9.《ネタバレ》 インディ・ジョーンズ、19年ぶりまさかの復活、ルーカス&スピルバーグのコンビにも大人の事情があったんでしょうね。 舞台は50年代でインディがネヴァダの実験場で核爆発に巻き込まれる衝撃の絵面と敵役はソ連ということで、新しい展開を期待していました。実はこれはプロローグで、その後の展開は前三部作からスリル・シークエンスの寄せ集めをみせられた感じでした。インディの「むかしパンチョ・ビラに誘拐された」というセリフからすると劇中の年齢は60歳を優に越えているわけで、ハリソン・フォードの実年齢とはシンクロしています。前シリーズは1930年代の設定、第二次世界大戦の間にインディ・ジョーンズは大学教授ながらもOSS(CIAの前身)の工作員として活躍し、冷戦時代はソ連と闘う反共の闘士というアメコミのヒーロー顔負けの設定。おまけに第一作目のマリオンまで久々の登場、そしてインディの息子までも…『ダイ・ハード』もですが、長寿のシリーズになると息子が出てくるというのがトレンドというか一つのパターンになってきているのでしょうか。ストーリー展開はプロローグのロズウェル・ネタから始まって古代マヤ文明と繋げてもうテンコ盛り状態、もう歳で体もあまり動かなくなっちゃってるハリソン・フォードを活かすかたちでのCG映像という感じもします。ハリソンは『最後の聖戦』のころとはあまり変わってないところは、メイクがいい仕事をしています。 まあハッピーエンドの閉め方は、第一作のラスト・シーンにつながるもので、スピルバーグはこれでインディ・ジョーンズは打ち止めにするつもりでしょう(そう思いたい)。印象深かったのはラスト・シーン、風に吹かれて飛んできたきたインディ・ジョーンズのシンボルであるハットを息子が拾おうとするのを、インディが先に取り上げるところ。ハットを頭にのせて悠々と教会から出てゆくハリソン・フォードの姿には「インディ・ジョーンズはハリソン・フォードだけのもの、彼とともに消えてゆくのさ」というスピルバーグの心の叫びが聞こえてたような気がしました。 【S&S】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2020-01-14 22:38:27) (良:3票) |
《改行表示》 8.《ネタバレ》 絶対ダメです、あのラストは。どんな摩訶不思議なことが起ころうとそれはあくまで考古学の範疇でなければならない。インディにSFを持ち込んで欲しくなかった。UFOは絶対なしでしょ。時代背景が現代に近づき中途半端に現実的になったのも気に入らないし、CGだらけの薄っぺらい映像もダメ。映像をみせたいだけの不必要なシークエンスが延々と続き、追いつ追われつの争奪戦も無し。これまでのシリーズにあったセピア色の雰囲気がまるでなく、ただの冒険映画になってしまった。 不満だらけですが、それでもアークやマリオンが出てきて、あのテーマ曲、それにハリソン・フォード。大好きなシリーズにこれ以下の点は付けられない。。。 【ふじも】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-08-18 20:50:29) (良:2票) |
7.《ネタバレ》 インディ・ジョーンズはリアルタイム中高時代の自分のヒーロー。坊主頭が伸びかけた頃、『ロードショー』ハリソンの切り抜きを床屋に持って行き、「あ、あの、こ、こういう髪型にして下さいっ!」って、顔真っ赤にしながら図々しくリクエストしたのも、人生で最初で最後の経験(恥)あれからはや20年強・・・。昨日の先行上映、映画を観る前に「たとえどんなにつまらなくても、インディが痛々しいヨタヨタ走りさえしてなければ5点は絶対付けよう!」と心に決め鑑賞に臨みました。ヒーローに対してそれ以下の採点は不敬罪に当たると思った為。結果から先に言えば・・・マイ・ヒーロー、ジョーンズ博士は健在!!颯爽とした昔に比べより渋さが増し依然としてカッコ良かった!ボトムを若干オッサン履きにしてたのはまあご愛嬌。ただストーリー自体は・・・正直何がなんだか良くわからんかったなあ・・・。悪役連中も弱すぎで迫力不足、ロシア鋼鉄女役にせっかくのケイト・ブランシェットを持ってきたのに、巧く生かせているとは言い難いし。旅の道連れがわらわらとやたら多すぎるのも、スリルよりコメディへの傾斜が強すぎるという、アドベンチャー映画としては致命的なマイナス効果を生み、あまり感心できませんでしたね。要するにこの作品は過去シリーズの拡大(縮小か?)再生産を試みようとした、スピルバーグ監督の馬力が弱まり、演出の方が老け込んでしまっただけじゃないですか?インディは今でも昔のまんまのあの笑顔で画面の中にちゃんと存在してましたもん!それが俺にとっては何より嬉しかった事。ショーン・コネリーの父ちゃんは亡くなったって設定になってましたね。コネリーの俳優引退宣言を考えたら、写真だけの登場でも感無量。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-06-16 11:29:26) (良:1票)(笑:1票) |
《改行表示》 6.子供の頃に観た名作がまた蘇ったんだから、それだけで許されるとは思いますが、会話部分がゴチャゴチャしてしまって理解不能だった。 がんばれ! ハリソン・フォード。 【クロエ】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2016-05-23 21:09:07) (良:1票) |
