4.「映画優生学」の見地から、監督、脚本、俳優の全てで現在のフランス映画界の優秀メンバーを集め、「掛け合わせて」できたのがこの作品。でも、できあがった映画を見ると、何が悪かったのか、残念ながら成功とは言えないようです。一番気になったのが、ジャン・レノが「犬嫌い」という設定。「オバQ」じゃあるまいし・・・(笑)。「純血」のはずが、「藤子不二雄」的発想が「混在」したのが、悪かったのかもしれませんね。 【STYX21】さん 5点(2004-06-08 00:14:07) (良:1票) |
3.猟奇っぷりは嫌いじゃない。狂信系サイコな展開も単純にぞくぞくするし、良いと思う。冒頭のミステリアスな雰囲気に、おっ、これはいけるかも、と見入った。しかし中盤以降はどうも繊細さに欠け、観客に不親切な展開になってしまったと思う。謎1つ1つをその時々で完璧に消化して行くのではなく、微妙になおざりになったまま、ほったらかしのまま、中途半端な状態で物語がどんどん進行して行く感じ。観終わっても何だか納得出来ない箇所が所々ある。私の脳味噌の情報処理能力が痛いせいかとも思ったけれど、友人もこの作品の展開について私と同じようなことを言っていたから、よく分からない人も多いんだと思いますよ。もうちょっと丁寧に納得出来るようにことの次第を説明して欲しかった。 【ひのと】さん 5点(2003-12-19 00:45:06) (良:1票) |
2.前半ぞくぞくしながら見てたのに、後半でドンドンずっこけて、最後雪崩でドーっと、ごまかされていつの間にか終わってた。ありやりゃのりゃ~。 【fujico】さん 5点(2003-11-02 18:31:29) (良:1票) |
1.これは、完全にシナリオ構成上の間違い。最後双子だというオチにするなら、少なくとも刑事の一方(当然、ジャン・レノ側でしょうが)が、その事実を疑っている。という設定が必要です。ラストへ行く前に2回は伏線を張るべきです。シナリオ・チェックする機能が、フランス映画にはなくなってしまったのだろうか? 【ちょうじ】さん 5点(2002-08-06 09:23:47) (良:1票) |