5.通夜の席で主人公の頑張りが回想されるという作りは興味深いですが、そこまでが冗長で退屈なので 高得点はつけられません。主人公の声が終始ボソボソして聞き取りにくいのもマイナスです。志村喬氏の最高傑作は黒沢作品ではなく「日本のいちばん長い日」だと思います。 【次郎丸三郎】さん [DVD(邦画)] 4点(2016-11-24 19:50:36) |
4.いろんな評判を聞いて期待しすぎたせいか、大病を煩った生死の境をさまよった経験が無いせいか、いまいち主人公に感情移入ができなかったため、面白くありませんでした。 特にあの有名なブランコのシーンでは、「あれっ?泣けないぞ?やべっ、どうなってんだ?」って焦ってしまう始末。 それと、公務員の体質って、昔も今もそんなにかわらないんですね。 【MANSON】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-09-04 01:20:20) |
3.渡辺さんのしたことは、なんだかんだ言っても、結局“自分のため”。それでも、これまでの自分に疑問を持たぬまま死ぬよりマシ、なのかも知れないけど、結局、どこまでも自己都合な人。世情から察するに、多いんでしょうね、お役人には今も昔もこういう人。 【すねこすり】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-07-17 17:20:48) |
2.志村喬の演技に納得がいかない。「死」を宣告されたとはいえ、露骨に暗い表情。リアリティがない。 【STYX21】さん 4点(2003-11-13 23:46:19) |
1.「羅生門」で自家薬篭中のものとした回想形式を最大限に利用した脚本の構成はたしかに見事。見事なんだけど、小役人批判になっちゃってるでしょ、後半。中村伸郎やなんかが出てきたとたん、志村喬の存在感が薄らいじゃう。通夜の席に悪達者の役者たちをずらっと並べてしまったのがマチガイだったと思う。そのせいでテーマが横滑りしちゃってるんですよね。ヒューマニズム云々なら「赤ひげ」のほうが上。四点はキツイかなーとは思うけど、過大評価されすぎてると思うんで、ま、こんなもんかな、と。 【じゅんのすけ】さん 4点(2003-06-02 13:03:54) (良:1票) |