8.「光の雨」と比べるとドキュメンタリー色が強いですね。演出やカメラワークなどいろいろありますが、現代に生きる私たちに強烈なインパクトを与える点を評価したい。 【noji】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-05-11 17:27:45) |
7.思想家気取りのガキ共による、革命ゴッコの果ての幼稚な殺し合い。 それ以上でもそれ以下でも無く、また他に語るべき言葉も無い。 【オルタナ野郎】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-02-17 23:12:12) |
6.小説を読みどうしても鑑賞したくなった作品で、作品はかなり小説の内容と合致していた為鑑賞していてとても面白い作品でした。ただし、この長編作品に関らず森がどのように逮捕されたのがか描かれたいなかった事が省かれていたのは残念です。鑑賞後、総括とゆうフレーズが耳に残っています。 【SAT】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-03-30 22:13:15) |
5.3時間は長くなかった。実録と銘打っているように前半部分の文字情報を使用した説明部が多少安っぽいがそれでも、話が山岳ベースに移ってからは画面凝視。世代的に意味不明な点も多いが、それでもいろいろ考えさせられる。多くの人物が当時の最高学府に進んだ者たち、若さと高度な知能の若者が向けるべきエネルギーの対象が革命や改革から権力維持に、国や政府から組織内に変わっていく怖さ、そして本当の権力によりなすすべなく追い込まれてゆく、一人混入していた高校生が現代人の代弁者であったがそれでも声は届かない、大変なものを見せてもらいました。映画的には「光の雨」のほうが完成しているけど、こっちは「実録」と付いているので良しとします。それにしても彼らの最終目標点はどこにあったのだろう、ネットで調べるとするか・・・ 【カーヴ】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-08-20 11:11:30) |
4.こういう変な奴らがトップに立った団体やら宗教ってのは本当に恐いね。「総括」「自己批判」「異議無し!!」・・・。とりあえず「総括」って言葉使いたくなくなりました。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-06-01 23:43:30) |
3.森と永田! お前らが総括しろよ! 【guijiu】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-04-08 12:23:31) |
2.メッセージ性を前面に押し出した映画は苦手なんだけれども、これは観てよかったと思う。連合赤軍がどうというよりも、その理念が何であれ、権威主義的な組織に身を置くことの恐ろしさを改めて思い知らされた。 【クルシマ】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-06-07 00:39:00) |
1.若松監督は当時の世論がそうであったように革命に全霊をかける青年たちを支持していたらしく、それゆえに青年たちの凶行ばかりがクローズアップされているこの事件の背景をちゃんと知らせたいと思った、というニュアンスの記事を読んだ。だから「あさま山荘事件」よりもそこに行き着くまでを丁寧に描き、その組織自体が生まれるべくして生まれた当時の日本の社会情勢と簡単な時代の流れを当時のフィルムとナレーションを使って説明してゆく。芸術性よりもメッセージ性に重きを置いている映画だと思うのだが、若松監督の映画はどれもそうなのだが、監督の「伝えたいという想い」の力強さがそのまま芸術性を引き出しているように思う。国家権力に立ち向かう若者たちは立ち向かうために組織をつくり、組織の中の権力を手に入れるため、また維持するために凶行に走ってゆく。弱いから徒党を組む。そして弱いから権力を欲す。「人は愚かである」という言葉では片付けられない。生きた時代、生きた場所によって誰もがこの事件の主役になり得、殺す側、殺される側になり得たということがこの映画を見るとよくわかる。長い上映時間中、けして目をそらすことができない。映画が真剣にこちらに語りかけてくるから。 【R&A】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-05-19 16:42:14) |