149.人間が鮫に襲われるという、パニック映画としてはなかなかリアリティを持った設定で、その心理的恐怖を利用しまくって、全編に切れ目のないスリル感を持たせているところが人気の理由でしょう。編集技術も素晴らしく、海面付近を不安定に出入りするキャメラは、鮫と人間の視点を交互に演じながら、絶妙のタイミングでつながれ、観客にあたかも海中にいるかのような臨場感を味わせます。リアリティを演出するために用意された学者の存在。自然界を畏敬するものと軽んじるものの対立。前者は生き残り、後者は次々と犠牲になっていく。パニック映画の一応のセオリーは踏まえ、「人類への警告」という定番のメッセージは確かに存在してるものの、一貫してエンターテーメントを追い求めたことで、こうしたテーマは完全に薄らいでいるような印象です。友情ドラマや家族ドラマなどにあまり寄り道せず、人間と鮫の対決に終止したことも重要で、脇道を断つことで、緊張感を持続して行きます。テーマの幼稚性や単調さゆえに、オスカーを長年取れなかったスピルバーグですが、逆にそこがスピルバーグのテリトリー。少年のような純朴な映画愛こそ彼の魅力です。この映画も、若きスピルバーグがなんとかして観客に楽しんでもらおうという純朴な思いがにじみ出ていて好きな作品です。オスカーを取れなかった頃のスピルバーグがやっぱり好きです。 【スロウボート】さん 7点(2004-02-14 15:22:31) (良:1票) |
148.かなり前に見たけど、なかなか面白かった覚えがある。 【アンナ】さん 6点(2004-02-01 17:06:57) |
147.だいぶ前に観た。かつては米のユニバーサルジャパンでもジョーズのシーンをやっていたし、ビデオやテレビでも数回観た。観てしばらくは海が怖くなった。映画を観たぞという感覚が妙に残った。ジョーズはシリーズでいくつもあるけど、この「1だけ」でしょう。 【広瀬真由美】さん 7点(2004-01-30 08:03:43) |
146.原作者が脚本に加わっていることもあり、サメの生態、市長と署長の関係、群衆心理、人々の生活なども丁寧に表現されており、単なるパニック映画とは一線を画している。こうした要素を織り交ぜながら、無理なく、観客の恐怖を盛り上げていく。そして手に汗握る後半のサメとの死闘。海の恐怖と男たちの生き様を描いた映画史に輝く、天才スピルバーグ弱冠25歳の時の傑作。あれから30年。いまだに誰もこれを超えられない。 【パセリセージ】さん 10点(2004-01-29 00:28:13) (良:3票) |
145.テレビで見たせいか迫力がいまいち。映画館で見たら全然違うんだろうなぁ・・・。巨大な化け物が人を襲うという設定は当時でも有りがちだったと思うが、この監督は観客を引き込む手法を心得ていますね。ただ、少し単純かな。 |
144.昔見て怖かった。 【its】さん 7点(2004-01-07 00:56:38) |
143.最後の「Sun of the bitch!」のせりふがよかった。 【珈琲時間】さん 8点(2004-01-01 08:22:56) |
142.特に言うことないです。 【腸炎】さん 9点(2003-12-27 15:46:50) |
141.文句無しの10点です。当時小学生だった私は父に連れられ観に行きました。字幕を追うのが精一杯の私、撒き餌を巻いているときに突如現れたジョーズに腰を抜かすほど驚き、更にジョン・ウィリアムスの音楽は恐怖のどん底に叩き落としてくれました。20数年たった今聞いてもジョーズがその辺に居そうな気がする 【だだくま】さん 10点(2003-12-23 08:33:34) |
140.怖かったなあー当時は。 【あしたかこ】さん 8点(2003-12-18 19:51:42) |
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139.この間テレビでジョーズの裏話をしていた。まぁ、そういう話を聞けば聞くほどスピルバーグの腕に感服する。私はこの映画がスピルバーグの以後の映画の方向性を決めた大事な映画だと思う。音や、鮫の目線からの映像、叫び声、音楽を駆使しとてつもない緊迫した映像になっている。プライベートライアンを見たあとにジョーズに似ているなぁとすごく思った。臨場感、緊迫感、などの雰囲気をここまで表現できる監督は他にはいないだろう。これからもスピルバーグには期待していきたい。 |
138.ズ~ドゥン♪ズ~ドゥン♪ズ~ドゥン♪ズ~ドゥン♪ズドゥズドゥズドゥ… |
137.これ観終わった後、海で泳ぐの恐いですね~。 【ケジーナ】さん 10点(2003-12-16 16:03:25) |
136.USJでJAWSリング売ってて、欲しかったなぁ。 |
135.最近DVDで借りてきてみようとしたんだがPS2では動かなかった。しょうがないのでノートパソコンでみたんだが全然面白かったよ。画面が小さくても恐怖感は伝わってきた。 【guijiu】さん 8点(2003-12-06 02:53:43) |
134.弱冠25歳の若者が撮った、という点を除外して考えても、パニック映画史上でトップレベルのクォリティを誇る作品。姿の見えない巨大サメの影に脅える夏の海水浴場を舞台に、次々と無残な死体をさらし、泣き叫ぶ人々が恐怖に駆られて走り回る前半。孤高の漁師クイントを軸に、科学武装をした青二才の学者と水面恐怖症の警察署長という奇妙なメンバーで大海原をサメ退治に乗り出す後半。老練な漁師は海の男の哲学を語り、水に脅えていた警察署長は英知を駆使して巨大な敵に立ち向かう勇気を手にする。時にはコミカルに、時には壮絶な戦いの姿を、絶妙のバランスで組み合わせたこの作品が、この後どれだけの亜流を生み出したかを考えれば、アニマルパニックという分野を確立するにまで至ったこの作品への支持の高さが伺い知れるというものだろう。実際、この作品から後数年に渡り、クマ、タコ、ワニ、ゴリラなどあらゆる生き物が様々な理由で巨大化し、世界中が巨大生物に湧きに湧いた。こういうことを日本で25歳の若者がやろうとしたら、必ずこの道30年とかいうカメラマンなどが我が物顔で現場を乗っ取り、監督にうるさく指示を出して映画をメチャメチャにしてしまうのだが、そこは分業意識の徹底したアメリカ。スピルバーグの天才ブリもさることながら、アメリカという国の持つ合理性、プロ意識というものにつくづく考えさせられる作品でもある。上昇志向の感じられた頃のスピルバーグは、今とは完全に別人であると言って良いと思うけれど、この頃の活躍はやっぱり無視できないんじゃないだろうか。 【anemone】さん 9点(2003-12-05 02:04:10) (良:2票) |
133.殺人ザメのリアル感を作り出したスピルバーグのこだわりが凄まじいです。本当にスピルバーグって才能がある監督なんだなあと改めて思いました。 【ピルグリム】さん 7点(2003-12-04 23:34:12) |
132.こえーよ、おい。 【コダマ】さん 8点(2003-12-04 22:35:27) |
131.多分当時に見ていたら、もっと高い点数だったと思う。スピルバーグのとっさのアイデアに尽きるんじゃないかと。あの音楽はこわいよ。さすがに。 【ケン】さん 6点(2003-11-29 13:29:43) |
130.「陸」にはタンクローリー、「海」にはジョーズ、もう安全な所は「空」だけか・・。 【STYX21】さん 8点(2003-11-21 20:32:53) |