5.ストーリー展開に破綻は無い。ドルジの日本語うますぎだろうとか、また難病かとかはいろいろあるが、よくできており、謎解きの楽しさは十分に味わえた。ラストの展開も自然でよい。主人公の想定しなかった形での幕引きとなってしまうのだろうが、それでいいのだと思う。欠点はやはりテンポがのろいこと。邦画を観ると、いつもここでいらいらする。麗子さんとドルジの関係性もよく分からないところだ。 そして、この映画を観て一番強烈に感じたのは、私にとって日本人で一番苦手な俳優は瑛太だということ。あのしゃべり方だけはどうしても受け入れられない。でも、他の方のレビューを見ると絶賛なので、少し悲しくなった。 【枕流】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-03-24 23:05:55) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 評価が高いので見てみました。正直、映画にのめり込めなった。警察に任せろよとか人ひき殺してこいつ捕まらないの?とか考えてしまって…。雰囲気とか映画の作り方は良いと思うけど感情的なものがイマイチ伝わらない。 【雪駄】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-02-28 00:45:53) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 とても面白かった。これはびっくり。 休み中、暇だし何か今日見に行こうかな、と軽い気持ちで選び軽い気持ちで見た 映画でした。途中まで寒いコメディか・・・?と思いつつ見ていた自分を 最後には叱ってやりたいほど素敵な映画でした。 寒いコメディかと思わせつつあんな巧みな構成だったとは。 ところどころで不満はあったものの全体としては良かったと思う。 えいた君に魅せられました。素敵だ。
映画とは関係ないかもしれないけど最近ペット関連で、悲しいニュースがあって 本当にイヤになる。 目の前を走り回る犬を見た彼女の目は忘れない。 強くしなやかに生きた彼女には惹かれる。 そして犬も猫も虐待し殺す人間に対して同じような目にあわせて殺したいと 思ってしまう反面、この考えも行き過ぎた愛護者のものだと思わざるを得ない。 人間は日々葛藤の中で生きていかなきゃいけない。 動物実験もして欲しくないけどしなきゃ人間の発展は無いのかもしれない。 この映画の中でも復讐ということについて、 肯定とも否定とも取れない姿勢に葛藤を覚える。 確かにこの世の中には生きる価値の無いような人間もいるのかもしれない。 しかし復讐も殺人だと言われると結局人間は他者の命をどう扱っていいか分からない。
複雑な葛藤の中で神様の存在をうまく描いていた。 神は自分の中に存在するものなのかもしれない。 【05】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-08-05 04:12:08) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 ドルジがボブ・ディランを口ずさむ椎名に出会ったシーンが私にとってのクライマックス。 結果的に復讐の後押しとなる出会いでしたが、ドルジには神の赦し(ひいては自身の肯定)を受けたようなことで、さぞ心地よかったことでしょう。 あの出会いで彼は随分と救われたと思います。 作品の構成をただ「やってみたかっただけ」じゃないかと、このシーンに至るまでは思っていたのですが・・・浅はかでした。 あのシーンの彼の笑顔に涙っ。
他者との出会いは、いつも何かを残していくものだなあ~、と感慨深い。 ワンアイデアものにも拘わらず、ここまで突き刺さる作品が作れるなんて。勉強になりました。 【カラバ侯爵】さん [映画館(邦画)] 10点(2007-08-01 18:27:21) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 イイ話です。未読ですがおそらく原作の力に拠るところのものでしょう。脚本にした際、苦労したのでしょうが細かい所にわずかに配慮が足らないため、ひとつひとつの伏線の謎が解き明かされ、切ない話だなぁとは思うのですがいまいちグッときません。ラストのコインロッカーのくだりも、とって付けたふうに感じましたし。惜しい!残念。でもイイ話です。基本的には切なくて好きな部類の映画です。 【ParaP】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-07-30 00:58:49) (良:1票) |