《改行表示》 7.《ネタバレ》 これ、結構良かったなぁ。 自分を探さないロードムービー。 若い頃、これと似たようなことやってたけど、結局疲れてリタイアしたなぁ。 若い頃の刹那的な移住旅。 客観的に見てる分にはとても楽しい。 自分はこんな旅、二度と経験したくはないけども。 とにかく孤独なんだよな。 移住先、旅先で人との出会いはあるけど、とても希薄なつながりな気がしてね。 【にじばぶ】さん [インターネット(邦画)] 7点(2020-12-12 00:09:06) (良:2票) |
《改行表示》 6.年の離れた弟との交流が軸になっていたから一本つながっていて、とてもよかったと思う。 ピエールもよかったし、森山未來もよかった。 ラストはそこで切れるか、だけど色々想像できるのもいい。 【HRM36】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-08-04 12:36:26) (良:1票) |
《改行表示》 5.《ネタバレ》 主人公の若い女性が家出して、引越を続けながらいろんな仕事をするのが面白かった。 そして最後に男ができて、だけど男女はすれ違って会えない(会わない)。それが良かった。 主人公は正直者だ。 桃娘だったっけ? 拒否するとこが痛快だった。 他の人も書いてるが、カキ氷の才能は確かに愉快。 他人に褒められるというのは嬉しいものだ。遺伝子に組み込まれてるから? たまにはこんな、ふつうの人たちの映画が観たい。 たぶん製作費は、ハリウッド大作映画の一万分の一以下だろう。 内容のない大作の洋画より、内容のある低予算の邦画が観たい。今作がそれ。 【激辛カレーライス】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-12-22 13:03:38) (良:1票) |
《改行表示》 4.偽悪的なタイトルだが、身構えることなく楽しめるまっすぐなストーリー 遠い昔話を思い出しているように優しく、これから始まる物語のように厳しい 最後にかじっているドーナツがとても美味しそうでした! 【月の】さん [地上波(邦画)] 7点(2016-12-22 11:05:15) (良:1票) |
《改行表示》 3.《ネタバレ》 蒼井優が人付き合いの苦手な女の子を好演。 トラブルを避けるために本心を隠して人と距離を置く。 それが嫌な目に遭って来た体験から得た処世術。 そんな中で出会った彼氏や、弟との文通が鈴子の気持ちを動かす。 姉弟の絆は微笑ましく感動的でもあった。 ところが、誠実そうに見えた彼氏のほうは、次第にお金をアテにされるように。 そんな男とは別れて正解。 と思っていたら、まさかのどんでん返し。 口下手で不器用な二人のラストがなんとも切ない。 何やってんだよ、じれったい。 でも、後からちょっと冷静に振り返るとかなり無理のあるところがチラホラ。 鈴子を引き止める手段としてお金を借りて百万溜めさせないというのが浅はかすぎる。 金を借りたら軽蔑されるリスクがあることくらいわかるだろうに。 問い詰められたときも、嫌われたくないなら真相を言うはずだし。 それができないほどのダメ男には、飲み会での対処とかを見るかぎり思えなかった。 それに割と早めに自分から好きだとちゃんと告白もしていたし、それを考えると好きだからここに居てほしいとくらい言えなきゃおかしい。 キャラがブレてる。 そもそも百万円溜まったら引越しという設定に違和感を感じていたが、要するに金を借りて葛藤を生むためのストーリー上の都合でしかなかったのか。 携帯電話のある時代にこんなすれ違いドラマって本当に久しぶりに見た気がする。 携帯電話のおかげで、日常でのすれ違いはほぼありえなくなってしまったから、そこから生まれるドラマもなくなってることを実感。 鈴子の場合は、人と関わりたくなくて持ってなかったということで説得力を保ってはいるが。 幾つかの矛盾点を打ち消しにするほど、蒼井優の魅力が出ていた。 蒼井優じゃなければ、ストーリーにリアリティがないので凡作になっていたかも。 【飛鳥】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-07-06 22:56:29) (良:1票) |
2.映画は面白かった。でも、前科があるとか、両親とか、弟とか、社会性とか、100万円とか、ごちゃごちゃいっても「可愛い顔」をしているから男にもてる。でも、それでも十分じゃない模様。いったいどうしたいんだ?やっぱり「自分深しの旅」なんだろう? 変わり者の。これは、「変わり者の、自分探しの旅を、一般の普通の人に観てもらう」、そういう映画だ。むかしから日本映画にはこういうのんがよくある。でもそういう映画にいったいどういう意味があるのか、今もってよく解らない。 【メロメロ】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-04-30 23:14:27) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 のーんびりほのぼのとした、日本には珍しいロードムービー。なのですが、自分も蒼井優目当てで観賞しました。やっぱり蒼井優は演技が巧くて雰囲気も凄くいい。冒頭の「シャバダバシャバダバ~」とかああいった独り言も凄く自然に、可愛らしく、かつコミカルな感じも出せる。本当に巧いです。彼女だけでも十分なくらいでしたが、監督の演出もあるのでしょうか、道中出会う人々も魅力がありました。中でもピエール瀧さんのキャラは結構お気に入りです。日常的な風景の中にある美しさ、人々の醜さの撮り方もかなり巧い。ラストの中島と鈴子の展開がラストシーンに持っていくために少々強引で、説明的なセリフまで入ってしまったのが残念ではあります。しかしそれでもあのラストも印象深く、いいシーンです。現実的でありながらもコミカルで気の利いたセリフや、会話中のいい具合の間など、俳優全員、何よりも蒼井優の魅力を十分に引き出した作品です。 【Sgt.Angel】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-08-08 20:54:27) (良:1票) |