《改行表示》 6.《ネタバレ》 「スピードレーサー」は子供から大人まで安心して楽しめる素晴しい映画。 そしてレース好きの琴線に触れる言葉や展開にワクワク。 特にフィナーレのグランプリコロシアムのゴールシーンは圧巻。感極まって涙が出るくらい、ほんとにヤバイぐらい凄い。どんな感じかというと・・・。 ―――レース終盤。遅れをとったスピードが鬼気迫る追い上げをみせ、ついにトップ集団を視界に入れた。そう、やつらを抜かせば優勝だ。しかし残りわずか、間に合うか!? 前方を睨みつけ、マッハ6号のアクセルを全快に踏み込むスピード。 それに答えるように、パパレーサーが組み込んだベルヌーイ収束器が雄叫びを上げ怒濤の加速をみせる。 そしてついにトップ集団に追いついた!!もうゴールは目と鼻の先。さー最後のバトルだ。 スピードは己の生き様・信念をレースを通して見せつける、もう迷いはない。彼に見えるのはゴールだけ。 「レースは変わらない。レースが人を変えるんだ!!」 スピードの家族・観客・アナウンサーたちが総立ちになって絶叫する。誰もがスピードの走りに魅了され無意識に叫んでいる。「行け!スピード!!Go!Go!Go!」 そしてコロシアム一体が狂喜乱舞の渦となり、マッハ6号を神の領域へ・・・エクスプロージョン!!臨界点突破!!スピードは奇跡を起こしたのだった―――。 このシーンは鳥肌立ちまくり、カット割りから音楽、ショットが全てが高次元。もうレースの醍醐味を全てここに凝縮していると言っても過言でない名シーンの誕生だ。 まさに感動!涙!のエクスプローーージョン!! ありがとうウォシャウスキー兄弟。立派だよこの映画を作った人たちみんな。 そしてこの作品の原作は、日本の文化の「マッハ、Go!Go!Go!」だよ。ホント彼らには敬服するよ。 見終わった後「はぁ~映画っていいな~」って素直に思える「スピードレーサー」これは絶対におススメ!!観なきゃソン。 そして映画の締めは「悪の栄えた試しなし」(・∀・)まさにパーフェクツ!! 【シロちゃん】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-07-06 12:12:14) (良:3票) |
5.《ネタバレ》 この映画を見る前に、評論家のサイトを見た。そうしたら、”ダメダメ”という評価だった。その為ちょっと見るのを躊躇した(その評論家の評価はいつもチェックしており尊敬している人でもあるからだ)が、「マッハ、Go!Go!Go!」のファンである自分は見に行くことにした。映画館に着くと、なんと吹き替え版しか上映していない。僕はオリジナルを尊重しているので、吹き替え版はできるだけ見ないようにしている。しかし、かなり迷ったあげく、最近忙しい為、今を逃したくないので見ることにした。僕は、小さい頃からこのまんが「マッハ、Go!Go!Go!」を何度見たことか。今でも鮮明に記憶に残っている。もちろん、ビデオなんかない時代から見ているので、TVの放送だけだ。ある再放送では朝6時ぐらいからやっており、それも見ていた。それぐらい好きなまんがであった。この映画を見て思った。まさしく、実写版「マッハ、Go!Go!Go!」であると。しかも、吹き替え版はまんがの声優と同じではないか?僕はこの吹き替え版を是非すすめたい。そして、僕と同じようにこのまんがを愛している監督が作ったことが良くわかった。「硫黄島からの手紙」も本当は日本人が作らなければいけない映画だと思ったが、クリントイーストウッドが作った。そして、このまんがの映画も、マトリックスを作った監督が作った。ちょっと悔しいが、非常に感謝したい気持ちでいっぱいになった。また、人の評論を見て、ダメだからといって見ないのはよくないと痛感した。僕にとっては、最近見た映画で最高の映画だ。 【matan】さん [映画館(吹替)] 10点(2008-07-10 00:46:41) (良:2票) |
4.マッハGoGoGoを、愛すればこその作品なのか、それとも憎んでいるからこうなっちゃったのか。まー実にやりたい放題やってますね。しっかし、児童番組みたいなレベルのCGと映像、これだけでも困っちゃうのですが、問題の本質はそこにあるんじゃなくって、ドラマをひたすらセリフで埋めてしまうこのつまらなさ。映像上は色々とヘンなことやってみせるけど、作品のベースの部分があまりにも弱いので、どうにもなりません。まるで、すでに作ってしまった失敗料理に、後から一生懸命調味料を振りかけているかのような。チンパンジー君の名演技だけが救い。 【鱗歌】さん [CS・衛星(吹替)] 2点(2015-03-13 09:12:18) (笑:1票) |
3.《ネタバレ》 劇場公開時、ハズレだと思って観ませんでしたが、こちらでの点数が意外に高かったのでレンタルで観てしまいました。原作レイプどころか、原作を貶めるために存在しているような映画です… 【伊達邦彦】さん [DVD(字幕)] 2点(2010-05-07 05:25:18) (笑:1票) |
《改行表示》 2.自宅で、ブルーレイディスクが見られるようになって、初めて見る映画を何にするか? それは、映画好き&家電好きにとってかなり重要な問題だったりする。 レンタルショップのブルーレイコーナーに集められた作品群を前に、暫し思案した結果、見る機会を失っていた今作を手に取った。 流石にスゴイ。映像に度肝を抜かれたのは久しぶりだ。しかもそれが自宅のテレビで味わえるのだから、スゴイ時代になったものだと思う。 ウォシャウスキー兄弟が持ち前の“オタク魂”を、良い意味で好き勝手に発揮した快作だと思う。 こういう映画は「中途半端」な部分があった時点で“負け”である。 ただそこは、「マトリックス」で映画自体の常識をひっくり返した同兄弟だけあって、そう文字通りとことん“突っ走っている”。 原作は往年の日本のテレビアニメ「マッハGoGoGo」である。 日本で生まれたアニメや漫画が海を渡り、ハリウッドで映画化されるという構図は、最近続発されているが、その中ではかなりレベルの高い仕上がりを見せているとも思う。 やはりこれくらい問答無用に突っ走れるだけの、原作に対するこだわりと愛着がなければ、映画化は成功しない。 人生初のブルーレイ鑑賞にふさわしい映画だったと思う。 P.S.ただ、真田広之の役どころはもう少しおいしくしてあげて欲しかった……。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2009-09-19 14:16:55) (良:1票) |
1.アホなんじゃねえかと思うような色彩。アホなんじゃねえかと思うような登場人物達。しかしそれがこの映画の唯一無二の世界観を成立させている。本物の映像革命がここにある。何故アメリカでこの映画が評価されなかったのか不思議だ。 【ばかぽん】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-14 00:41:09) (良:1票) |