《改行表示》 5.このシリーズは、古き良き映画の雰囲気があっていいと思う。 ただし、壮大な展開の割にはちょっとダレて長く感じるのがマイナスか。音楽というかあのテーマソングはワクワクする。 もっとド派手な物語で続けて欲しい作品でもある。 【simple】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2016-05-21 22:32:41) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 どことなーく漂う同窓会ムード、アクションシーン全編に漂うCG臭(画面が白っちゃけた感じ)などなど偉大な『3部作』に割って入るにはイマイチな出来だったかな。監督、主演が一貫してる事で、最低限ツボをおさえたところ(インディに実は子供が!とラストの帽子を渡さないトコロ)があったのは良かったかな。手に汗握るのがインディ・ジョーンズの最大の魅力です。この温度の作品だと『四部作』ってよりは『外伝』って感じかなぁ。 【ろにまさ】さん [地上波(吹替)] 6点(2012-11-07 02:13:29) (良:1票) |
《改行表示》 3.《ネタバレ》 久々のインディ結構おもしろかったです。 1作目が好きだったので、マリオンが出たのも嬉しいです。 インディとのやり取りも楽しめました。 ただインディ(一行)捕まりすぎですね。 相手は逃げられすぎ…、学習能力を疑います。 それに冷蔵庫での核爆発からの脱出は、 熱か衝撃でかなりやばい状態になると思いますが…。 ほとんど喜劇に見えました(笑)。 イリーナみたいなクールビューティは好みでした。 もう少しインディとからんでも良かったかな。 超能力?を活かしてみるとか。 【映かったー】さん [DVD(吹替)] 6点(2009-01-01 20:47:25) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 子供(小1)の映画館デビューであり、私自身映画館で見るのは、7年ぶりぐらい。ワクワクしていたということもあるのでしょう、見終わった直後は、面白かったなぁと、贔屓目に見て、8点かなと思いましたが、冷静になってみると、単にあの音楽に惑わされたということがわかりました。音楽は偉大ですね。グロい映像は少ない(蟻ぐらいかな?)ので、子供に見せても素直に楽しんでくれるでしょう。子供の感想は、「面白かった。でも、インディは、どうしていつも人を殴っているのか」でした。やはり子供には良くないか・・。 【代書屋】さん [映画館(吹替)] 6点(2008-07-06 22:00:00) (笑:1票) |
《改行表示》 1.《ネタバレ》 再びインディ・ジョーンズと冒険を出来るのは、喜ばしいことだ。 過去のシリーズで良かったアイディアを流用している部分があり、好ましいと感じられるところもあった。 しかし、肝心の冒険の内容はあまり好ましいものではなかった。 ストーリーは分かりにくいものではないが、あまりに変な方向に大きく膨らましすぎて、付いていけない。付いていくことができないのではなく、付いていきたくないというストーリーだ。 あり得ないようなストーリーが本シリーズの特徴でもあるが、今回ばかりはちょっと間違えた方向に進んでしまったのではないか。 そういった存在をぼやかす程度ならば許せるが、ここまでモロにやられるのは困惑する。 また、キャラクターも多数登場するが、誰も使い切れていないのが問題だ。 敵役のケイト・ブランシェットは頑張っているものの、全体的に出番が少ないため、魅力や存在感が薄い。悪役としては合格点とは言い難い。彼女よりも「最後の聖戦」のエルザの方にまだ魅力があり、もっとイヤらしさを醸し出して欲しかった。 シャイア・ラブーフもロープアクションやバイク、ナイフなど頑張っているものの、こちらも存在感が少々薄すぎる。母親マリオンとインディの恋愛にヤキモチを焼く子どもっぽさは悪くないが、出番が足りない。 親が子のために、子が親のために命をかけるような展開に出来なかっただろうか。 親子愛という要素をもうちょっと工夫すれば、いい展開になった。 マリオンの同行は許せるが、マックとオクスリー教授は本当に必要なキャラクターなのかと問いたくなる。どちらにも確かに重要な役割はあるが、脚本を工夫すれば同行させる必要はない。同行させるならば、それ相応の役割を演じさせるべきだろう。 マックのとって付けたような退場のさせ方は酷すぎた。 主役であるハリソン・フォードのアクションは悪くないが、還暦近い考古学者のオヤジが殴り合いで屈強の兵士に勝つという設定よりも、歳を取ったなりにもっとアタマを使ったクレバーさやスマートさも身に付けて欲しいものだ。 アクションはもっとシャイア・ラブーフに任せてもよかったのではないか。 全体的に既視感のある演出・ストーリーであり、目新しさを感じることができない。 キャラクターも魅力ある活躍をせず、ストーリーもおかしな方向に進んでしまったため、高い評価はしにくい作品だ。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-06-15 02:54:11) (良:1票) |