4.《ネタバレ》 もしかすると、ワイドの画面てのが一番懐かしかったかもしれない。怪獣映画が始まるときのワクワク感を東宝スコープマークで思い出していると、それがそのままラジオに重なり、ゴジラの襲来につながっていくニクい設定。まだゴジラが戦争の記憶にかろうじてつながっていた時代へと引き戻されていく。着ぐるみのゴジラがCGで再現されるところに、この作品の立ち位置が表われている。あたりさわりのない話に風俗図鑑を埋め込んだ構成。むかしの現代劇映画を見れば、時代考証の必要のないそのものズバリの懐かしの風俗を発見することはできるが、それらを集めた図鑑をパラパラと眺めるような楽しみがこの映画の味だ。拾った捨て犬を空き地で飼えた最後の時代か。狂犬病対策で野良犬が撲滅され、空き地も消えていく。戦争がらみの亡霊もやがて消えていくだろう。最後に東京タワーからの展望が出るかと思ったが、さすがにそれを作るのは大変だったか。 【なんのかんの】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-09-01 12:13:48) (良:2票) |
《改行表示》 3.《ネタバレ》 前回と話は違うけどスタンスほぼ同じ。 観客のニーズを完璧につかんで「観たがってるモノを見せきっている」映画。 詐欺のエピソードがちょっとうまかったなくらい。 それでも比較的天邪鬼な私をちょっぴり感動させ(製作者の想定の範囲内だろうけど)たんだからたいしたもんです(なんかえらそうな文章になってしまった・・・) 【CBパークビュー】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-11-15 19:32:36) (良:1票) |
《改行表示》 2.このシリーズ観てると 苦手だった小雪が苦手じゃなくなる 嫌いだった堤真一が嫌いじゃなくなっていたりする 好きじゃなかった堀北真希のことが少し好きになっていたりする どうでもよかった温水さんは やはりどうでもよいまんまで終わっていたりする 逆に 薬師丸ひろ子っていいなって今まで以上に思ってしまっていたりもする 産後の8mmモノクロムービーがほがらかだった。あのシーン良かった 上手く撮れていた。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-06-22 21:00:47) (笑:1票) |
《改行表示》 1.《ネタバレ》 前作は、「さあ泣け!」「今泣け!」という演出面のあざとさが気になっていたので、自分としては、今回の方が映画としても好きです。でも、何と言ってもあれでしょ!東宝金看板スターのあのお方でしょ! 平成以降、「G」映画でも、あれだけクオリティの高い映像は、観たことありませんでした。「ガメラ3」の渋谷破壊シーンの壮絶さを、初代ゴジラの世界に当てはめたような感じで、も~特撮ファンは、これ観るためだけに1800円払っても惜しくないですよ~。 監督のインタビューなどによれば、もう続編はないということらしいのですが、原作と離れてしまうかもしれませんが、個人的には、シリーズ化してほしいですね。 まあ、寅さんのようとは言いませんが、せめて、東京オリンピックのあった昭和39年ぐらいまでのスパンで。となると、ラストは、やっぱり花嫁姿のロクちゃんですかね。お相手は勿論、○○○ということで。 【東京サンダ】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-01-28 01:18:06) (良:1票) |