5.孤独のひかりがまちを照らす度、人は誰かのぬくもりを求める。まちの何処かに存在するそのぬくもりを見つけた時、やがて暖かいひかりとなって又、まちを照らし出す。日常のほんの小さな幸せが人にとって大きな幸せに変わる。そんな普通の日常が、ちょっぴり好きになる。 |
4.暖かな光の洪水のような映像に、荘厳な繰り返しの旋律。ウィンターボトムとナイマンの手腕が光る一作。本当に、どこにでもある日常の風景を切り取っただけの作品なのに、至高の一品と言ってもいいような、雰囲気のある映画に仕上がっている。何でもない日常、何でもない幸せ。だからこそ、人生は取るに足るのかも知れない。 【ひのと】さん 9点(2004-05-18 22:51:47) |
3.良かったな~。映像も綺麗だし、ストーリーも全然退屈させないし、とにかくイイんだよね~。なんなんでしょうか。。。 【愛人/ラモス】さん 9点(2004-01-13 10:24:29) (良:1票) |
2.M・ウィンターボトムとしては珍しく人間賛歌風に描いた作品ではあるが、元々はTV業界で鍛えてきた人なので、その根底にあるものは「情報を伝える」という行為にあるのだと思う。題材は違うし、作風は大きく変えてしまう。M・ウィンターボトムはこれが出来るからこそ、魅力的なディレクター。本作は確かに美しい映像に、M・ナイマンの荘厳な音楽など魅力的な映画だが、ロンドンの平凡な日常を起伏なく演出し、そういった人々に起こる小さな奇跡を世界の人々に発信するという意味で撮られた作品だと思う。私は素晴らしい映画だと思う。 【チャーリー】さん 9点(2002-06-09 11:49:49) |
1.映画ってのは日常では起こりえないことを描写するのが一つの特徴だと思ってた。けど普通の日常起こり得ることを描写しても映画になるんだな。当然といえば当然かぁ。普通の人々の普通の日常を描いた作品で、だからこそ逆に興味深かった。だっておいらも普通の人間だしごく普通の日常を送っているから。みんな自然体の演技でグッド。 【シュープ】さん 9点(2001-07-16 00:25:43) |