《改行表示》 4.まだ結婚したてだった叔父と叔母に映画館に連れていってもらったことがあった。 あのとき、きっと私は6才。一緒に行った二人の弟は3才と4才。 加古川の映画館に行って、そのときそこで上映していたアニメ映画は2本。 「ドラえもん のび太の宇宙開拓史」とディズニー映画の「白鳥の湖」。 叔父と叔母はドラえもんを観せるつもりだったようだが、私は「白鳥の湖」が観たいと言い張った。 それで、叔父が弟達を連れて、叔母が私を連れて、それぞれ別の映画を観ることになった。 なぜ私が「白鳥の湖」を観たかったかというと、テレビの予告CMで、王子様が短剣を胸に突き刺すシーンがあって、その続きがどうしても知りたかったから。 でも、結果的に、私の選択は失敗だった。 CMの衝撃的なシーンの続きはほんの3分くらいしかなくて、ものすごく落胆したのをよく憶えている。 短い映画で、あっという間に終わってしまって、弟達の「ドラえもん」が終わるのを叔母と二人で退屈しながら待ったなあ。 弟がいかに自分達が観た映画がおもしろかったかを話すにつけ、悔しくて、私の観た方が面白かったと強く主張したのに、叔母が「ドラえもんにしとけばよかったのに」と実も蓋もないことを言って、落ち込んだ。 その後、テレビで放送した「ドラえもん のび太の宇宙開拓史」を観て、確かに面白かったので、もうそのことは弟と話題にするのはやめにした。 【よしの】さん 8点(2003-11-22 16:10:50) (良:1票)(笑:4票) |
《改行表示》 3.《ネタバレ》 よそでも書きましたが、見るならDVDよりAmazonプライムがいいです、HD画質。 映画は恐竜、開拓史、大魔境から鬼岩城、魔界大冒険からと、ドラえもん作画が目まぐるしく変わった時期。 内容としてはF氏の集大成。 まず、大好きな西部開拓時代をベースに、自分が考えたキャラクターや世界観をこれでもかと詰め込んでます。 大魔境以降のドラは、舞台とちょっとしたキャラクターだけ準備して物語を練ってますが、 開拓史は、月が二つ、重力が軽い、のび太がスーパーマン、四季がある、奇妙な動物がものすごくたくさん出る。 ストーリーもいい。 まずは、映画としての手法が定まっていなかったからか、ドラとのびだけで物語が進むのがいい。 何よりいいのは、ロップルくんたちの世界に、のび太たちは二度と辿り着けない、というところ。 時間的に全く別な世界か、別次元か知らんが、 ドラの科学力を持ってしてももう二度とロップルくんたちに会えないところが良い。 ぶっちゃけた話、のび太の恐竜のピー助にだって会おうと思えば次の日にでも会える。 他のほとんどのキャラもそうである。 なのにロップルくんたちにだけはもう二度と会えないのである。 万能に近いドラ能力を持ってしても会えないというところが非常に良い。 まぁ映画については、ころしやの倒し方に不満。 新映画にいたっては新キャラもそうだし、脚本がアホかレベル。 本当に、本当に、漫画を底本にして素直に映画作れば大傑作間違いなしなのにねぇ。。。 【にんじん】さん [インターネット(邦画)] 8点(2022-06-18 00:36:04) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 「のび太の恐竜(旧)」と並ぶ、ドラえもん映画の傑作です。「~恐竜」で切り開いた「劇場版ドラえもん」という「特殊な地場」の性質を完全に理解して活かし切ってます。また、のび太が「射撃の名手」だという忘れかけていた設定をきっちりと活かし、全作以上の冒険活劇に仕上げているのは、本当にすごい。「アナザーワールドでスーパーマンとなる」っていう子供らしい夢も、強大な悪党に立ち向かっていくスリルある冒険も、いつものメンバーだけでなく、ロップルたちとの間に生まれる友情も、みんなみんな素敵です。余韻あるラストシーンもいい。大人にとってはちょっと食い足りないところもあるかもしれませんが、子供向けの映画としての完成度は本当に高いと思います。 【zinny07】さん [映画館(邦画)] 8点(2006-11-21 07:47:26) (良:1票) |
1.静香ちゃんが「ドラちゃん」「のび太さん」じゃなく「ドラえもん」「のびた君」とよんでたのを初めて知った 【BAMBI】さん 5点(2003-10-21 14:06:15) (良:1票) |