転校生-さよならあなた-の投票された口コミです。

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転校生-さよならあなた-

[テンコウセイサヨナラアナタ]
2007年上映時間:120分
平均点:6.00 / 10(Review 15人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-06-23)
ドラマコメディファンタジー青春ものリメイクアイドルもの小説の映画化
新規登録(2007-06-21)【ユーカラ】さん
タイトル情報更新(2015-10-22)【イニシャルK】さん
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監督大林宣彦
助監督南柱根
キャスト蓮佛美沙子(女優)斉藤一美
森田直幸(男優)斉藤一夫
石田ひかり(女優)大野光子
宍戸錠(男優)旅芸人一座座長
田口トモロヲ(男優)斉藤孝造
山田辰夫(男優)女形旅芸人
長門裕之(男優)今田正助
高橋かおり(女優)ピアノ運搬業者
清水美砂(女優)斉藤直子
入江若葉(女優)一美の祖母
寺島咲(女優)吉野アケミ
関戸優希(女優)金子正枝
古手川祐子(女優)斉藤千恵
犬塚弘(男優)斉藤孝之助
窪塚俊介(男優)斉藤孝一
ヒロシ(男優)変な大学生(名義「斉藤健一」)
厚木拓郎(男優)山本弘
細山田隆人(男優)
小林かおり(女優)
中原丈雄(男優)
根岸季衣(女優)
出演小林桂樹弘の祖父(写真)
原作山中恒「おれがあいつで あいつがおれで」
脚本大林宣彦
石森史郎
内藤忠司
剣持亘
南柱根
大林千茱萸(脚本ベーシックプラン)
音楽山下康介
學草太郎
大林千茱萸(音楽プロデューサー)
撮影加藤雄大
製作黒井和男
角川映画
プロデューサー大林恭子
鍋島壽夫
配給角川映画
美術竹内公一
編集大林宣彦
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【口コミ・感想】

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1
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3.《ネタバレ》  少年と少女が、思春期を乗り越えるという、オリジナルに比べて、今作は「命」をやり取りするすごさ。少年は少女の体のまま自分の死を覚悟したし、少女は少年の体で生き続ける一方、自分の体の死を見守る覚悟をした。しかも少女は、一瞬のうちに「本当に死ぬ側」に転換する。
 実を言うと、この元通りの展開の後、病も同時に去るのではないか、と密かに思っていた、というより期待した。オリジナルのように、ファンタジーとして結末をつけて欲しいと願った。しかし、見ているこちらよりも、この二人は怯まないで、運命を受け入れた。彼女は、彼が死なないで済んだのを、おそらく安堵したろうし、彼は、彼女が自身の中に生き続けるという実感を持っていたのではないか?
 この、強い結びつきを胸に、少年はさらなる一歩を踏み出してゆく、というのが今回の映画のテーマなのだろう。
 切ないファンタジーだった前作と比べて、なんと強い心の物語なのだろう。これで中学生とはちょっと凄過ぎる。二人は高校生でも良かったと思う。
Tolbieさん [DVD(邦画)] 8点(2011-07-18 03:23:49)(良:1票)
2.世間は夏休み。何を観ようか迷っていたら「転校生」のタイトルが飛び込んできた。
1982年版「転校生」をビデオで観て、すぐさま尾道へ行きたくなり、炎天下の中を原動機付自転車を駆って松山(愛媛)から尾道まで向かったのは、2年前の真夏だった。
リメイクが公開されていたのは知っていたが、まあオリジナルを上回るようなことはないだろうと興味は薄かったが、このタイミングでは観るしかあるまいと思った。

舞台は尾道から信州へと変わり、時代も現在へと移り変わった。
が、映画世界が描こうとする空気感は、オリジナルと通じるものを感じた。
ただ大林監督が織りなす独特の雰囲気が、現代の空気感に対して違和感があったことは正直否めない。
主人公たちの言動は、現代っ子のそれとはあまりにかけ離れている感じがして、細かい部分で“つくられている”という印象が終始拭えない。
25年前の少年少女たちの「等身大」をそのまま現代に転用しても、やはりそれは「等身大」ではない。

主人公たちに与えられる「運命」も、オリジナルのノスタルジイと切なさに溢れた顛末に対して、あまりに悲しい。
その運命は、15歳の彼らにはあまりに酷ではないか。と思わざるを得ず、設定としてもリアリティが無い。

しかし、新しい「転校生」が、82年版「転校生」と同様に成し得た“価値”がある。
それは、名女優の原石の発掘である。
82年の「転校生」が、小林聡美という名女優を発見したように、今作「転校生」でも、蓮佛美沙子という物凄い可能性を秘めた女優を発見したと思う。
現在16歳の彼女が、新しい世代の女優界を引っ張っていくことは、かなり可能性が高いことではないか。と、思う。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2007-08-12 18:44:35)(良:1票)
1.《ネタバレ》 現役の日本の映画監督の中で最も好きな監督、大林宣彦監督作品にハマるきっかけとなったのが今から25年前に尾道を舞台に撮られた尾道シリーズ最初の作品「転校生」です。そんな「転校生」が再びスクリーンに甦る。しかも、それが私の知っている。いや、知ってるも何も住んでいる所が舞台となって撮られる。そう聞いた瞬間から不安よりも期待のが大きかったし、実際に撮影してる所も友達と見たりした。やっと見れる。期待に胸躍らせ観てきました。期待していた通りの素晴らしい出来に涙が止まらなかった。最初に尾道から長野へと引っ越して来た一夫と母との二人が電車乗ってるシーンからもうたまらない。あの電車、利用した事もあるし、一夫と一美の二人が歩く場所も二人の家もお蕎麦屋さんも勿論、知ってるし、利用した事もある。そんな馴染みの場所が次から次へと出てくる。しかも、大林監督らしい美しい映像を見せてくれる。長野県民として、長野市内にいながら今まで気が付かなかった新たな一面も見せてくれる。こんな所もあったのか!と驚くばかり、それだけでもこの映画、観ていて楽しい。そして、ただ楽しいだけでなく、後半の意表を付く展開にこれはリメイクとは言ってはいるものの、単なるリメイクではない。新しい形の「転校生」だ!全く同じ設定にしてはいないので観れば解ります。一夫と身体の入れ替わった一美が家族の前で蕎麦打ちをするシーンが出てくるのだが、そのシーンを最後の方で病気により亡くなった一美の真似をして蕎麦打ちをする一夫、あそこで一気に涙が出てきました。市民病院から抜け出す二人が途中出会う旅芸人とのちょっとした触れ合いも良い。単なるお涙頂戴にしてない演出の素晴らしさと相成って本当に美しい長野の風景、CGなんかじゃなくて、本当にある美しい信州のそびえ立つ山の見事なこと、同じ長野の人間としてあの美しい風景は自慢出来るぐらい美しい。一美のお墓参りを済ませて去っていく一夫、その後に流れる一美の歌声と美しくてため息の出る素晴らしい映像美に思い切り感動させられ、そして、大林宣彦監督の温かさを見せてもらって感謝しています。こんなにも素晴らしい感動を与えてくれた監督をはじめとする関係者皆に「ありがとう!」と声を出して言いたい。そして、見た後、また善光寺周辺を歩きたくなって、歩いてしまった。文句なし今年のベストワンです。
青観さん [映画館(邦画)] 10点(2007-06-23 18:08:42)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4320.00%
5426.67%
6213.33%
7426.67%
816.67%
900.00%
1016.67%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 2.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.33点 Review3人
4 音楽評価 7.66点 Review3人
5 感泣評価 6.50点 Review2人

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