4.目を背けたくなる場面や怒りを覚える場面などいろいろあるが、まずは何もかも事実として受け入れなければならないだろう。どう向き合いどう考えていくかはそれからのこと。原爆直後のフィルムは他にもいろいろあるが、これはこれで日米両方の面からありのままを伝えたドキュメントであり、必ずや後世に伝えていかなければならないものだろう。点数はその必要性を込めたものである。 【ESPERANZA】さん [DVD(吹替)] 10点(2011-08-08 11:37:36) (良:1票) |
3.正直言って怒り、絶望を覚えました。日本人は核の実験台にされたんですね。残虐過ぎて正視できない映像もあるけど、とてもリアルでわかり易い。今まで生きてた人はよく頑張って耐えたなと思いました。 戦争は意味が無い、くだらない。戦争なんて二度としてはならないと教えてくれる映画。 【将】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-10-22 17:22:22) |
2.「伝える」事に真摯に取り組んだ作品。息苦しささえ感じさせる映像からは、受け取らないわけにいかない重要なメッセージが伝わってくる。受け取ったものを語り継ぐのも心にしまうのも、また廃棄するのも個々人の判断次第であり、伝承を強要する時代ではないけれども、一人でも多くの人がこの作品を通じてこの歴史を知り、8月6日の8時15分と9日の11時2分に思いを寄せるのであれば、それは素晴らしい事だと思う。最後に、まさに骨身を削る思いで辛い体験を語り伝えてくださった被爆者の方々に、心から尊敬の意を表したい。 【wood】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-09-15 15:40:05) |
1.教科書やニュースで知ってはいても、やっぱりどこか自分とは他人事のように思っていた部分があります。でもそれじゃイカンよな、丁度「夕凪の街、桜の国」も観たばかりで、日本人が日本の事を知らないってのは情けない事だし、一度くらい真剣に向き合ってみよう、なんて思って劇場に足を運んでみました。・・・もう言葉も出ません。これをたかだか「歴史の1ページ」にしてしまうのはやっぱり違うよな、と。過去を知り、それを受け入れ、同じ過ちを繰り返さぬよう学び、新しい道を模索していく事、それが未来を切り開く術となるはずだと信じなければ、人の歴史はあまりにも哀しいです。 |