42.黒澤映画全般で言えることですが、本作も是非DVDで観て欲しい作品です。前にビデオで見たときはセリフを聞き取るのに疲れてしまいましたが、字幕付きで観るとこの作品の凄さがより解るようになりました。死に直面して生に目覚める本作はとても素晴らしい映画です。実際に、この主人公みたいに精一杯生きる事を出来るんだろうか!?とても考えさせられてしまいます。全力で生きるか、全力で死ぬか、なぜか「ショーシャンクの空に」を思い出してしまった。「七人の侍」と肩を並べる日本映画の最高峰だと思います。最高に感動します。 【たにっち】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-04-24 20:04:39) (良:1票) |
41.志村さんのオーバー過ぎる演技はさておき、いいと思いました。葬式シーンには”日本人”というものを強く感じさせるものがありました。なんとも心に残る一本! 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-02-26 22:57:02) |
40.自分も何か趣味や生き甲斐を見つけよう、と少し考えてしまいました。 渡辺と同様、簡単には見つかりそうもないし、もしかしたら出合えないかもしれない。 けれども鑑賞後の自分に、言い現せないエネルギーみたいなものが漲った。これだけは確かです。 【weber】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-02-19 18:32:50) |
39.《ネタバレ》 志村喬さんがやるべきことを見つけた瞬間に、背後で行われている誕生パーティーで“ハッピーバースデー~♪”と歌われているのがとても象徴的だなあと思いました。主人公はそれまでは生ける屍で、やるべきことを見つけた瞬間に真の意味で生まれたのですね。美しい場面、忘れ難い絵がたくさんある名作だと思います。公園で水を飲む志村さんの横顔が目に焼きついて離れません。 【藤堂直己】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-02-18 11:07:57) (良:1票) |
38.「死ぬことが分かって初めて本当の人生を生きる」というテーマは今ではありきたりだけれど,そんな現代にあってこの映画を観てみても,やはり心を動かされるのが不思議だ。余談だが私はこの映画を観て自分の進路を決めた。その時私は単なる映画でも人の人生を変え得ることと,単なる映画に影響されて進路を決める人間=自分が居ることに驚いた。率直に言って,私はこの映画をどう批評していいのかわからない。だが少なくとも私は,この映画には人を動かす「何か」があって,その「何か」のパワーは今でも健在なのだ,ということだけは言えると思うのだ。 |
37.命短し恋せよ乙女。紅き唇褪せぬ間に。黒澤映画の中で一番好き。課長さんはね、ミイラ。 【Vanilla】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-12-16 20:09:32) |
36.《ネタバレ》 黒澤映画で特に好きな1本 死を宣告された男が苦悩し、そして残りの人生を懸命に生きる様子を周りの人間から映し出す作法は、さすが黒澤と云うしかないだろう。 喫茶店からハッピーバスディーの唄の中を駆け下りるシーン、公園のブランコに乗りながらゴンドラの唄を歌う場面はまさにこの生きるという題名のすべてをあらわした素晴しいシーンであった。 【月読】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-10-29 15:49:58) |
35.《ネタバレ》 個人的には、料亭で小田切さんに息子への愚痴を話した際、「息子さんのことが一番すきなんじゃな~い♪」と返されたときの志村さんのテレ笑いに目頭が熱くなった。月並みな言葉だが、”親孝行したいときには親はなし””亡くして知る親のありがたみ”。父親が存命のうちにこの映画を手にとることができた男性はラッキーだと思う。しかし、作品名は知っていても実際、人生も後半にさしかかった方が御覧になるケースが多いのではないだろうか。主人公の視点で観るはずが、主人公の息子の立場で観てしまった。それにしても、誰かが書き込んでいたが、「七人の侍」とこの作品を同じ監督が撮れるとは・・・やはりクロサワは・・・。 【Waffe】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-08-24 05:34:54) |
