646.撮影の仕方がとても変わっている。ドキュメンタリー映画のようだ。普段あまり見ないタイプの映画なので、撮影が似ている映画としては「男と女」しか頭に浮かばない。ビョークにとても引き込まれてしまい、CDを買ってしまった。ビョークにとても理不尽で悲しくて、やるせないことがおきてしまったように見てしまった。気持ちの整理ができなかった。あとでビョークが大変人気が有る歌手で、冬季オリンピックの開会式で歌をうたうほどの人であることを喜んだ。それほどビョークがかわいそうな映画である。 【けん124C41】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-12-11 18:07:53) |
645.妄想に逃げ続けた結果の残酷さ。 【TAKI】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-11-01 19:08:29) |
644.確かにストーリーはありきたりなド悲劇で、全く共感出来ない。 ではなぜ8点か。
ビョークの演技と歌・音楽があまりに素晴らしかったから。 そしてカメラワークなどの演出全てが彼女をさらに引き立てている。 僕は特別ビョークのファンではない。 しかしこの映画で使われているミュージカルシーンは、音楽と映像の融合性が高く、 感性に迫るものがあった。
ビョーク以外にセルマを演じられる俳優はいないだろう。
【おーる】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-09-25 04:14:16) |
643.カンヌでパルムドールに輝いた傑作! だそうです。 セルマの現実逃避っぷりは見事でした。その逃避をミュージカル仕立てで表現しています。そちらはそれなりに映像として良かったと感じました。
でもこの映画、現実の方が遥かに非現実で可笑しすぎます。 矛盾のオンパレードで何で?在りえないでしょ!そんな突っ込みで疲れました。 セルマを死刑にしたいという演出意図ははっきりしていますが、何でなの? セルマは非現実の世界でハッピーになったのかもしれませんが これ息子のジーンは仮にセルマの気持ちを将来理解する事が出来たとして、幸せなの? セルマがジーン与えたかった幸せって殺人者の息子っていう烙印なの? ジーンに必要なのは、母親の存在だっていうキャシーの主張ってそんなに愚かなの? この映画が訴えてる事って、さぁみなさん、自分勝手に妄想の世界で幸福になろうって事しかない。
対岸の火事として眺めれば、ビョークの歌声、ドグマ的作風、カタストロフィーだからこその愉悦として楽しめるのかもしれないが、感情移入して体感するタイプには絶対受け入れがたい苦痛を刻み付けてくる醜作
そのいずれにせよ、強烈な印象を刻むという意味では凄いと言える作品 10点か0点どちらかに割れてこその迷作ですよね。
パルム獲っただよー凄いらしいよーってノリで人に薦めて、反応を観るのも一興です。 【ライ麦畑で】さん [DVD(字幕)] 0点(2010-08-12 11:44:30) (良:2票) |
642.なんとも変わった物悲しいミュージカル。ちょっと悲しすぎる。余り好みではない。 最後のシーンは素晴らしい。この手の演出は私は記憶にない。 【ご自由さん】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-08-05 16:29:44) |
641.この救いのない作品はどうも苦手です。この作品にミュージカルは不似合い。 【きーとん】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-07-26 21:05:37) |
640.演出がとても独特なんですね。カメラの使い方とか。賛否両論分かれるのも納得できる映画ですが、どちらかと言うと私は賛の方ですかね。特に妄想(ミュージカル)と現実とのギャップ具合が絶妙に表現されてるなーって思いました。それにしても、本当に悲しいお話です。たぶんもう観ないと思いますね・・・。ていうか観たくない。ちなみにビョークはとても良かったです。 【ピンフ】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-03-21 00:31:57) |
639.とにかくいろんな意味で重い。ビョークの圧倒的な存在感に感嘆。主人公にとってはなにものにも替えがたいものがあったんだろう。眼であり息子であり。その運命と責任感の一方にミュージカルに夢見るのも理解できる。いい映画だと思います。 【タッチッチ】さん [DVD(吹替)] 7点(2010-03-19 16:06:25) |
638.これは一種の宗教と呼べるものです。支持者はこの映画に入信していて、聖母セルマを崇めてるんだと思います。彼らが喜んで苦行に耐えているのも、それが自分の魂を高めてくれると信じて疑わないからでしょう。さらに嫌なのはラース・フォン・トリアーが「この映画の中には愛はどこにもない」と無責任な発言をしていること。ビョークも‘Gling-Glo’の頃がいいな。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-03-12 07:09:30) (笑:1票) |
637.こんなに賛否両論分かれる映画はなかなかありません。このような映画を「アクの強い作品」というのでしょう。主人公が「ただの少し頭の悪い母親」に見えたか、「大人になりきれていないながら立派であろうとした母親」に見えたかによって評価が分かれるのかもしれませんね。私は当然後者です。まるで子供のような親は世の中に腐るほどいますが、子供を第一に考える親であれば、どんな親であろうと無問題であると私は個人的に考えています。それにしてもミュージカルの形式であるのにここまで全体を通して暗い映画もめずらしい。ラストは特に悲惨なものであるが、一概にこの映画をただの悲劇と呼ぶことはできません。 またこのような作品がでることを私は待ち望んでいます。 【べいんびーる】さん [DVD(字幕)] 10点(2010-03-11 19:14:55) (良:2票) |
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636.シュガーキューブスのイメージしかないビョークだったが、中々どうしてたまげました。 どんよりとした内容のストーリーをミュージカル仕立てとすることにより、全体としての均衡が保たれている。他のミュージカル映画と一線を画す出来映え。ただ、セルマの思想には共感がもてない。 【円軌道の幅】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-02-27 01:20:29) |
