5.なぜにこれほど酷評されるのかわからない。けして絶賛するつもりもないんだけど。感情移入できないとか共感できないとかという意見の多さにも驚いてる。特別な力をどう使うか。その力を世界中の人々に還元するスーパーマンやスパイダーマンよりもずっと共感できるような気がするんだけど。こういう身勝手さに共感しちゃうほうがおかしいのだろうか。『インビジブル』で透明の体を手に入れた男の悪行に比べりゃかわいいもんだ。のび太だってドラえもんがいなけりゃけっこう「悪いこと」に道具、使ってるぞ。『ジャンパー』にはドラえもんがいないのだ。それよりもこの映画の醍醐味、バン!と瞬間移動するその映像を楽しもう。と言ってもいざってときに使うんじゃなくてバンバンバンバン使っちゃうもんだから段々飽きてくるんだなこれが。バンバンバンバン使いまくるところのスピード感を楽しむものなのかもしれないし、たしかにそれを堪能できたところも確実にあるんだけど、うーんイマイチ盛り上がらん。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-07-26 17:34:29) (良:2票) |
《改行表示》 4.《ネタバレ》 テレポーテーション能力を身につけた若者が、何者かに命を狙われる。もうホントに、それだけ、の映画でして、その割り切りには好感が持てます。もちろん、登場人物が沢山出てきて、エピソードが複雑に絡みあって・・・という映画も大歓迎ですが、そういうのを作れもしないのに無理に作ろうとするくらいなら(失礼)、いっそこうやって、ただただテレポーテーションしまくる事に徹するのも、悪くないです。 この主人公、特殊能力を持ってはいるものの、それをロクなことに使っていない。この能力をどう使うか、という方向にも話は膨らまないし、膨らませない。 生き別れた母親も登場するけれど、かつストーリー上、それなりに重要なキャラのような気もするけれど、やたら印象薄くって。涙の再会なんぞどこ吹く風、サバサバしてます。 ついでに言うと、主人公がガールフレンドの母親と再会する場面もありますが、このシーンなんて、まともにこの母親の表情を映しもしない。もう、どうでもいいんですね。いかにして、物語を膨らませないか、脱線させないか。88分という短い尺を、ひたすら走り抜ける。 ひたすら繰り返す、空間移動。意味も無く東京にまで飛んできて、東京ロケを敢行したり。その他その他、いったい一本の映画に、どれだけの光景を詰めこもうというのやら。 と言うわけで、いや何かこの映画オモロイなあ、と思いながら見てはいたのですが。しかし、アクションシーンが雑なのか何なのか、イマイチわかりづらい。そこにさらに空間移動が重なって、正直、何が何やら、画面に集中し切れず。こういうハチャメチャな映画を作ろうという意気込みには頭が下がりますが、映像で惹きつけようという映画のその映像が、「見にくい」というのは、ちと痛い。 【鱗歌】さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-09-10 17:15:26) (良:1票) |
《改行表示》 3.《ネタバレ》 い、、いやいやみなさん、娯楽映画はそんなにカリカリしないで気楽に観ましょうよ。。。自分は善人でもないしヒーロー願望もないので、楽しく観れましたよ。ジャンパーとは、”ワームホールを作り出す能力を持つ人間である。”そこに言及してあるだけで、この映画に娯楽映画レベル程度の深みを見いだせましたよ。 もうすぐ始まるCERNでのマイクロブラックホール生成実験と、それによってその後論じられるかもしれないタイムトラベルや瞬間移動の可能性を一足早く映画化した先見の明にも拍手を送りたいです。もっと渋くて深みのある脚本だとここまでスケール大きい映画は作れなかったでしょうしね。 【HAMEO】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-08-04 14:40:07) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 ジャンプいいですねぇ。素直に格好いい。この作品に関してはその感想しか思いつかないんですが、それでいいと思います。結局制作側が一番見せたいのはジャンプの映像だと思うので。人助けとか余計なことしてなくて割と好印象ですよ。過剰な期待してなきゃね。良くも悪くも薄っぺらい。突然大型車運んできたりして、この能力ならではのアクションは見ごたえありました。パラディンにも何か能力があればもっと良かったかなー。あの電気の棒とかあまり魅力的じゃないし。とは言ってもサミュエル・L・ジャクソン迫力あるなー。やっぱ画面をしめる役者がいると違いますな。それにしてもこの内容で3部作!?欲張りすぎでしょ。 【HIRABAYASHI】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-04-17 23:08:44) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 ストーリーに関しては甘さを感じるが想像力に満ちたジャンプという能力、クールな世界観や映像は十分に楽しめた。ローマはダラダラだがそれ以外はテンポもよくジャンプのスピード感を損なわない。故に上映時間は短く、ジャンパーやパラディンの設定(中世から戦ってきたとか何故戦うのか等)、登場人物の行動(基本的に皆さんおバカ、彼らの感情もよくつかめない)、伏線(張り方もうまいとはいえないし、すぐに見当が付いてしまう)には疑問点もあるが許容範囲(っていうか想定範囲内)だろう。しかし人質にとられたミリーを救出にいくラストは少々物足りない。爆弾という緊迫要素を放棄しグリフィンという強力なジャンパー仲間がいるにもかかわらずチェチェンに置き去り、一人で対決し、そして勝つ。「特別だから。」という理由ではあっけなさすぎる。グリフィンの扱いも酷い。ジャンパーという身軽なイメージのキャラクターが重火器を装備しているという設定はクールと感じたのだが。個人的に思ったことだけど(ヘーデンが似ていただけに)アナソフィア・ロブが成長してレイチェル・ビルソンというのはちょっと似てないような気がした。それでもサミュエル・L・ジャクソンの持っていた武器の縄状の部分の色が紫色でなくて安心した。紫色だとコルサントへジャンプしたヘーデンから腕を切り落とされていただろう。 【サムサッカー・サム】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-03-01 21:17:35) (良:1票) |