5.知る人ぞ知る、B級映画の真骨頂。ここまで完璧にB級映画のあらゆる要素を押さえ、B級映画の真髄を極めている作品は他に知らない。怖そうで意外と怖くないモンスター。頑張れば意外と倒せるモンスター。何かどっかで見たことあるようなモンスター。登場人物は真剣そのもの。言うことなしだ。武器マニアの夫婦が最高。 【えいざっく】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-09-24 05:02:01) (良:1票) |
《改行表示》 4.現代人は、自らの過剰さに対する幻想に囚われるものである。その顕著な例が青春時代に僕らが経験する様々な鬱屈や疎外感であるが、それらの幻想は大人への成長という物語によって回収されるのがこれまでの常であった。しかし、僕らはもう、そういう物語によって、自らの過剰さを制御できないのではないか。 現代のラディカルな心情というのは無根拠の内に潜んでいるのだ。そこには如何なる物語も届かない。共同性が壊れ、薄っぺらな幻想が崩れた地平に現われた無根拠の過剰さは、まるで映画『トレマーズ』の怪物のように突如として地上に亀裂を走らせ、人を襲うのである。僕らは何だか訳の分からない怪物を相手に戦っているのだろうか。そうであれば、セキュリティがいくら強化されても、僕ら自身で亀裂を抑えることはできない限り、それは自身の無力さを実感するしかないというものだろう。 この映画、怪物という存在の無根拠さに由来する恐怖、それと闘わざるを得ない徒労、壮大なメタファーの上に描かれた実に現代的な物語なのかもしれない。 【後記】これってモンスターと戦うゲームだったんだね。無根拠さに由来する壮大なメタファーって、要はゲーム的リアリティのことだったのか。ゲームだから単純に楽しめるんだね。。 【onomichi】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2004-11-06 21:06:01) (良:1票) |
3.夢中になって見れるね 【死霊の狂騒】さん 7点(2002-10-19 13:58:25) (良:1票) |
2.B級とはいえ、かなり好きです。誰かも言ってたけど、当時のホラー映画お約束である「ヒーローとヒロインだけが生き残り後は死ぬ役」「画面が暗すぎて何がどうなってるのか全く解らない」という2点を覆したのがいい。スカッと青空の下でスカッとB級。いいね。 【TB】さん 7点(2002-09-26 17:07:18) (良:1票) |
1.この作品でケビン・ベーコンが好きになりました。 【ワイプアウト】さん 7点(2002-02-18 00:14:12) (良:1票) |