5.《ネタバレ》 「いつまでグダグダ喋ってんだよ・・・こんな奴らさっさと轢き殺しちまえばいいのに・・・」、と思った訳ではないのだが、”Girls”の会話の退屈さは異常である。だがそれを演出の弛緩とは指摘できない居心地の悪さもあって(というのも、耐死仕様の黒い車が現れるタイミングといい、夜のバーに降りかかる大雨といい、ジュークボックスから流れる音楽といい上手く機能しており、そして何よりやがて死んでしまうあの女たちがやたらと良い)・・・とか考えてるうちに第2の女たちが登場しこいつらもツマラン話に興じるのかと思ってたらあれよあれよで物凄いカーチェイスが始まり女たちが復讐の鬼に変貌するや否やカート・ラッセルはヘタレに成り下がるわ彼の車もガンガンぶつけられるわでこれはたまらん、と思ってたらあのラストだから困ったもんです。ちなみに自慢じゃないけど(自慢だけど)、この映画はUSAバージョン(ロドリゲスの「プラネット・テラー」との2本立て+フェイク予告編)で見る事ができた。あまり映画を見れてなかったのと、深夜(1時~4時)の妙な高揚感のせいか、スタッフロールが流れている間ずっと震えていたのだが、「映画はやばい」という事を頭でなく身体が教えてくれた瞬間だった。 【Qfwfq】さん [映画館(字幕)] 10点(2007-09-06 20:29:00) (良:3票) |
4.《ネタバレ》 予備知識なしでたまたま時間が合ったから鑑賞したのだが、良い意味でも悪い意味でも期待を裏切り続ける展開に目が点。しかし最後は大爆笑。でも女の子たちの会話がやたら長くて、いまいち作品の良さが理解できない。 【Keicy】さん [映画館(字幕)] 4点(2007-09-04 16:17:23) |
3.前半のガールズ・トークは少々退屈なのだが、後半、一転してのカー・チェイスの迫力に大興奮!タランティーノらしい細部にまでこだわった演出に、「映画を観る」ことの満足感を久々に味わった。冷静に考えたら6点くらいの内容なんだけど、DVD化の際には『プラネット・テラー』とセット販売で、フェイク予告編も収録されているであろうことを期待して、この点数。 【フライボーイ】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-09-03 13:20:38) |
2.《ネタバレ》 タランティーノ映画だからこその、悪役カート・ラッセルが見ものでした。優しいおじさんの顔して、変質的な殺人鬼になって、最後はコテンパンにやられるカートがなんとも魅力的です。随所に『キル・ビル』のネタを混ぜたりして、『バニシング・ポイント』などのマニア映画を知らない新しい映画ファンにも楽しめる要素あり。ただ、『プラネット・テラー』と一緒に見てなんぼなのか、『デス・プルーフ』だけでは少し物足りなさも感じました。 【カワウソの聞耳】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-09-01 13:31:22) |
1.パルプフィクションに次ぐタランティーノの名作。あれだけ激しいカーチェイスはあまり観たことない。映画全体に流れるテイストもよい。女優さんたちのおしゃべりも、好みは分かれそうだけど、個人的には大好き。評価も好き嫌いで分かれそうだけど、爽快感があった。DVDになったらまた観たい。 |