気球クラブ、その後の投票された口コミです。

気球クラブ、その後

[キキュウクラブソノゴ]
2006年上映時間:93分
平均点:6.13 / 10(Review 15人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-12-23)
ドラマ青春もの
新規登録(2007-07-24)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2014-12-28)【8bit】さん
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監督園子温
キャスト深水元基(男優)二郎
永作博美(女優)美津子
川村ゆきえ(女優)みどり
いしだ壱成(男優)
与座嘉秋(男優)
江口のりこ(女優)
松尾政寿(男優)
不二子(女優)
清水優(男優)
裵ジョンミョン(男優)
安藤玉恵(女優)
長谷川朝晴(男優)
脚本園子温
作詞荒井由実(主題歌「翳りゆく部屋」)
作曲荒井由実(主題歌「翳りゆく部屋」)
撮影谷川創平
編集伊藤潤一
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【口コミ・感想】

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1
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5.《ネタバレ》 ケータイだけでつながっていた緩やかなグループが解散し、青春は終わったなあ、って思う話。社会人となったそれぞれが、都会の上空に浮かぶ気球を見上げるシーンがあって、もしかすると最初のシナリオではあそこをラストシーンに予定していたのではないかと疑っている。でも永作博美の泣き笑いが圧倒的に素晴らしかったので、編集の段階で順序を入れ替えたということはないか。実際この映画の印象は、平凡な青春もので終わるところを、あのラストの永作で一段濃く刻みこまれる。ついに地上での生活に降りてこようとしなかった「うわの空」のムラカミさんへの、切々としたもどかしい想いが堰を越えて溢れだし、その童顔の眼にはいつ狂気に振れてもおかしくない光すらアンバランスにきらめき、演出ではなく演技であれだけぞくぞくさせられたことは、最近めったにない。
なんのかんのさん [DVD(邦画)] 7点(2008-02-16 12:27:29)(良:2票)
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4.《ネタバレ》 テロップの多用や時刻の表示など、いかにも園子温だなと思った。 ただし物語については、人一人死んでるのにあまり暗くならず、むしろ爽やかな余韻を残す終わり方で、そこは園監督作の中でも珍しい作風だと思った。 多くの登場人物がそんなに気球に興味があるわけで無く、ただ皆で集まって騒ぎたいだけであったり、女の子にしか興味がなかったりして、彼らは所詮重力に逆らえなかった人間だ。村上を除いては。彼は違った。気球に対していつも熱く、気球そのものが彼だった。重力に逆らって生きようとしていた。そんな夢を追い求める事の素晴らしさもしっかり描かれていて良かった。  主人公の一人である二郎も社会人となり、今は過去の思い出に過ぎない気球が空に浮かんでいるのを眺めて何を思ったのか。エンドロールの後、必要以上に長いエピローグを観ながら自分もやり残した事があるような気がしてなんだか切ない気持ちになった。
ヴレアさん [DVD(邦画)] 7点(2014-09-11 23:44:53)(良:1票)
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3.《ネタバレ》 俗っぽく言えば「青春の終わり」を表現した作品。 途中で挫折しそうになったが、終盤に昔のエピソードが語られると俄然面白くなる。そして美津子の青春が浮かび上がってくる。 それでも最後は微妙な終わり方。過去は終わってしまい、もうここにはないということか。  青春(?)の最中のBGMの魔笛(ギター)が印象的。
simpleさん [地上波(邦画)] 6点(2014-01-20 23:39:02)(良:1票)
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2.《ネタバレ》 本作は恐らく意図的にキャラクターに多くを語らせず、ちょっとした役者の仕草やセリフのニュアンスで、心情を描写しているので、本作の私のレビューは"私が思った"ことです。場合によっては監督の意図をまるで理解できていない駄文かも知れない事をお許し下さい。 一つ言えるのは只の若者たちのモラトリアムを描いた青春映画では無いということです。気球バカ一代のような男、村上さんの周りには沢山気球クラブの仲間たちがいる。気球を飛ばした後は打ち上げをして、ある時は屋上にバルーンを広げて飲み会をして、笑い合って……、と全うな青春を謳歌している様に一見は思うのですが、どうもおかしい。 何度か挿入される二郎とみどりが気球クラブの部室(?)を訪れ、村上さんのゴヤの『巨人』の様な気球を飛ばすという夢を聞くシーン、彼らは「なんか、スゴイっすね」「こんなんが飛ぶなんてスゴイですねー!」と答えるが、どう聞いても村上さんの夢に同調しているようには思えない。飲み会シーンでの彼らはあんなにも楽しげなのに。 挙句に社会人になった彼らは、村上さんの死を知った後、追悼と称した飲み会を催し、最後には巨人の目玉になる筈だった気球を燃やそうとする。つまり彼らにとって気球とはモラトリアムの一部に過ぎない。いずれは社会に出る前に卒業していく通過点に過ぎないのだ。 それに対して村上さんは気球しかない男である。彼は「夢の無い人生なんてクソだ、そのクソにへばりついている奴はもっとクソだ」と言います。彼は空で美津子にプロポーズするが、彼女は「地上で渡してほしいな」と応じるが、それに彼は「気球日和で気持ちいいね!」とはぐらかして終わってしまう。美津子からすると、「地上に降りて(気球から降りて夢を捨てて)私を見て欲しい」という気持ちだったのだろうが、気球しか人生にない彼はその決断を選べなかった。この映画はそんな村上さんの生き方に関して明確に良い悪いの分別をしていない。しかし社会人になったクラブのメンバーたちが空に浮かぶ気球を羨ましげに眺めるカットは実に印象的です。やはり監督は何があっても夢を捨てられない人間を理想の存在として見ているのではないかと感じました。
民朗さん [DVD(邦画)] 8点(2013-10-20 18:16:12)(良:1票)
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1.みんなのアイドルみどりちゃん。 出だしから5分で男をとりこ。画面を凝視せざるを得ない。 男心を速攻で掴む撮り方上手いですね 園子温。 ただし、あれはかなりずるいよ いわゆる反則ですよね 園子温。 でもそのサービス精神はありがたく受け取らせていただきましょう どうもご馳走さまでした (^w^) 。
3737さん [DVD(邦画)] 7点(2012-11-07 20:10:13)(笑:1票)
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 6.13点
000.00%
100.00%
200.00%
3213.33%
416.67%
516.67%
6320.00%
7533.33%
8320.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 7.00点 Review1人

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