34.とてもいい話です。タイトルどうり大切なことを教わりました。ドラマの『僕の生きる道』はこれの完全なリメイクですね。 |
33.志村さんあんたなんて目をしてるんだ~! 【太郎】さん 10点(2004-12-08 01:01:52) |
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32.鼻水出して泣く事になるとは思わなんだ。でも2回目観た時は志村さんの演技がコメディっぽくて笑ってばかり。三回目観たらまた泣けた。こりゃいいね。ところで志村さんモーガン・フリーマンに似てない? 【ぶらっくばぁど】さん 10点(2004-11-15 00:00:34) |
31.ダメだ……。あまりに完璧すぎて、称賛の言葉が出てきません。「死」という万人にとって等しい重みを持つテーマといい、破天荒な構成といい、単純なエンターテイメントの枠を越えた作品です。黒澤映画を観ずにいるのは、確実に人生の何割かを損しています。 【K】さん 10点(2004-05-16 01:38:02) |
30.志村香さんの「内面を語らずに表情・雰囲気で芝居をし観客に伝える」いう演技に感動した。 【つっきー】さん 10点(2004-05-13 20:50:20) |
29.お葬式で故人を偲び誰しも涙するのでしょうが、それだけでは説教臭いお涙頂戴映画になってしまうが、観ている人間の心の中を見透かしたようなラストの痛烈なシニカルさが完璧な作品にしている。人のために何かをして生きろと云っているのではなく、自分自身のために生きろということでしょうか。 【亜流派 十五郎】さん 10点(2004-01-10 23:35:01) |
28.最初のゴンドラの唄を歌う所での志村喬の目は本当にきれいで見ていて胸がつまる思いがする。あと志村喬自身はこの映画での自分の演技に対して「役者は演技をしてはいけない」と納得していなかったようだけど、僕はこの映画の言いたい事を言い出せない感じの志村喬は痛いほど共感できた。(自分がそうだから。) 【ボーリック】さん 10点(2004-01-06 23:59:09) (良:1票) |
27.ブランコですよ、やっぱ。この映画のブランコで歌うシーン。ここだけでも心にジーン。どれだけ時間が経っても、いいものはいい!という事を感じさせてくれる素晴らしい映画です。個人的には黒澤映画で一番好きな作品。泣けます 【ぱおーん】さん 10点(2003-12-14 13:19:10) (良:1票) |
26.生きることの意味を考えさせてくれる映画。 余命少ないことを知り、場末のキャバレーで歌うゴンドラの唄。 命を尽くして初雪の降るブランコで歌うゴンドラの唄。 この対比は見る人全てに何かを投げ掛け、またそれを抑えた演技で演じきった志村喬は、名演中の名演と言い切っていいでしょう。 同じ唄、同じ景色、同じ世界でも、人の姿勢でその見え方は大きく変わるということを教えてくれます。見終わったとき、どうにもできない衝動にとらわれ、思わず外を全力で走った思い出も感想に加えます(^^ 映画は娯楽じゃなきゃいけない・・・という観念が僕にはあるのですが、素直に見終わったときの静かで強い衝動を点数にしたいと思います。 【おぎ】さん 10点(2003-12-04 13:58:44) |
25.わたしが言うこともありませんが、とても素晴らしい映画です。白黒映画なのに、とても素晴らしい。(←わたしはあまり白黒になじみがない)。後半、思わず泣いてしまいました。完璧な映画なんでしょうね。──アメリカの高名な心理学者であるアブラハム・マズローがその著書『完全なる経営』のなかで、この主人公の行動について言及しています。人間と仕事の関係についても非常に考えさせられる、またそのよい題材となる映画です。是非より多くの人に観て欲しい。 【ハル】さん 10点(2003-12-01 20:04:00) |
24.何度見ても、誰と見ても”嗚咽”してしまう。 人生のタイムリミットに素晴らしい公園を作る機会があった主人公は幸せだと思う。 【デイリー】さん 10点(2003-11-25 19:46:08) |
23.ブランコのシーンだけでも10点満点。 【コーラL】さん 10点(2003-11-16 22:22:50) |