4.《ネタバレ》 悲惨な境遇で暗い内容のはずなのですが、見ているうちに何故かほんわかとした気分になりました。 おまけに、いつの間にか明るくて、こちらが元気をもらえるような気分になりました。
女性たちのめげない気持ちと明るい色彩の衣装と、それからはつらつとしたボディからも、元気をもらった気がします。
ペネロペさんはため息が出るほど綺麗でした。 私が観た作品の中では一番良かった。
それでも人生は素晴らしい! 私もがんばろっと♪ 【たんぽぽ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-05-16 15:46:35) (良:1票) |
3.つきあいで見ました。登場する女性たちはもう笑うしかないほど山のように問題を抱えています。でもみんな、暖かい強風の中に様々な原色が散らばる、あのきらめくスペインの風景の中で腹をくくって生きていきます。こういう強靭な生き方って、今の日本人には絶対マネできないですね。道徳とか倫理とかでわあわあ言ってるようじゃ、まだ人間は半人前かな。 【きのう来た人】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-01-28 06:59:59) (良:1票) |
2.うーむ、女性上位な痛快映画でした。唯一の登場男性はサイテー野郎。結果、当然というべきか、哀れというべきか、娘に刺し殺され、妻に非合法に葬られます。赤と黒を基調にしたサイケな色調の画面がペネロペ・クルスの美しさを際立たせ、人生に絶望気味の女性が、それでもなおたくましく生きる力強さを感じさせます。「母と娘」が主たるテーマだと思いますが、女同士の親子というのは意外に厄介なもの。母親との確執にかなりのエネルギーを消耗した身としては、この映画は御伽噺に近いものがありますが、そこはそれ、まあ映画ということで夢や希望があった方がいいじゃない、と思います。いや~、生きるって大変・・・(嘆息)。 【すねこすり】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-01-13 14:45:05) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 恥を忍んで言うが、わけがわからない。正直、宇宙人のドラマを見せられているようだった。
つまらないとは思わないし、むしろ面白い。しかしたとえば映画の撮影スタッフが訪ねて来たその場でレストランを開こうと決めるところとか、全然思考回路が理解できない。旦那が死んでその死体が冷凍庫にまだ入っているのに、その場で商売を? 「え? え?」と言っているうちに物語がどんどん進んでいく。気持ちの切り替えが早いとか、ポジティヴというレベルではない。前に進むことしか知らない生命力の弾丸のような行動に、終始開いた口がふさがらなかった(悪い意味でなく)。
同監督の映画を他にも観たけれど、するりと消化できるようなものが一本もなく、必ず「はあ??」となってしまう。これは自分が男だからなのか、あるいは根っからのネガティヴ人間だからなのか……なのに、面白いといえば面白いのだから、戸惑ってしまう。なんなんだろう、このアルモドバルという人は? 【no one】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-08-18 22:22:39) (良:1票) |