の自主制作ビデオかと思った。板尾は最高だったが… 【_| ̄|○】さん [映画館(吹替)] 3点(2007-06-04 02:19:15) (良:1票) |