2.金城武はこういう人智を超えた役が非常によく似合う。3つのエピソードが繋がっていることはこれまでの伊坂作品からも分かるので、要はどのようにその「繋がり」をうまく機能させるか。オムニバス形式の映画というのは概して、こちらが感情移入する前に話が終わってしまうので、やや物足りなさを感じてしまうものだが、本作もその壁は越えられなかった。CGがチープといったマイナス点はあるものの、決して悪い出来ではなく、楽しく観ることができた。 【フライボーイ】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-10-17 07:33:33) |