635.良くも悪くも、すごい悲しい気持ちになる映画。ちょっと悲しすぎました。 【zack】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-12-03 10:33:58) |
634.あの暗い雰囲気とミュージカルが対照的で、妄想から現実に戻った際の落胆はすさまじいものだった。しかし主人公たちが踊る様は見ていて本当に素敵だと感じた。 それと隣人の夫役のおじさん。グリーンマイルではすごくいい人を演じてたから、なんか見ていて悲しかった。そこで比較していたらキリがないが・・・ 何とも点数をつけにくい作品だと思う。 【SAKURA】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-08-19 16:59:47) |
633.ビョークのプロモーションビデオ。 【わさび】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-08-16 05:12:35) |
632.こいつァ、好き嫌いの大きく分かれる映画だろうなあ……。 俺はどうかというと、めっちゃめちゃ嫌いだね。こういう映画は。 はいそりゃもう、かわいそうです。気の毒です。悲しいです。 だけどさ。悲劇であると同時に問題を提示するとか、社会の断面を切り取るとか、あるいはかすかにでも希望を見せるとか、何かないとさ。ただの不幸の押し売りじゃんよ。 こんなもん、見ず知らずの人のお葬式に参加して泣いてくれ、てのと同じ。流す必要のない涙よ。仮に泣くとすれば、だが。 ビョークは大したものだ。言ってはなんだがあまり綺麗でないあの顔で、あれだけ可愛さを醸し出せる人って本職の役者さんでもあまりいないんじゃないか。驚いたのは、鼻歌うたってる時点でそれがすでにアートになってることよ。 ビョークの力を再認識した。それ以外何もなし。 そういえば手ぶれの激しいハンディカメラ風映像だったが、何か意味あるのか。ドキュメンタリー的ストーリーじゃないんだから、無意味だろ。 【佐吉】さん [DVD(字幕)] 3点(2009-08-04 17:12:23) (良:1票) |
631.見たあと、気分がドヨ~ンと沈んだ。最後は、残酷&ショッキングでした。でも、セルマの気持ちに同情できるし、母が子供を思う気持ちは素晴らしいと思った。途中のミュージカルシーンは、最初意味が分からなくて、「何でいきなり歌いだすんだ?」って突っ込んでしまったが、納得。あと、わざと演出でカメラの手ぶれにしたと思うんだけど、目が疲れる。。。 点数は、好き好んで観ることは二度とないので、4点で。 【ひまわり】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-07-18 14:46:47) |
630.まず、ミュージカル大好きな私。なるべく映画館で観るようにしてます。 が、これは家で観て正解だった!! しかも夜中に一人でひっそりと。 明るい内容でないことはわかっていたけど、見終った後の重苦しさ…。 「シカゴ」と対照的な感じというか。とにかく一言では形容できない作品。 好きか嫌いかと聞かれれば、嫌いな作品。 駄作か傑作かと聞かれれば、異色の傑作。 嫌いな作品はどうしても評価下げたくなりますが、これはそうもいかない。 ビョークの演技が演技に見えないというか、すごく自然でビックリです。 すごく地味な外見ながらも、少女みたいな可愛らしさがあって、 なんてゆうか、年齢不詳の不思議な魅力に溢れてます。 空想にふけりがちなところとか、赤毛のアンっぽい感じ? ただ、この主人公の考え方に共感できないせいで、ラストがすっきりしません。 なんでそんなに強情なんだよー!! とイライラしっぱなしです。 ミュージカルにも色んなタイプがあっていいと思いますが、 個人的には、やっぱり明るいミュージカルがいいなぁ。
【びくーにゃ】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-07-16 03:54:05) |
629.店前のワゴンで義父がブックオフの店員に薦められたとかで、年末に義実家の居間で夜中に鑑賞。夫や義父が次々に睡魔にやられて撃沈するなか、一人で砂嵐の暗がりの中「こんなん観た後どうやって寝ろっつーだよ・・・」とつぶやいた午前3時。怖いのと頭にくるのと不条理さへの空しさと、なんとも言えない感情に押しつぶされそうになりながら、横になって朝まで目をつぶれないままじっとしていたのを思い出す。 あれからラース・フォン・トリアーの名がどうやら気になって仕方がない自分、とりあえず全部観たろやないかと思いつつもスカパーで録画した「マンダレイ」「ドッグウィル」「キングダム」は手をつけないまま現在に至る。またあんな思いをさせられるんじゃないかというトラウマが・・・。 【りんす】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2009-07-09 03:01:38) |
628.ビョーク!! ラーストフォントリアー恐るべし。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-07-03 01:07:58) |
627.手持ち風で揺れる画面は最初違和感があったけど、固定画面になる歌のシーンとのメリハリに慣れて次第にそれなりの効果を感じてくる。特に鉄橋でのダンスシーンがとても素晴らしい。移動する貨車とカメラの視点の細かな変化で表現する斬新な映像に目が釘付けになった。これらセルマの空想の中の出来事であるダンスシーンが終わるたびに現実はどんどん悪い方向へ進んでいく一連の展開方法はなかなかうまく作られている。セルマは裁判でなぜあれほどまで頑なに”沈黙”を守ったのだろうか。このときもっと事実を主張していれば金は自分のものだと認めさせられたし、殺人についても死刑は免れる事も可能であったであろうに。戦え!もっと生きろ!と思うけれど、無駄に抵抗せずに流れのままに受け入れるセルマの気持ちが不思議と良く判る。ラストの絞首刑に向かう所からはこのドキュメンタリーのような撮り方が見事に成功して背中がぞくぞくするほどのリアリティを感じ、観る者を主人公と同じ死の恐怖に陥れる悲劇の秀作。 【WEB職人】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-04-19 18:58:05) |